表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/18

第一章俺!誕生!!!(いやいや!赤ちゃんスタートって普通に無理があるでしょう!)

おっす!俺富木拓夫!


『何で急に自己紹介するのか分からないけど、やっほ~タクオ兄の弟、カー君だよ~』


お!カー君話し方が流暢になったじゃないか!ひらがなだったのが漢字に変わった、みたいな~


『そりゃそうだよ、タクオ兄。僕だって10年も過ぎれば漢字も分かるようになるよ~』


ですよね~

いや~10年長かったわー


『赤ちゃんの時に成人の自主性があるときつかったんだね』


それらは主にカー君がカバーしてくれたから助かったよ。俺がおっぱいやおしめを長い間され続けたら色々と目覚めてしまうところだったし


『目覚めるって何が~』


何がって………そこんところはまだカー君には早いかな~


『む~タクオ兄いつもそうやってはぐらかす~教えてよ~』


だ~め成人してから。


『そうですよ愛しき子カー、その事はまだ貴方には早いです。むしろ私が止めます』


『二人とも酷いよ~』


早くても好きなひとが出来てからね


『ママ~』


母上様は父上様のだからダメ~


『僕のママだもん!』


そういうのも含めて早いって言ってるの。()上様が好きなのは子供共通なんだから


『釈然としな~い!』


『それにしても早いですね。もう立っちが出来るようになるとは』


………うん


『しかも歯も生え初め、そろそろ離乳食もいける様子。早いですね~』


……………………そうですか




って、遅くない!!!???


なんで10年でようやく立っちが出来る程度なの!!!???


俺の感覚では勉強が出来て、お手伝いも出来る位だよ!?


『それだとあと30年はしないと出来ないですね』


しゃんじゅ~年!!!???


『わ~いもっとママに甘えられる~』


『愛しき子ならそれより早く出来るようになるでしょうね。立っちが出来る様になるのは生後20年なのですから』


だからか!!??やたら皆が驚いてるのは、俺の成長がエルフやドワーフの他の子と比べて早すぎたからか!!!


『エルフ、ドワーフ共に成人年齢が100歳からです。こういうものだと考えてもらうしか』


………もう


『どうしたのタクオ兄?』


…………やだ


『愛しき子タクオ?』


もうやだ~~~~!!!


10年だぞ!


まともに身動きが出来ずに10年!!


マグノリア姉さんがこの世界の文字などを教えてもらって何とか誤魔化しつつここまで来たけど


もう限界なの!


てかなんなの!?二人に習って魔法を覚えようとしたら魔法のまの字も出来ない正にナッシングオブ無いッス!!!それなのにマナの循環と把握!?判る分けないじゃん!!!

こういう赤ちゃんスタートって動けないならそれで魔法の力を使って強くなるってのが定番でしょう!うんともすんともいかないってどうすりゃええのよ!?


『僕がバンバン使ってるからその赤ちゃんスタートは出来てると思うよ~』


そうだけど…


そうだけど!俺は何もしてないじゃん!?ハイハイしまくったり立っちで動き回るのだって限界があるの!主に精神が!!


趣味や修行とかに没頭出来るならいいよ!なんなら面倒事でも可!!


ボソッ

(…母上様のみ)


『なんかボソッと聞こえた~』


何も出来ない赤ちゃん状態で何十年もまともに動けないのは嫌じゃ~~~~!!!


漫画読みた~い!


ゲームした~い!!


アニメ見た~い!!!


それがなくても武器を作るか魔法使いた~い!!!


うわ~~~~~~~~~ん!!!


『タクオ兄が壊れた~』


『いつかこうなるとは思ってましたが、意外にもちましたね』


『………』


うわ~~~~~~~~~ん!!!

うわ~~~~~~~~~ん!!!


『あらら、相当参ってるねタクオ兄』


『予想の範囲内です、上もそうなることを予期して準備は出来てます』


『準備?』


『はい、招き入れるように仰せつかっています』


『何処に?』


『全ての記録が残る場所アカシックレコード。

……と連なる場所、又の名を………』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ようこそ[漫画喫茶 明かしゆくレコード]へ!いらっしゃいなのです我が子よ!!!」


………漫画………喫茶………


「そうですよ~元々ただの図書館だったのですが。オタク文化の叡知達を図書館に並べるって何か違うな~と考えた私生命のマリアは、急遽この漫画喫茶を作ったのです!!」


………


「飲み物完備、軽食は地球料理も出しますし、上の階では温泉にも入れますし、卓球、ビリヤード、カラオケにアーケードゲームもござれですよ~」


………ゲーム………


「それらを無料で使える生間パスポートを今から私と一緒に回るのであれば差し上げますよ~」


わ~い!あそぶの~


(勝った!!!)


