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18・暗殺者との対面と王都への帰還

 その日の晩、私は部屋の明かりをつけたままベッドに寝転がっていた。

 初日は疲れとかがあって、考える間もなく眠れたけれど、落ち着いた二日目から暗闇が怖くて眠れなくなっていたのだ。

 おまけに召喚されてから慌ただしく毎日が過ぎていき、この世界のこととか王城でのルールや礼儀作法など覚えることも多く、寂しさを比較的感じることはなかったのだけど、こうして考える時間ができて不安になったこともあり、私は寂しくなって家族が恋しくなってしまった。

 頼みの綱の携帯電話はフィニアス殿下の屋敷にあるし、こっちにきて四ヶ月ほど経っていることもあり、充電が切れているかもしれない。

 こんなことなら、電池が減ることなんて考えずにもっと写真とかメールとか見ておけば良かった。

 視界がぼやけていき、私は目をギュッと瞑った。

 泣いたら瞼が腫れて泣いていたことがばれてしまう。テオバルトさん達に心配をかけちゃいけない。

 気持ちを紛らわせるために、何か楽しいことを考えようと、すぐに私は昼間のクリスティーネ様との会話を思い返し、出てきそうな涙を引っ込めた。

 とりあえず目を瞑っていれば、その内眠くなるに違いないと思い、目を瞑ってみるけれど、一向に眠気はやってこない。

 寝たいのに寝られない状態にイライラしてしまい、なおさら眠れないという悪循環。


 結局、私が眠れたのは明け方になってから。

 モーンシュタイン伯爵家の侍女に起こされたのは、それから数時間後である。

 まったく寝た気がしないまま、私は起床した。



 そんなこんなで若干寝不足の私のところに、暗殺者の男の人が目を覚ましたという知らせがテオバルトさんから届いた。


「それにしても、ずいぶんと酷い顔だね」

「…………途中で起きたら、眠れなくなって」


 暗闇が怖くて眠れないとは口がさけても言えない。色々と大変な時期なのに、私のことでこれ以上迷惑はかけられないからと嘘をついた。

 これ以上、詳しく聞かれるても困るから、私は話題を変える。


「ところで、暗殺者の男と話をすることはできますか?」

「できるけど、あまりおすすめはしないよ」


 暗殺者と対峙することにテオバルトさんは渋い顔をしている。

 だけど、彼を助けた身としては気になる。

 私がテオバルトさんの顔をジッと見ていたら、彼は目を閉じてため息を吐いた。


「……仕方ない。僕も同席するからね」

「ありがとうございます」


 テオバルトさんにお礼を言った私は、彼と一緒に暗殺者の男がいる部屋へと向かう。


「ここだよ。何をするか分からないから、あまり奴に近づかないように。それから、昨日言い忘れていたけど、召喚のことは陛下とフィニアス殿下、テュルキス侯爵、僕以外は知らないから、うっかり口にしないように気を付けるんだよ」

「はい」


 クリスティーネ様に余計なことを言わなくて良かった。うっかり口にしないように気を付けないと。

 私は色んな意味で緊張しながら部屋へ入ると、暗殺者の男がベッドで上半身を起こしており、こちらを一瞥すると視線を窓へ向けた。

 濃い藍色の髪は癖毛なのかところどころはねており、鋭い目つきが印象的で、私は彼に対して冷徹そうな印象を持った。

 こちらを拒絶するような態度を取る相手と少し距離を開けたところに立った私は、口を開く。


「体が起こせるようになって良かったです。もう大丈夫ですか?」


 私の問いに暗殺者の男は何も答えず、窓の外を眺めている。


「私の名前は瑠音・堂島と言います。貴方の名前を教えてくれませんか?」


 それでも暗殺者の男は喋らない。

 警戒……されているのかな? 味方かどうかを考えているのかもしれない。


「あの、貴方を害するつもりはないって上の人達は言ってました。だから安心して下さい」

「なんで俺を助けた」


 視線は窓の外を見たまま、暗殺者の男ははっきりと口にした。

 すぐに答えなかったのが気になったのか、彼は私の方に視線を向ける。

 彼は怒っているような目をしていた。

 いや、明らかに怒っている。どうしてなのかは分からないけれど、彼は怒っていた。


「同情か? 哀れみか? それとも人助けをした自分に酔いたかっただけか? だったら、さぞかし満足だろうな。こうして俺は生かされた。あんたの望み通りの結果だ」


 どうして怒っているのかは分からないけど、助けてあげた、なんて私はこれっぽっちも思っちゃいない。

 人助けをした自分に酔ってもいない。

 だけど。


「貴方に対して同情も哀れみもありました。牢屋にいたときは貴方が拷問を受けているのを見ていましたから。でも人助けをした自分に酔ってはいません。私はあの場で貴方を見捨てて逃げて貴方が死んだら、絶対に後悔する。罪悪感を持ってしまうと思ったから連れて行っただけです。貴方は先代皇帝陛下側に雇われていたから、情報が得られるかもっていう多少の打算もありました。人助けなんて綺麗な気持ちは、ほんのちょっとしか持っていませんでした」


