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「い、いやなんでもない 先に進もうか」
僕は勇者を後ろにつれて、懐中電灯で前方を照らす
盗賊になって移動・脱出ルートとしてつかっているこの下水道
今なら目を瞑ってでも自分の行きたいところに進んでいける
この下水道には何度も助けられた
子供の頃は雨露を凌がせてもらった
幼馴染と盗んだパンをかじったり、おばけがでるんじゃないかと冷や冷やしながら道を覚えたんだ
僕の庭みたいなもんだ、この下水道は
「おい、壁に何か書いてあるぞ」
「い、いやなんでもない 先に進もうか」
僕は勇者を後ろにつれて、懐中電灯で前方を照らす
盗賊になって移動・脱出ルートとしてつかっているこの下水道
今なら目を瞑ってでも自分の行きたいところに進んでいける
この下水道には何度も助けられた
子供の頃は雨露を凌がせてもらった
幼馴染と盗んだパンをかじったり、おばけがでるんじゃないかと冷や冷やしながら道を覚えたんだ
僕の庭みたいなもんだ、この下水道は
「おい、壁に何か書いてあるぞ」