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短編詩集Ⅱ

山紫水明から満目荒涼へ至らぬ為に

作者: 若松ユウ

春は新芽を開かせて

夏は緑葉を広げさせ

秋は山里を彩らせて

冬は氷雪を積もらす


花は地面で咲き誇り

鳥は大空を飛び回る

風は波雲を呼び寄せ

月は周期で満ち欠く


木は青々と茂り

火は赤々と燃え

土は黒々と佇み

水は白々と流る


さてさて

ここで問題がひとつ

人は何を為すべきか

或は為さざるべきか


風光明媚な景勝地で

来年も同じ景色を愉しめようかと

生れたままの姿で湯に浸かり

私は徒然に考を巡らした


答えが無い問題である

答えの出ない問題でもある

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