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徒然コラムシリーズ

躁鬱ってなんだ?

作者: ねこぢた

 今回は「躁・うつ状態とは如何に」を妄想したい。


 私は最近、夜中まで目が冴えて眠れないことが多くなった。


反対に、それ以前は『自分は社会に必要ない存在なんだ』と、死の事


ばかり考えていた。


 私は精神医学の授業を受講していたことがあるが、未だに「躁鬱」


という状態がどんなものなのか皆目見当がつかない。


ただ社会的基準のもと、「これはうつ、あれもうつ」と言われている


ようなものだ。頭がおかしくなってくる。



 そうして辿り着いた宿り木が『うつは脳に直接くるもの』という


持論である。


うつ状態とは、所謂「脳の判断力が衰えた状態」で、一般人と比べると


明らかに判断基準に偏りがみられる。それが時に死へ誘ったり、無気力


状態を生み出すのだろう、と。あくまでこれは仮説に過ぎないが。


 つまり、一時的なネガティブ思考とうつ状態の境目にあるのは


「脳が勝手に判断しているか否か」だと思う訳で。


きっと躁状態にも、同じようなメカニズムが当て嵌まるのではないだろうか。



 いっそ自分を実験台にして、そういった試験でもしたいところだが


生憎私は自己中心的で自分かわいさに満ち満ちている。


死ぬのはご免被りたい。


そんなこんなで、自分の今の状態さえ冷静に把握できない今日この頃なのだった。


**了**



 この小説を読んでいらっしゃるうつ病の方。

もしかしたら、あなたは「うつ」じゃないかもしれない。

そう思っていただけるように、一歩前へ進めるように。

 でも、誰だって一人じゃ何もできないのは周知の事実なんですよね。

なんで日本は根性論思想なのかなぁ。今度はそれを妄想してみますか。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 躁うつの休職1年のニートです。 持論はまったくその通りだと思います。 私も痴呆の疑いがある位物忘れが ひどく、漢字が全くかけません。 ストレスとの関連性は否めませんが 脳はキーワードだとお…
[一言] こんばんは 一応躁鬱2型の者です。 どっちもある意味 脳の暴走 な感じはしますね。 暴走すると一部がマヒ、機能ダウンしてる?とか脳内物質の量は違うだろうなぁ・・・とか。 判断力は鬱は衰…
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