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第二章それ!行け!!カーシンJr. (特訓開始!)

「パンチーンゴー ンガァンホンチー ペンチョッ ヤッサンチィ」


トレーニングと言ったらこの歌だよな~気持ちが上がる。


この歌を歌いながら町を走る。


外は危ないからダメだと言われちゃ~こうするしかないでしょ。


最初は周りから怪訝そうに見てたけど、今では生暖かく見てくる。


そりゃそうだ一人じゃないしね


「「ラーホンヒュッ チョンチャサム チョィチャム ダァイーー」」


通りの角から二人出てきた。強くなりたいと仲良くなった兄妹だ


「サァンメン チョッドウチュ ラゥハリュ イェンホングシー」


反対の通りからもう一人、無駄に重そうな籠手…ガントレットかな?それをつけて歌いながら走ってくる。


計4人の子供が歌いながら広場まで走り、外周を歌いながら走る。


十周したらラジオ体操を歌いながらやる、それが終われば腕立て(プッシュアップやジャンプや立たせたままな奴も)・腹筋 (バイシクルクランチやドラゴンフラッグも)・背筋 (バックエクステンションやニートゥエルボー)等々………もちろん歌いながら


そして最後に模擬戦


ダンベル代わりの重いものでトレーニングはしない。


あれはデカイ体を作るだけで戦える体をつくってる訳じゃないしね


それなら戦って体を作る方が効率がいい


まぁ…加減できずに怪我や骨折とかしちゃうけど


………ご愛敬ってね


「止めなさい!!」


「あ!アルティ姉、おはようございます!」


「「「おはようございます!」」」


「はい、おはようございます。元気なのはよろしいですが負傷を伴う稽古はやりすぎです。すぐに止めなさい」


まぁ言われるよね~子供が怪我や骨折とか人道に背くし…


っておいお前ら、なに頷いてんだよ


「アルティ姉さん、逆だよ」


「逆?」


「強い体と感覚を養う為には怪我や骨折は今のうちにやっとくべきだよ。大人になってから仕事仕事仕事でしょいつ鍛えるの?今のうちでしょ!」


「鍛練を怠らないそれは素晴らしいことです。ですがそれと負傷とは全く関係はありません、むしろ有害です。もし一生に関わる後遺症を患うこともありえます」


「それは直しかたが悪いんだよ折れた枝をずれた状態でくっつけても折れやすい枝になるだけだよ正しく壊し正しく直す、それができた恩恵はアルティ姉さんは知ってるでしょ」


「言いたいことは分かります。ですが貴方が言う大人のお仕事の中には採取や採掘といった荒事があります、それに携わる内にドワーフの男は強くなります。事を急かす必要が無いのですよ」


「それをやらせてって言ってもやらせてくれないじゃない」


「当然です。貴方達がまだ子供だからです」


ですよね~


「もちろん僕だって大人の人たちの意見を最大限考慮してるよ。街からでない、武器を持たない、物を壊さないそれらを守った上で僕らが強くなるのに必要な事をやってるだけだよ」


「ルールを守る姿勢と向上心とても素晴らしいと思います、ですがやはりやりすぎです。広場の独占や奇行は目をつぶります、ですから止めなさい」


む~いい感じにトレーニング出来てるのに~


まぁ仕方ないか。っていうかアルティ姉さんと反発するのはヤバい、マジで奥様方の頂点だからな


「分かったよ、でも僕らは強くなるのを諦めたりしないから、代わりに鍛練するための道具とそれを置くための小屋を頂戴!」


「………いいでしょう、しかし小屋は貴方達が建てなさい。いい勉強です」


「小遣いもない僕たちにゼロからは無理だからいろいろ便宜をはかってよ、いい子にするから」


「~~っい、いいでしょう」


イエッス!!!


これでベンチとかサンドバッグあと武器とかもいろいろ貰っちゃおう!


さ~て第一段階突破だ次のフェイズにかかろうか


「やべぇ…やべぇよ。カーシンのやつあのオーノーの女帝からふんだくりやがった」


「ああ、あれで俺らより年下だぞ本当にやばい」


「カー兄様すごいです」


「妹よあいつを離すなよ」


「はい!兄様!」


「お前らずるいぞ!?」

アルティシール・オーノー・ティラミス

ドワーフの女帝兼ドワーフの嫁総統

ドワーフの国ティラミスの実質女王

国中のトラブルや問題事をその場で解決している傑物

そのフットワークの軽さから全国民からの支持率は計り知れない。

身長はエルフのエリトイーアやり若干高い186センチ。その身体は全ドワーフの嫁に共通して高くドワーフの女性とはいいがたい…

彼女は実はダメ夫好きだったりする


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