我々はコップである
我々はコップである。
知識という名の水が入ってコップである。
水を蒸発させないように水を注ぐ。
しかしそれもまた蒸発させてしまう。
そしてまた水を注ぐ。
何て甘い水だろうか。
我々の使える水には限界がある。
しかしそれをすべて注ぐことは出来ない。
なぜなら我々はめんどくさがりだからだ。
何がって?
水を入れる時の労力だ。
お前もそう思うだろう?
我々は壊れたコップをたくさん見てきた。
あぁ分からない。
水をたくさん注ぎ、それをたくさん蒸発させた。
なぜ笑ってるのだ?
なぜそう幸せそうなのだ?
私にもそれが分かる時がくるのだろうか。
読んでいただきありがとうございます。
あなたのコップに幸あれ!