11話 怒られました。
「今回は短めです。」
前略、お父さん、お母さん、私の可愛い弟よ。今元気ですか? そちらは楽しい毎日を送れていると私は嬉しいです。
「アハハハハハハハハハ!!!!」
私は今、ひたすら魔物を切っています。あと、魔法で消し飛ばしています。バシバシ魔法を撃ちこみ、ズバズバ切っています。何でこうなった? 狂気ってあり過ぎると二重人格みたいになるんですね。一周しちゃったよ。
「おらあっ!! 残りは何処だあぁ!!!」
「……もう全部殲滅したにゃ。」
「えっ、うそマジ?」
「うわっ! 唐突に元に戻ったのにゃ! 怖いにゃ!」
「じゃあ帰ろー。」
「まずは返り血を洗い流すにゃ!!」
「あ。」
「素で忘れたのかにゃ!? 頭大丈夫かにゃ!?」
水の魔法で汚れを落としてっと。よし、帰ろ。
「はぁ~。なんかもう疲れたにゃ。私は先に戻るにゃ。」
あ、猫丸ちゃんに置いてかれた。ま、自分で転移できるけど。え~っと、ここの空間軸がこうだから…ここをこうして…っと。
「転移魔法発動っと。」
あ~、疲れたから甘いもの食べたいな~。
「成程。それで大暴れした…と……。」
「「はい(にゃ)」」
「ほら!! 僕悪くない!! 解決したもん!!」
帰ってみたらRがMさんに怒られていた。そして私たちはMさんに何をしていたのか聞かれました。もはや事情聴取。んで、言い訳の如く、Rが今回のことを詳しく解説してくれたけど、猫丸ちゃんの予想通りあの世界にいた魔物は別の世界から侵入してきたもので、もともといた生物はあの世界の神(管理者)によって別空間に隔離されていたらしい。魔物が大量に流入したのにRが関わったかは誤魔化されたけど、Mも猫丸ちゃんもRが関わっていると見ているみたい。
「つまり。リナが神としてやっていける力があると他の上位神に示すためにこの機会を利用したと? 良いタイミングが来るまで待っていたという事ですか?」
え、そんなこと出来んの?
「うん! そういうこと!!」
「マジで!?」
出来るんだ………。知らんかった。流石最上位神。こんな普段はちゃらんぽらんでもやるときはやるんだな。
しかし、Rの返事を聞いたMは呆れたように溜息をついた。そして、勢いよく顔を上げ、
「こんのドアホ!!!」
絶叫した。
「何でさー!?」
「分かっていたならもっと速く対策を打ちなさい!! というか私にも教えておきなさい!! 後、なんでそんなアホな事したのですか!! 周囲の世界にどれだけ影響がかかるとおもっていたのですか!!」
「え、待って」
「言い訳無用です!! こちらに来なさい!!」
Rはズルズルと引きずられていった……。
「え、あれ? 私の受けてた試験どうなったの?」
猫丸はそっとリナから目を逸らした………。えええええぇぇぇ!?! 再試決定だったりするんですか!?
「2021/2/27改稿いたしましたー。」




