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続・母親
葵が留守にするというので、セフレを家に呼んだ。しかし、いつものように機械的なセックスが始まろうとしたとき、ドアが開いた。葵が目を見開いている。
「京介!婚約者でもない人と!」
「お前、何で帰ってくるんだよ!」
「いいから二人とも服を着なさい!」
それから俺たちは一時間に渡り、貞操と避妊の重要性について説かれた。
「何か質問は?」
俺はうなだれた。
「お前、何なんだ?」
「私?あなたの母親です」
ため息を煙草の煙で誤魔化そうとしたところ、部屋の煙草とライターはすべてなくなっていた。予想以上に重いため息が出た。