「は~いタクオ兄落ち着いて~」


むぅ~げ~むするの~まんがよむの~


「生まれたばかりの僕みたいにならないの、め!」


しょぼ~ん


「貴方の事は聞いてますよ、我が子と別れ生まれしエルフの子カー。我が子の別け身となる貴方も等しく我が子です。ささ、貴方も共に遊び回りましょう」


「お断りします」


「(チィ)何故ですか?ここは等しく我が子の為の場所ですよ」


「それは違いますよね、貴女がオタク文化を大いに楽しみ尽くす為の場所でしょ?ね、残念女神」


「………貴方とは初対面のはずですが?」


「はい、僕は初対面です。ですが僕はタクオ兄の記憶を少なからず持ってます、貴女のこともはっきりと覚えていますよ。一番近寄りがたい、危ない女神っと」


「な!!」


「先ほど無料でって仰ってましたが。お断りしますに当たり、只今タクオ兄は大変危険な状態ですので、後払い又は出世払いをさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか?」


「あの~愛しき子カー、貴方は本当に10歳の子供ですか?

いくら言葉使いが上手くなったとしても、こんな気配りや警戒心はとても考えにくいのですが………」


「何を言うんですかマグノリアさん。僕はカー君、ママがそう呼んでくれた、なにも変わらないよ」


「い、愛しき子カー?」


「軽々しく呼ばないでいただけます?守護者。僕の二番目に愛してるタクオ兄を守らなかった女」


「っ!!!」


「「いつかこうなるとは思ってました」?「意外にもちましたね」?よく言えるよね~……………………ね~」


「違います!そういうことではなく、ただただ愛しき子タクオの精神の強さを称賛せんと!!」


ズイ!!ゴゴゴゴゴ!!!

