嚆矢濫觴-Pioneering figure Ransho
朝のチャイムが鳴った。
朝霧「アユム。よっ!」
僕は黒田 歩。朝霧からはアユムと呼ばれている。
黒田「おはよう。ショウタ」
彼は親友の朝霧翔太。幼なじみである
黒田「最近物騒だよな。この前も行方不明者5名だってさ。ニュースでやってたよ。」
朝霧「……」
黒田「どうした?」
朝霧「あぁいやなんでもねぇ。怖ぇなぁ」
黒田「だろー。この街意外と人多いからさぁ」
朝霧「実は後ろにいたりして」
夏季「どーーーーん!」
黒田「おわぁぁ。ってお前かよ」
この子は夏季 美保。中学からの仲でよく3人で話すことが多い。
夏季「よっ」
朝霧が驚いた僕をみて笑っている
朝霧「夏季ナイスタイミング!」
黒田「全然良くないんですが!」
最後の授業が終わり皆が帰り支度をしている。
黒田「じゃあそろそろ帰ろうか」
うんと頷く二人をつれて学校を後にした。
帰り道の岐路で3人がそれぞれ別れる。
朝霧「んじゃ。また」
おう。と返答する2人と背を向けて歩いた。
---瞬間悲鳴が鳴り響いた
黒田「なんだ?」
遠くにフードを深く被った男がこちらを見ている。
朝霧「何か持ってるぞ…」
その男の手にはの紅い血で染められた鉈が握られていてその下にうずくまった女性がいる。
黒田「殺人…か…!?」
逃げようとして出した足は思うように動かない。
男はこちらを見て横をみて頷くとこちらへ走ってきた。
翔太がアユムの方へかけより押し退ける。
朝霧「ぐはっ」
翔太は男の蹴りをくらい数m飛ばされた。
黒田「翔太ァ!」
男は素早くこちらを向き鉈を首下へ突きつけた瞬間。
辺りは真っ暗になり生暖かい様な感覚だけが残る。
状況はわからない。ただ意識が瞬間戻ってきた。
なにか漏電しているような音が聞こえる。
黒田「うぅッ」
電柱に横たわっている自分の体をゆっくり動かして。
黒田「翔太?夏季?」
二人の姿が見えない。
黒田「痛てて」
あれだけの事があったのに軽傷で済んでいる事に違和感を抱き。
黒田「二人はどこにいったんだ?」
???「ア……ユム」
掠れた声で自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。
黒田「何処だ?返事をしてくれッ!」
夏季「ゴホッゴホッ」
黒田「夏季!大丈夫か!」
倒れた瓦礫に埋もれていた夏季が顔を出した。
アユムは瓦礫をどけ夏季を出した。
夏季「ありがとう…アユム…」
ボロボロになりながら感謝を述べる夏季
黒田「見つかって良かった…でも翔太がまだ…」
夏季が言った言葉に唖然とするアユム
――――朝霧は連れていかれたよ―――――
「終焉」
成瀬 海兎です。
なろうに出すのは一作品目ですが、書きはじめから数えると二作品目です。
日本語がおかしい部分もありますが、読んで頂けたら嬉しいです。




