18話 暇つぶし2 住居建築 其の一
私はこの日、雷と雨の音が煩くて目を覚ました。
ザーーーーーーーーーー ゴロゴロッ!!
う~ん。真っ暗。もはや夜じゃね? 今何時だっけ? ついついそう思ってしまうような天気です。
ザーーーーーーーーーー ゴロゴロッ!!
すんごい雨。あと雷煩い。お外行きたくない。あー、どうしよう。今日は何して暇潰そう。Oh、もう暇だって認めてしまったよ。何か否定したかったのに。くっそー、全部雨がいきなり降ってくるのが悪い!! この洞窟は龍形態用に出来てるとはいえ、暗いし何もないからやることが思いつかないんだぞ!!
あ、そっか。もっと住みやすくすればいいんだ。なんてこったい!! そんな簡単なことにも気付かなくなってるなんて! 天界にいた時はそのくらい初日に気付いていたよ!! 自分の世界を持てたからちょっと気を抜きすぎたかな?
まず、この洞窟を住みやすく改造するにあたって、何が必要だろうかを考えよう。一つは光源。だって洞窟暗いもん。次に部屋分け。これはもう洞窟を大きくしちゃってから考えた方がいいかも。次に家具。うん、文明を感じさせるものがあれば暇つぶしが捗りそう。………………………………………いや、なんだよ。暇つぶしが捗るって。いやまぁ、どうせこれからも暇なんだろうけども!
『…………はぁ、空間弄って住みやすくしよ…………。』
なんか悲しくなったので作業開始。空間を広げて―。お家立てましょー。龍のままだと動きにくいので人形態にチェーンジ。
「あ、やっべ、家の建て方知らんわ。」
家を建てる段階で、まさかの基礎で躓いた。だってそんなの気にしていなかったし、習う事もなかったしね。いや、どうすっかなー。特殊合金みたいなので覆ってみる? まずは土台が先か? …………………………いや、神殿っぽくしとけばいいんじゃね? 私は神だもの。
そうと決まれば即実行。《天地開闢》でレアそうな金属を量産! そこに創造主の魔力とー、世界龍の鱗(その辺に落ちてたやつ。)を混ぜ込んで―。何がでっきるかな~。
「鑑定魔法発動。」
ステータスシステムと連結させながら新たなものを造り出す。さて、そんな新物質の性質を調べてみましょうか。
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名称 無し
ランク 未判別
特徴 凄まじいまでの魔力が変化し結晶化する際に、オリハルコン、ミスリル、アダマンタイト等が混ざった結果、生成される金属。魔力に沿って形を変えるが、一度変わってしまうとその形を保ち続ける。
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おっとー? 何かヤバめな物が出来ちまったぜー? ……………………うん、まぁ便利そうだからいっか!! でも名前が無いのは不便だな。よし。
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名称 白亜の涙
ランク SSS
特徴 凄まじいまでの魔力が変化し結晶化する際に、オリハルコン、ミスリル、アダマンタイト等が混ざった結果、生成される金属。魔力に沿って形を変えるが、一度変わってしまうとその形を保ち続ける。
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「設定完了。…続いて登録。…成功。」
私の持つ力の一つに《世界龍の瞳》っていう機能が存在する。それに登録してしまえば、誰かが鑑定スキルや魔法で見たときに結果が反映される。つまり、私は世界にあるものすべてに一応名称を考える必要があるのだ!! ツライ!!
………………よし! ツライ現実は置いといて、材料が出来たから私のお家を創るぞー!! どうせまた変なものになるんだろうけどな!!
いや、流石に一柱で全部に名前つけんのは無理じゃね? …は、早く眷属をたくさん用意した方がいいのだろうか?
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