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俺が今までディーラだと思っていた男はサティアンだったのか
モブマントで顔が認識できなくなるのは身をもって証明済みだったが、自分がやられるとは
「まぁ一旦でましょうか」
俺は3人に囲まれ、店の外に出た
歩きながら俺は自分の間抜けっぷりに気づいた
勇者の近くにこいつらがいるのは当たり前じゃないか
なんで気がつかなかったのだろう
俺は勇者が賭け事に熱中しているのを見つけたとき、すぐこの場をはなれるべきだったのだ
「単独行動はいけませんねぇ」
サティアンはいつもの調子で話し始める
どうゆう感情で話しているのか、まったくわからない




