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摩訶不思議~人形神社~  作者: 幹枝四季
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第六話 ダンス部全員集合!

「瞳ー!あ~、やっと解放されたよ~。」

あれから30分後疲れ切った顔をした琳が入ってきた。

「おつれさま。いったいなにやらかしたの?」

「えっ、2,3人病院送りにしただけだけど?もう、あの先生しつこすぎ!」

・・・

「へーそっか。たいへんだったねー。」

「山宮さん全然心こもってないよ。へーそっかで済ませられ問題じゃないからね?!

 ツッコミをあきらめないでよ!」

そんなこと言われても今川君。これをどうしろというのだね。

ガラッ

「あ」

「ゲッ」

「こんにちわ!」

「こんにちわ、琳ちゃん。瞳ちゃん。」

部長のお出ましです。今川君思いっきりゲッていったの聞こえてるよ。

「ルー君、今日もかわいいね~!」

先輩は今川君のことをルー君って呼んでるんだ。今川君めっちゃいやそうな顔してる・・。

「ちょっ、こっちくんな!じゃなくて来ないでください!」

「そんなこと言わないでよ~、僕今日生徒会頑張ったんだよ~?癒して~。」

そういいながら今川君を抱きしめる鈴瀬先輩。あ、先輩今日生徒会なんだ。どうりで遅いと思ったら。今川君、口ではいやいや言ってるけど、本気で振り払おうとしてない。先輩今日疲れてるからかな。いつもはいやって言われたらかわいいっていうのはやめないけど抱き着いたりなんかしないし。

部活やりながら生徒会長とクラス委員の仕事やるの忙しいもんね。

「二人ともほんとは仲いいですよね。」

「山宮さん?!」

「ふふっ、ありがとう瞳ちゃん。ごめんねルー君抱き着いたりして。」

あ、離れた。

「そんなことより!瞳、なんか忘れてない?!悩み聞いてあげるって朝言ったでしょ!」

ああ、そういえば。別に悩みじゃないけどね。

「その前に部活だよ、琴塚さん。全員そろったし早く始めよう。」

「そうだね、先生いないけどそろそろ始めよっか。瞳ちゃん話はあとで聞くね。いいかな?」

「はい、大したことじゃないんで大丈夫です!」



「なるほど、瞳ちゃんが神社の掃除をしてたら見たことない人形にんぎょうと萩君っていう子が現れたと。」

「はい、それで今日会う約束をしてて。友達になれたらいいなって思ってたんです。」

踊り終わって昨日のことを一通り説明した。あ、萩がイケメンだったってことは言ってないよ?

さすがにね!

「え~、なんか怪しくない?やめといた方がいいと思うな。」

「俺も賛成。すぐに人を信じるのは山宮さんの悪いところだよ。いいところでもあるけど。」

おっと、反対された。も~、二人とも疑いすぎだよ。

「先輩はどう思います?」

先輩に助けを求める。先輩にまで反対されたらもうあきらめるしかないよ…。


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