 しっかりと相手を見据えて私は口にすると、予想外の答えだったのか彼は驚いていた。


「屋敷が火事で見張りがいなくて、彼らがいつ戻ってくるか分からないという状況です。じっくり考えている時間はありませんでした。だから私は自分が後悔しない方を選択したんです」


 私の背後から、余計なことは言うなよ、というテオバルトさんの圧を感じ、落ち着くために深呼吸をする。

 まだ私は言いたいことを全部言ってない。


「それに、貴方は『死にたくなかったら自分の足で歩いて』という私の言葉に応えてくれました。小川の場所が分からなかった私に場所を教えてくれました。それはつまり、貴方は死にたくなかったということだと思うんですけど。違いますか?」


 言われた通りだったのか、暗殺者の男は舌打ちをして私から顔を逸らした。

 これまで様子を見ていたテオバルトさんは私達の会話が終わったと判断したようで、私の前に出る。


「こちらに協力してくれるのであれば、君をエルノワ帝国に引き渡さないと約束するよ。君だって困るだろう?」

「……こっちに選択肢はねぇってことかよ」

「こっちも手段を選んでいられないんでね。それに、ここで見逃したところで、君はもうベルクヴェイク王国にもエルノワ帝国にもいられない。ずっとイヴォンに命を狙われる破目になる。なら、君の身の安全を保障する代わりにこちらに協力した方がいいと思わない?」


 グッと唇を噛みしめていた暗殺者の男は、しばらく考え込んでいたけれど、覚悟が決まったのか顔を上げた。


「分かった」

「助かるよ。僕はテオバルト。ベルクヴェイク王国の魔術師だ」

「俺はキール。知っての通り暗殺者だ。それと、諜報員のような仕事もしていたから情報集めも多少は得意だ」

「色々と詳しい話を聞かせてもらいたいが、君の監視も兼ねて近い内に王都のフィニアス殿下の屋敷に送ることになっているけど、了承してもらいたい」

「別にそれは構わねぇよ。一応、助けられた恩はあるからな。その分は働く。ただし」


 と、言葉を区切り、彼は私に視線を向ける。


「俺の雇い主はその女だ。お前ら貴族に雇われるのはごめんだからな」

「え!? 私!?」

「当たり前だろ。お前が俺を助けたんだ。恩を返すならお前に対してだろうが」

「いやいやいや。私は牢屋から連れ出しただけで、傷を治したのは、他の人ですよ?」

「だが、きっかけはお前だ。俺は他の人間の下に付く気はない。特に貴族にはな」


 どうしようと思った私がテオバルトさんを見ると、彼は緩く首を振って諦めろと口にした。

 でも、フィニアス殿下達に協力してもらうためだし、ここで頷くしかない。


「……分かりました。よろしくお願いしますね。キールさん」

「キールでいい。あと、敬語なんて使うな、調子が狂う」


 呼び捨てには抵抗があるけど、本人がそれで良いって言ってるんだから受け入れた方がいいよね。

 私は改めて「じゃあ、キール。よろしくね」と口にすると、彼は無言で頷いた。

 

 こうして私はキールを雇う形となり、彼が回復するのを待った後で、私達は王都のフィニアス殿下の屋敷へと向かったのである。

 途中で馬車を乗り換えて、私達は荷物を届ける風を装ってフィニアス殿下の屋敷へと入った。


 召喚された日から、ほんの一週間しかいなかった屋敷だったけど、それでもエマさんやヘルマンさんの顔を見て私は安心した。

 二人とも事務的な応対だったけどね。

 少ししてから、慌てた様子でフィニアス殿下がやってきて、こんな時間に彼がいることに私は驚いてしまった。


「あの、王城に行かなくても大丈夫なんですか? 仕事は?」

「大丈夫です。貴女を失ったショックで屋敷に籠もっている、ということになってますので」

「それで納得させられるんですか……」

「少なくとも疑問に思う声は聞こえてきませんね」


 フィニアス殿下はしれっとした顔で言ってのけている。

 王城内での噂、つまり私とフィニアス殿下がそういう仲であるということを肯定することになっているけど、殿下も陛下もそれでいいのかな?

