村田裕樹×中西誠
中西誠と村田祐樹の話です!高校生と高校生の話です。…ありきたりですね(笑)
(1話目・恋?する訳無いだろ)
この世には、他校の女子に好かれる…モテる。小中高大の男しか居ない学校『美衣留学園』がある
「女にモテた~い」
1人の男が図書室で大声で言った。
「うるさい!僕は今、読書中だ。黙ってくれないか?中西誠君」
怒りながら言った
「村田はいいよっ、だって女子にモテるじゃん?この学校のモテるやつなんか一部で基本はモテないしな~てか、好きなやつ居んのかよ」
………
数秒、時が止まった。
「居るな…」
村田は本のページをめくった後、言った。
「へっ?ヤバッ!変な声、出た。てか、居んの!それのほうが驚きなんだけど…誰?誰?崎?ちほぽん?ノノッカ?それともお前のファンクラブ以外の誰か?」
顔を近づけて聞いてきた。
「いいだろ?そんなのことは!」
頬を赤くなったのを本で顔を隠した
「いいじゃね~かよ。経るモンでもねーんだし」と笑って言った。
中西に対して本に栞を挟んで言った。
「うるさい!経るんだよ!こーゆうのは中身とか気持ちとか…君にはわからないかもだけどね。中西誠君!」
怒った。村田は席を立ち歩き出した
「そーかよ!じゃ~いいよっ!崎やノノッカやチホポンと遊んでくるから」
そう言うと村田は中西の手を掴み言った
「行くことを禁ずる。わかんないなら言ってやる。俺が好きなのはお前だ!中西誠!」
中西は頬を赤く染めて怒った
「うるせー!キモイだろ。男が男に告るとか…お前の告白とか…お前に告白されて嬉しい俺とか!…そ、それに経るんだろ!中身やら気持ちやらって言うのが…」
村田の手を払いのけて言った。その腕を掴みデコとデコを合わせて言った
「これは経るんじゃなくて…ただ、『愛してる』って言うのだよ!」
と言った。所に宮川が入ってきた。デコとデコを外し中西誠は笑顔で村田裕樹は照れながら恥じらいだ
「お前ら『図書室』でどれだけ叫んでんだ!他に居ないにせよ、気をつかえ」
と怒って言った
「あっ!幸也さん!おひさ…」
宮川幸也は2人に近づき怒鳴った
「先生を付けろ~俺はお前らの友達か?違うだろ!」
村田はぺこりと頭を下げ図書室を後にした
「もう、お前のせいで怒られただろ!」
そう言うと頬を赤く染めて言った
「大好き。恋人同士なら言っても減んないだろ?」
まだ、怒った顔で言った
「だめだ。俺が照れるだろ!」
中西は笑顔で言った
「好きだよ!村田!照れてる顔をよく見せろ」
といちゃつく2人を見ていた。先生だった。
「先生…」
と言う声に驚く宮川幸也だった(笑)