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「ふう、よっこらせっと」
俺は最後列の右端の傍聴席に座った。
裁判所の中は座席の3分の1くらいが埋まっている。
一体どんなやつが出てくるのだろう、ワクワクする。
目の前に人が座った。
スケッチブックを抱えてベレー帽をかぶっている。
ステレオタイプというか、もう見たまんまの画家である。
いわゆる法廷画家というやつか。
目の前の人はスッと鉛筆を取り出し、カッターナイフのようなものでシャッシャッと削りだす。
そして、ある程度削るとふっと息を吹きかけ、仕上がりを確認する。
「ふう、よっこらせっと」
俺は最後列の右端の傍聴席に座った。
裁判所の中は座席の3分の1くらいが埋まっている。
一体どんなやつが出てくるのだろう、ワクワクする。
目の前に人が座った。
スケッチブックを抱えてベレー帽をかぶっている。
ステレオタイプというか、もう見たまんまの画家である。
いわゆる法廷画家というやつか。
目の前の人はスッと鉛筆を取り出し、カッターナイフのようなものでシャッシャッと削りだす。
そして、ある程度削るとふっと息を吹きかけ、仕上がりを確認する。