 でも、この会話を深く掘り下げたら、知りたくない情報を聞かされるような気もするし、ここは流しておいた方がいいかも。

 私は周囲を見回して、何か他の話題はないかと探していると、屋敷で保護しているはずのアルフォンス殿下の姿が見当たらないことに気が付いた。


「フィニアス殿下、アルフォンス殿下は?」

「勉強中です。ルネの到着を心待ちにしていたので、終わったら顔を見せてあげてください。きっと喜びます」

「わかりました」

「……それにしても顔色がずいぶんと良くないですね。馬車の移動に疲れたのでしょうか? アルフォンス殿下の勉強が終わるまで、部屋で休んだ方がいいです」

「それはだめよ!」


 フィニアス殿下の言葉に、同行していたクリスティーネ様が被っていたフードをまくりあげて声を上げる。

 睡眠不足の件を突っ込まれるかもと思っていた私は、クリスティーネ様が割って入ってくれたことにちょっとだけホッとした。

 彼女もいたことを知ったフィニアス殿下は、げんなりとした表情を浮かべている。


「貴女はテュルキス侯爵の屋敷へお戻りなさい」

「どうしてですか? 私はルネとお茶をする約束をしているんです。それに刺繍を教えることになっていますから」

「……本当ですか?」


 疑いの目をクリスティーネ様に向けつつも、フィニアス殿下に尋ねられたので私は何度も頷き肯定する。

 モーンシュタイン伯爵の屋敷で、刺繍も乗馬も楽器の演奏もできない私に、なら教えて差し上げる! となったのだ。

 あれこれと世話を焼いてくれるところが可愛いなぁと思って、私は彼女の提案にのることにしたんだよね。


 クリスティーネ様の言っていることが本当だと知ったフィニアス殿下が「そうですか」と呟くと、上機嫌な彼女は私の腕に手を回し、さ、こっちよと歩き始めてしまった。

 すぐにエマさんが前を歩く形になり、部屋へと案内してくれる。


「あら」


 先に部屋へと入ったクリスティーネ様が声を上げ、私は何があったのかな? と後ろから中を覗くとジルヴィア様が無表情で紅茶を飲んでいた。

 クリスティーネ様の知り合いだったのか、彼女はズカズカと部屋へと入り紅茶を飲んでいるジルヴィア様へと声をかけた。


「ジルヴィア、貴女も来ていたのね」

「……報告に来たのよ。いたら悪いの?」

「別に。あ、そうだわ。貴女にも紹介して差し上げるわ。ルネ」


 いきなり名前を呼ばれ、慌てて私は部屋の中へと入る。


「ジルヴィア。彼女はルネよ。以前、王城で働いていたの」

「知ってる」

「あら、御存じだったの?」

「週に一度、フィニアス殿下に報告に来ていたから。それに連れて行かれるの、見てたもの」


 カップをテーブルに置いたジルヴィア様はクリスティーネ様の後ろにいた私に視線を向けた。


「ああ、確かルネが連れて行かれる現場を見ていたのよね。貴女が馬車の紋章を見ていたから、すぐに誘拐犯に辿りついたってお祖父様が言ってたわ」


 私が連れて行かれる現場を見ていたのがジルヴィア様だったことに驚いたけれど、彼女のお蔭で命が助かったということだよね。

 私は、感謝の言葉を伝えようと、ジルヴィア様に「あの」と声をかける。


「ジルヴィア様のお蔭で、こうして生きて戻って来られました。本当にありがとうございます!」


 そう言って私は勢いよく頭を下げた。

 ジルヴィア様がすぐに伝えてくれなかったら、きっと足の怪我だけじゃ済まされなかったし、もっと酷いことになっていたと思う。

 あんなに早く助かったのは彼女のお蔭。彼女は私の命の恩人だ。


「ちょ、ちょっとルネ! ジルヴィアが驚いて固まってるから、顔を上げなさい!」

「へ?」


 クリスティーネ様の慌てた口調に私は顔を上げると、目を丸くしているジルヴィア様と目が合った。


「あの、ジルヴィア様?」

「……別に、見たままを報告しただけ……。その程度で感謝するなんて……大袈裟ね」

「大袈裟なんかじゃありませんよ! あとちょっとで拷問されていたんですから。それに殺されていたかもしれませんし。だから、ジルヴィア様は私の命の恩人です」


 ジルヴィア様は、私の言葉を聞いてすぐに顔を背けてしまったけれど、耳が真っ赤なのが丸わかりであった。

 どういう反応なのだろうかと思っていた私に、クリスティーネ様が耳打ちしてくる。


「彼女は、考えるよりも先に口が出るのよ。おまけに物言いがきつくて遠慮というものを知らない性格だから、感謝されるという経験がないの。だから、戸惑っているのよ」


 うふふ、と楽しそうにクリスティーネ様は説明しているけれど、ほんの数日前に貴女も似たような反応をしてましたよね?

