プロローグ
(数時間前)
ドーン「くっ、こん、こんなはずでは・・・」バタ
「ふぅー、不確定騎士団、壊滅っと、不確定物質の方の回収も完了っと」
「貴様、何、全て終わったようしてやがる、ほとんど我にやらせて」
「別にいいだろ、任務は終わったんだからさ、獣帝王、リオン」
「・・・やれやれ、貴様に同行すると、いつもこうだ、一回くらい、その剣、振ってみろよ、戦帝王、ナルズ」
「我は、手を汚さず、任務を全うするをモットーにしているんだ」
「何が、モットーだ、不確定物質を回収するためには、多少は手を汚す必要だってあるんじゃないのか?」
「・・・そのために、リオン、お前がいるんだろ?」
「我は、お前の代わりに手を汚す役じゃないぞ」
「まぁ、手を汚さずとは、言ったが、必要な犠牲なら容赦はしないし、やむを得ないよなぁ」
「そういう割に、今回は、我に、ほとんど、殺させた・・・と」
「まぁ、リオンが居れば、安心だ」
「全く、我は、便利屋かって、まぁいいや、それで、それが、今回の不確定物質なのか?」
「そう、存在してはならない、呪剣、アルストガルズ」
「今回は、剣型のアーティファクトかぁ」
「この頃、武器型の不確定物質、多いよね」
「そうだねー、最近では、この剣型で5個目だね」
「武器型で、回収したのは、銃型、槍型、斧型、弓矢型、短剣型だね、それで今回は、剣型だけど、長剣型と言った方がいいな」
「全く、一体いくつ、不確定物質あるんだ」
ピピピ「ナルズ、リオン、応答せよ」
「ん、っ・・・こちら、リオン、どうかしましたか、ナツヒ」
「リオン、我のことは、副指令と呼べと・・・」
「こちら、ナルズ、副指令、何か用でも?」
「・・・まぁいい、これより、帝王会議、コルトベランを開催する、撤収というより、招集命令だ」
「了解、目標物は回収したので、帰還及び、招集命令受諾する」
「うむ、では、頼む」
「ふへー、会議かぁ、面倒」「ほら、リオン、戻るぞ」
「はーい」