25話 【子】と【巳】
「いやほんとリナは何しに来たわけ?」
レネとラミについてMさんと一頻りお話しした後、Rのその発言でやっと本題へ。
「えっとね、一人はつまらないから暇つぶし相手の確保ってことでレネとラミを迎えに来た。」
「教育が終わってなかったらどうするつもりだったの?」
「猫丸ちゃんごとこっちにGO!! 」
「いやちょっと待つにゃそれはおかしいにゃ。」
「「成程。」」
「何故に主様もM様も同意してるにゃ。」
「ちなみに終わってるの?」
ちらっと二人を見て言う。二人とも小さく頷く。可愛い。
「よっし、じゃあ連れてくねー。」
「おっけー。あ、そうだ。【子】と【巳】から報告があるから聞いておきなよ~。」
「? 了解。」
なんだろ? 何かしら問題でも起こった? でもそんなことなんてあんまり無いと思うんだけど…。考え事しててもしょうがない。転移はどうせ一瞬だし。
という訳で戻ってきましたMYハウス!! 報告用に新しく部屋と家具をこっそり創ったのは内緒である。
「ここが私たちの拠点です!!」
「「おお~」」
ふふん♪ どうよ。なかなか立派でしょう!! そのまま部屋案内へ突入。部屋は無いけど。
「コンセプト分かった?」
「つまり眷属の部屋は眷属が出来てから創る、という事ですね?」
「うん。どんな感じがいい?」
ラミは順応が速いな~。レネも無言で考え始めた。
「私は図書館の様にしていただければ…。」
レネの唐突な宣言。どうした急に。
「どうゆう事?」
そこでレネは元の姿に戻る。ちっこい白龍。けれど存在感は結構ある。…今更ながらだけど、戦うときこの仔どんな戦い方になるんだろう。
「私は上様の目として行動したいと思っています。ですから情報を蓄積するならば、本のような形態で残しておきたいなと。」
そう言ってレネは次々と可愛らしいちまい白龍達を生み出していく。……。…おおう、成程ね。【子】の力か。
鼠は一体では出来ることなどほとんど無い。それなのに何故元の世界で害獣になっていたのか。それは数が多いから(他にも理由はあるけど)。鼠の基本戦略は数なのだ。でもさ…【子】の場合それが龍なんですけど? しかもこれパッと見結構強いよ? ……ステータス見りゃいいか。鑑定。
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名 無し
種族 【子】の眷属
Lv.999
体力 9999
魔力 9999
武力 9999
耐久 9999
敏捷 9999
特殊スキル 潜伏 隠密 感覚共有 再生 再誕
称号 【子】の眷属
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……何だろうこれ。うん。今これ10体出てるんだけど。
「この子ら最大で何体出せるの?」
「そうですね。幾らでも呼べますよ。」
「え」
マ ジ か 。
………ゲームバランス崩壊一直線…。……まあいいや。
「OK。それじゃいろいろ手を加えて創っとくわ。それまで私と同じ部屋でいい?」
「もちろんです! 上様!」
「……上様って私のこと?」
「はい? M様からはそう呼ぶと良いと言われたので。」
う~ん。マスターとかは何となく嫌だしな…。主様だとRと被るし…いいか!!
「それでいいよ。ところでラミは決めた?」
「…はい。僕は少し実験も行いたいので…いろんな器具とかも置けるようにしたいのですが…。」
こっそり耳打ちされた物を聞いて思わずキョトンとしてしまう。
「マジ?」
「ええと、マジです。」
「…いいよ?」
「何故疑問形なのですか?」
「じゃ、創っとくねー。」
「……お願いします。」
「任せといて!!」
うふふふふ。面白くなってきた―!! 色々創っちゃうぞー!!
「ステータス乗っけます!!」
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名 レネ
種族 祖龍
Lv.#####
体力 #####
魔力 #####
武力 #####
耐久 #####
敏捷 #####
特殊スキル 【子】 不死 数多の民 etc.
称号 絶対者 王たる者 悠久を生きる者
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名 ラミ
種族 王蛇
Lv.#####
体力 #####
魔力 #####
武力 #####
耐久 #####
敏捷 #####
特殊スキル 【巳】 不死 治癒者 etc.
称号 絶対者 見極める者 悠久を生きる者
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「#####とか???とかは表記しきれない強者にのみ出てくるものです!」
「考えるのが面倒って訳じゃないよ!そういう設定なんだよ!!」