 ……思うんだけど、クリスティーネ様といいジルヴィア様といい、どれだけ他の人から誤解されているの!?

 普通に生きていれば優しい人だね、とか、ありがとう、とか言われることもあると思うんだけど。

 チラリとジルヴィア様へ視線を向けると、彼女が勢いよく立ち上がった。


「報告は……終わったから、帰る」


 こちらを見ようともしなかったジルヴィア様は、足早に部屋から出て行ってしまう。

 あまりの素早い行動に私もクリスティーネ様も彼女の去った後を立ち尽くしながら眺めていた。

 そのままボーッと扉を見ていたらノックする音が鳴り、向こう側からヒョコッとアルフォンス殿下が顔を覗かせた。


「アルフォンス殿下!?」

「ルネ!」


 私の姿を見つけたアルフォンス殿下は、一目散にこちらに走り寄って腰に抱きついてくる。


「お勉強は終わったのですか?」


 アルフォンス殿下は私のお腹に顔を埋めたまま、頷く。


「ルネが無事で良かった。おじ上から話を伺ったときは心配してたんだからね。本当に、無事でよかった……」


 私のスカートをギュッと握っているアルフォンス殿下の声が震えている。

 いきなり親しくしていた侍女がいなくなったら、不安にもなるよね。

 私はしゃがんで、アルフォンス殿下の手に自分の手を重ねた。


「ご心配をおかけしました」

「怪我は、しなかったの?」

「ちょっとだけです」

「痛かった?」

「ほんの少しだけですよ」

「本当に?」

「はい」

「……もう、いなくならない?」

「はい。フィニアス殿下に守っていただけるので、大丈夫です」


 アルフォンス殿下は、なら良かった、と涙目で微笑んだ。

 二人で笑い合っていたところ、ノックの音がして、今度はフィニアス殿下が部屋へと入ってくる。


「ああ、アルフォンス殿下。こっちにいたのですね。部屋まで迎えに行ったのに、いないので探しましたよ」

「ごめんなさい、おじ上。ルネに早く会いたかったから。それに、おじ上との約束通り、ちゃんとお利口さんにしていたから、もういいかなって思って」


 フィニアス殿下との約束?

 私が首を傾げていると、彼は、自分が無事に連れ戻すから、ちゃんと勉強して大人しく帰りを待っているんですよ? とアルフォンス殿下と約束したことを説明してくれた。

 アルフォンス殿下は、どう? 偉いでしょう? という態度で私を見ている。

 その様子がとても可愛くて、私はついつい口元が緩んでしまう。


「僕、がんばったでしょう?」

「ええ、とても」

「だからね。あのね……」


 途端にモジモジしながら、アルフォンス殿下は何かを言おうとしている。

 私は、何ですか? と言いながら、彼が口にするのを待った。

 どこか恥ずかしそうにしながら、彼は上目遣いで私を見上げた。


「前にしてくれたみたいに、頭を撫でてくれる?」


 瞬間、フィニアス殿下とクリスティーネ様が動きを止める。

 王子様の頭を撫でたことをバラされ、私も白目を剥く。

 これは、どうしたらいいんだろう。アルフォンス殿下のお願いを聞いた方がいいのかな。

 でも、軽々しく王子様に触るのは……と思って、私はフィニアス殿下に視線を向けると、彼は視線を逸らして咳払いをした。


「……まあ、この場には私とクリスしかいませんから、問題はないかと思いますよ」


 クリスティーネ様からフィニアス殿下! と叱責する声が上がるが、彼はまったく表情を変えない。

 叔父であるフィニアス殿下から許可が出たことで、アルフォンス殿下は期待に満ちた眼差しをしている。

 もう一度、確認のために私はフィニアス殿下を見ると、彼は笑顔のままゆっくりと頷いた。

 クリスティーネ様は、もう、と言いながら別の方向を見ている。どうやら見ない振りをしてくれるらしい。

 ならば、と私はアルフォンス殿下の頭へと手を伸ばし、柔らかな金色の髪を優しく撫でた。


「待っていてくれて、ありがとうございました」

「えへへ」


 頬を染め、嬉しそうに微笑むアルフォンス殿下。

 私は彼の笑顔を見て、ああ戻って来られて本当に良かったと心から思った。


 ちなみに、フィニアス殿下は無表情でアルフォンス殿下の頭を撫でている私を見つめていた。

 何を考えているのか分からなくて、私が狼狽えていると、すぐにいつものフィニアス殿下に戻ったけれど、あれは一体何だったのだろうか。

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