表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/41

解放

ジョンが出張った部屋で俺は、忙しなく手を動かしていた。

さっきの銃声、間違いない。酒場で聞いたショットガンを同じものだ。

「あとちょっと‥‥‥あとちょっとなんだ」

ラハが来てくれたのは嬉しいけど、ただ助けられる俺じゃない。このぐらいに拘束、自分でなんとかしてやる。

俺は両手首を上下に擦り合わせる。よし、縛っていたロープが緩んだ。ここからは、根性勝負だ。

俺は一気に手首を引き抜いた。

「痛ってぇぇ‥‥‥!」

筆舌に尽くしがたいってもんじゃない。熱い鉄板を手首に押し当てたみたいだ。

ダメだ。一回休憩。

痛みが限界に達したら少し休み、また手首を引き抜く。限界が来たらまた休む。しばらくそれを繰り返すうちに。

「よし! 右手は自由だ」

ここまで来たらこっちのもんだ。空いた右手で、ロープを解いた。

これで晴れて自由の身だけど、何も持っていない。丸腰だ。

とりあえず何か武器を探さないと。

「どうか誰にも会いませんように」

丸腰で銃を持った奴と相対したら、一貫の終わりだ。俺は息を潜めて、部屋を出た。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