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女子会に参加してみたくて
宜しく御願い申し上げます!
本当に、純粋に女子会というものに参加氏出たいという願いしか持っていなかったのだ。 女子会が、女子会というものが、とにかく羨ましくて仕方がなかった。それだけだったのだ。 そう。もともと、その願いが心の奥底から湧いて出たのは下心からでもなんでもないのである。 そもそも女子会とやらが一体何物なのか、具体的にはさして知りもしなかったのだから。 単に、「女子会」という言葉から連想される純粋なるイメージから、何やらとてつもなく華やかで愉しそうであり、ミステリアスでもあり、メルヘンチックでさえあり、ロマンティックな会合を思い描いてしまっているだけだと言えば、その通りなのだが。 男子よりも女子の方が世の中、少なくともこの日本国における世の中では生き易い。 それが長年、培ってきた俺の持論だったのである。
御読み頂きまして、誠に有難う御座いました!