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ワイルドピース  作者: イチゴミルクボーイ
7/8

石田篤司×木村一浩

石田篤司と木村一浩の話です。高校生と高校生の話です。

みなさん、事故には気をつけてくださいね!(笑)

(7話目・逃げても…追っても…)

この世には、他校の女子に好かれる…モテる。小中高大の男しか居ない学校『美衣留学園びえるがくえん』がある


ピーポーピーポー


ーあれ?なんで、俺、こんなとこに居るんだっけ?ー


「大丈夫か?死ぬなよ!死ぬなって」

ーあれ?一浩?あ…そっか……

ー俺、死んだんだ。最後、ぐらい一浩の顔見て死のー



ー数日前ー



「これで、最後の一発」

バスケットボールを投げ『ガタンッ』とゴールに入る


それを俺はずっと見てた


ずっと……ずっと……ずっと……


ーだから、これが恋だと解るのはー


「時間はかからなかった」


「えっ?」


ゴールに入って地面に落ちる『ダンッ!ダンッ!』と音の後……


『聞こえてた』と思った……


好きだ!好きだ!好きだ!


「好き…で、す」


声が聞こえた。それはとてもとても泣いていてとてもとても苦しそうな……『恋した』声だった


「えっ?」

キョロキョロと見て顎に人差し指を当てて「俺?」って言った声に大声で泣きそうになったが嗚咽を堪えて倒れた


「大丈、夫……」


ー俺がこの手を握れない…俺はー


『ダメ!』なんて言えない


「ごめん……」

立ち上がり言った。その後、走った。『カコンッ』と鍵が落ちる音が聞こえないほど……


走った


学校を出て信号機を超えて「一浩!忘れも……」信号機は赤だった


『バンッ』と車が来て倒れた


「篤司!」

大声の声は救急車の音にかき消された

「大丈夫か?死ぬなよ!死ぬなって」

救急車に運ばれて行った


ー病院ー


病院の先生は「ダメだ」と言っていた


石田篤司のベッドに泣きながら大声で叫んだ

「なんでだよ!死ぬなよ……俺が……俺が……」

石田篤司が目を開け『チラッ』と見ても木村一浩は泣いている

「一浩、泣くなよ!」

石田篤司の声が聞こえ顔を上げた。笑顔で言われた言葉に泣いた


運ばれて行った時に「言うな」と言われたらしぃ


抱きつかれて耳元で『ありがとう、俺も大好きだよ』と言われて頬を赤く染めた

「心配しただろ!」

頬を赤く染めて怒った(笑)

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