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俺は最後の訓練に向けて思いっきり休むことにした
サティアンから一日、暇を出された
俺は温泉に浸かり、リフレッシュするのだ
モブマントを着けないで町を闊歩するのは久しぶりである
遊ぶ金は十分にある
あさっては最後の訓練なのだが
まあ今の俺なら大丈夫だろう 多分・・・
「すばらしい成績でしたねぇ」
「このぶんならあなたに安心して仕事を任せることが出来そうです」
「頼りにしてますよ」
サティアンが後ろから着いてくる
モブマントを脱いだその姿はとても殺人ができるようには見えない
拉致られたとき以来だ
彼女の素顔を見たのは
腰まで長く伸びたストレートなサラサラな艶のある髪
「サーティワンアイス」が好きそうな無邪気な女の子
そんな可愛らしい印象なのに なんでこんな仕事をしているのか




