第八話 萩に会いに行こう!(1)
「あ、そうそう!それ!人形じゃなくて人形だけど、神社で見た奴とおんな
じだ!」
思わず大声で叫んじゃった・・。はずかしい・・・・(/ω\)
先輩も今川君もいつの間にかこっちに来ている。
「どうしたの?」
「やっぱり!瞳、あたし瞳が見た人形の子のこと、知ってるかも!」
「それって、山宮さんがいってた萩って男の子のこと?」
え、知り合いだったの?
「違う、その子のことは知らない。人形なんだよ。」
「琳ちゃん、とりあえずk「とりあえず!神社に行くよ!ほら瞳早く!」
「ええ、ちょ、ちょっと待って!押さないでよ、琳!」
そういいながら琳は私をドアの方にグイグイ押してくる。その後ろで今川君が私たちの荷物を持ちながら鈴瀬先輩に話しかけている。
「鈴瀬さん、ふたりとも行っちゃうよ。さっさと準備してよ。」
「えっ、全然状況つかめてないんだけど?意味わかんないし、僕どうすればいいの?」
「俺もよくわかんないけど、とりあえず二人についてかなきゃ。どっちみち神社行くんでしょ?」
「それはそうだけど....。」
「でしょ?ほら、早く用意して。二人ともちょっと持ってて!」
うんと返事をすると、今川君はニコッと効果音がつきそうな笑顔を返してくれた。イケメンだなあ・・。
「瞳お前今、瑠郲斗に見とれてただろ。」
「えっ(ギクッ)そんなことないよ?」
「ほっんとイケメン好きだよね。その萩って奴もイケメンだったりすんの?」
その通りでございます。なんだろう、今川君がかわいい系イケメンで、先輩がさわやか系イケメン。
で、萩がクール系イケメンかな?
「哨も結構顔立ち整ってるよねー。良かったな瞳。周りイケメンだらけじゃん。」
「哨はチャラい系かな。見かけによらずまじめだけど。」
ほんと毎日が楽しいよ。神様ありがとうございます。