ふと気になって数えてみた
いったい何を『数えてみた』のかというと……。
今回のネット小説大賞の一次選考で、複数作品通過という方々がどれくらいおられるのか、同じ作者の通過作品数って最大でどれくらいなのか、ということです。
こういうのは、きちんとWEBを探せば既に調査済みの方々がおられるのでしょうが、自分で数えた方が早いかもしれない、と思って。
数え間違えのありそうな数字になったので、あまり公開すべきデータではないのかもしれませんが……。せっかくなので、エッセイに書いておきます。「ここが間違っている」という御指摘ありましたら、どんどん感想欄に書き込んでください。お待ちしています。
さて。
PCに詳しい専門家の方々ならば、こういうのは簡単に出来るのでしょうが。
私のようにPCに疎い者の場合、手作業でやるしかなく。
実際に行ったのは、以下のような作業です。
まず、「第8回ネット小説大賞:一次選考通過作品発表!」ページを開いて。
上から順番に一つずつ、作者名をコピー。WEBのページ内検索の入力欄にペーストして、ページ内にいくつ同じ名前があるのか検索。
検索件数1ならば、1作品だけ通過の作者ですが、2以上の場合は少し注意が必要です。作者名ではなく作品タイトルの一部に含まれていても、検索件数としてカウントされてしまうからです。だから検索件数2以上の場合は、検索件数の数字を見るだけでなく、そのまま検索結果をチェックして「確かに複数作品で通過している」というのを確認します。
続いて、ワープロソフトで用意したファイルにも、その作者名をペースト。このファイル内には、『1作品』『2作品』『3作品』などと、通過作品数別に項目を作っておき、そこに名前を貼り付けていくのです。
同じ名前が重複しないように、最初、それぞれ50音順に並べていたのですが、これ、結構面倒な作業なのですよね。特に『1作品』のところは、数が多いので。
そして、途中で気づきました。
「『同じ名前が重複』し得るのは、調べている途中で何度も同じ名前が出てくる人、つまり複数通過者のみ! ならば一度しか出てこない『1作品』は並べる必要ない!」
というわけで、『1作品』のところだけは機械的にペーストしていきます。あと、途中で、もう一つ気づきました。
「同じファイルの中で『1作品』とか『2作品』とか『3作品』とか分けるより、『1作品』ファイル、『2作品』ファイル、『3作品』ファイルというように違うファイルにした方がやりやすかったかも」
一つの項目に含まれる作者数が少ないうちは簡単なのですが、増えてくると、パッと見て「『2作品』はどこ? 『3作品』はどこ?」というのがわからないのですよね。
とはいえ、あまりファイル数を多くしても大変。途中から「『1作品』は黒色、それ以上はそれぞれカラフルに色分けする」というやり方で、これに対処しました。
まあ、そもそもが、1,000近い作品に関してチェックしよう、という話です。時間の浪費みたいな話です。実際には、PCの左半分は動画視聴に用いて、右半分だけを使った「ながら作業」で行いました。上述の「あまりファイル数を多くしたくない」というのは、これが理由だったりします。
あまり時間がかかるようなら諦めよう、と思ったのですが……。ホラー動画を少しと、日常系アニメ1クール分の一挙放送を見ている間に、だいたい終わりました。
そんなわけで。
終わってみたら、かなり凡ミスもあったのですが……。
とりあえず、ファイルに載せた複数作品通過者だけ再チェックした段階で。
こんな結果になりました。
5作品通過:1人(合計5作品)
4作品通過:3人(合計12作品)
3作品通過:19人(合計57作品)
2作品通過:89人(合計178作品)
1作品通過:725人(合計725作品)
これ、合計すると977作品になってしまうので、まだ間違っているのですよね。発表されている一次選考通過数は『974作品』ですから。
「もしかして『974作品』と発表されているけれど、実はあのページに記載された作品は977作品あるのでは?」
などということも考えて、発表ページに載っている作品を自分で数えてみたのですが……。
いったんは「あれ? これ977作品あるぞ!」と思えたものの、もう一度カウントしてみたら、途中でわからなくなってしまいました。
というより、作品数をカウントするだけならば……。
「これ表形式になっているから、そのまま表計算ソフトにコピーペーストできるのでは? そこで単純に表の段数表示を見れば良いのでは?」
と、途中で気づき、そっちをやってみました。
すると。
最初の作品から最後の作品まで『表』としてコピペしたら、表の段数は976。「自分の計算も間違っているし、公式発表もおかしいのではないか」という結果になってしまいました。……私のPCがおかしいのかな?
とにかく。
そんなわけで、正確な数字ではなく、ヒューマンエラーを含んだ「おおよその数字」だと思ってください。
その上で、改めて記載します。
5作品通過:1人(合計5作品)
4作品通過:3人(合計12作品)
3作品通過:19人(合計57作品)
2作品通過:89人(合計178作品)
1作品通過:725人(合計725作品)
皆様は、どのように感じますか?
私は「案外、複数作品通過者って多いのだなあ」と思いました。
自分のことを棚上げして何を言ってる、と言われるかもしれませんが、私は「65作品応募」という時点で、かなり異端のはず。いや一人で100作品近く応募した方がおられる、というのも知っていますので、上には上がいるのは確かですが、それでも私の応募数は一般的ではないでしょう。
というより、そもそも「『小説家になろう』は、一つの作品をコツコツと書き続けている人が多いサイト」というのが、私のイメージだったのですね。でも、ネット小説大賞で複数通過の方々が、これだけおられる。つまり、複数作品応募の方々がたくさんおられる。
仲間意識みたいなものかもしれませんが、なんだか嬉しくなりました。
逆に。
この調査をやる前の勝手な予想では「複数作品通過者は多くないとしても、その一部の人間が、それぞれ10作品近く通過しているのではないか」と思っていたので……。
その意味では、トップが『5作品通過』であり、しかも一人しかおられないというのは、少し寂しく感じてしまいました。
61作品も落選した私でさえも、こうやって「一人で何作品通過したか」という観点から見ると、かなり上の方になってしまうとは……。
二つの感想。一見矛盾しているようですが、改めて考えてみると。
結局、私の頭の中にあった予想図は「数作品通過の人々がそれなりにいて、それからポツンと間が開いて、あとは1作品通過ばかり」という歪な形だったのでしょう。
こうして調べてみると、拍子抜け。案外順当な結果だった、と言えるのかもしれません。