「「予想の範囲内」なんでしょ~タクオ兄が参ってきてる分かってたでしょ~こうなるまで黙ってたでしょ~

はい!確♪信♪犯♪お・め・で・と・う」


お~マグノリアねぇ~とカーくん、にらめっこ~


「ちゅ!!ちゅぎゃい(違い)ましゅ~!ばぁだぐじ()も~にゃんども~でゃじん(打診)じまじた~!!」


「へぇ~誰に~」


じぇいめい(生命)にょ~みゃりあじゃま(マリア様)でふ~~!!!」


「………だ、そうですよ~本当~~に信用ならないですね~生命のマリア様」


「(゜Д ゜)………」


「ぎょめんにゃざ~い!!!いどじぎご~~!!!」


「もうリア姉、美人さんの顔が台無しだよ~怒ってないから泣き止んで~」


マグノリアねぇ~いたいいたいの~よしよ~し



「グスングスン」


マグノリアねぇ~よしよ~しいたいのいたいのとんでけ~


「話がそれました。生命のマリア様、さっきも言いましたが料金の持ち合わせがありませんので後払いか出世払いお願いできますか?」


「あの…えっと……このパスポート差し上げます」


「要りません、貴女に貸しを作りたくありませんので」


「え!?あの…」


「貴女じゃ話になりません、ここの責任者を呼んでください」

「出来たら話が分かる方をお願いします」

「僕の話を聞いてますか?」

「ただ、タクオ兄の為ここを利用したいと言ってるんですよ」

「何を泣いているのです?」

「言葉を話してください」

「時間の無駄です」


どうしたの~マグノリアねぇ~さむいの~ぎゅ~


「ごべんなざ~い!だだわがご(我が子)とながよぐじたがっただけなんでず~」


「知ったことじゃありません、貴女は自分の欲求の為にタクオ兄を苦しめ、見捨てたんですよ」


じがい(違い)まず~!!!」


「何処が違うもので………」


「これこれ、ここは読書を楽しむ場。騒ぐと他の者が迷惑するでのぉ」


「………お騒がせした事は謝罪します。ですが内輪の事ゆえ、介入はご遠慮戴きたい」


「やれやれこれも儂らの血なのか、一度燻ると相手を灰にするまで徹底する。そんなところは嫁に似たってところじゃのぉ」


あ~マクスウェルさま~


「おお!世界が子タクオよ、久しいな。なかなか来ぬゆえ心配しておったぞ。して随分と様子を違えたな、なにかあったのかのぉ」


かくかくしかじか~


「まるまるうまうまか。全く生命のマリアも困ったものよ………」


「あいすまんが、若きエルフよワシの事は分かるかね?」


「存じております。タクオ兄の記憶より、絶世の美男子にそぐわない老齢な口調に、溢れる知性をそなえた御方と」


「カッカ!それは結構。お主が憤るのは分からんでも無い、じゃが。少しこのジジの話に付き合ってはくれんかのぉ」


「………分かりました。今のままでは一向に話が進みませんので」


「うむ、まず勘違いを正そう。ここは異世界の漫画喫茶を模してはおるが、貨幣など取ってはおらぬよ」


「はい?」


ただなの~?まんがよんできてい~?


「おお、いいとも。じゃがここにあるものは全て、この世界共通語になっておるが大丈夫かの?」


マグノリアねぇ~からおそわったからよめるの~


「そうかそうか、なら行ってくると良い。光源のマグノリアよこの子の側に」


「はい、知識のマクスウェル様」


わ~い!カー君もおいで~


「僕は後から行くよ~」


わかった~


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[カー君side]


反省しなきゃ、リア姉のことは疑っては無かったんだけど。


ここ最近、無理して普段通りにしているタクオ兄の姿を見てたら。

あんなこと言うリア姉につい、ムカムカしてきつく当たっちゃった。


あんなにボロボロに泣かせるつもりは一切無かったんだよ、本当だよ!

あとでリア姉に謝らないと………


デモマズハ、タクオニィヲクルシメタ、コノオンナヲドウニカシナキャイケナイヨネ


「ヒイィィィ!!!!」


「これ、落ち着きなさい世界の子カーよ。このままじゃ話もできぬ」


ジャマシナイデ、マクスジィチャン。


「む?」


ソノオンナヲ………


ーアカシックレコード干渉 アーカイブ内魔法情報 サルベージ 危険危険危険危険危険危険危険危険危険ー


モヤセナイ………


「はわ!あばばば!!!」


《我唱え伝えん 喰らうもの 焼べるモノをくれてやる 盆食の咎………》


「よさんか!!!」

詠唱管掌魔法[クラッキング]


っ……!!!


「そんな事をすれば!二度とあの子の弟に戻れぬぞ!!!」


~~~!!!だって………だっって~!!!


「再び言おう。お主が憤るのは分かる、じゃから。

今はただこのジジに任せてはくれぬかのぉ」


………ふぇ、ふえぇぇぇぇん!!!


「よしよし、よぉ堪えた。えらいの~………さて。生命のマリアよ、お主の存在意義を自ら損ねてどうする」


「………」


「そのせいで我が子タクオは過去のトラウマを引き戻し、我が子カーは()殺しの烙印を()されるところじゃった」


「っ!!!」


「あの子の特異性は境遇が変わっても衰えるどころか増す一方なのはあの子()を見て明らかじゃ。だからこそ我らはあの子に願った、我ら(亜人種)を救ってくれとそう言った。それなのに………」


「ええ願いましたとも!!!でも、それしか出来なかった。それだけでしか触れ合えなかった………あの子の母は私です!!!私に!私にぃ!!なるはずだったんです!」


どういうことですか?


「世界が子よ本来の話をする。お主達は[転移者]ではなくこの世界初の天の使いとせし者[天使者]としてこの世界に平然を平穏を平和をもたらす者として降り立つはずじゃった」


天使…者?


「そうじゃ。転生者は異次元の生命体にその魂が移り生を成す。そして天使者は………」


神様同士の子供………ですか?


「左様、お主は初の天使者となるはずじゃった」


はず………だった?


「うむ、不幸な事にお主の父となる世界のソウゾ・ウーシンから(しゅ)たる魂を受け渡す儀式中に、人間達が我らの領域に接触があった。それも異世界へも感傷し時系列まで歪める程の魔力を乗せて………のぉ」


………そうだったのですか


「その結果、あの子の故郷たる異世界へとつながり。お主の魂は影響を受け、異世界へと渡った。そして我が子を連れ戻さんと真っ先に飛び込んだ母となる………はずだった女神それが………」


もしかして………


「私………です」


………


「世界が子カーよどうかこやつを責めないで欲しい。生命のマリアは生前、子供を宿せない体質ゆえに、ただただお主を愛したい、それだけなんじゃ」


そうですか………いろいろ言いたいことはありますし聞きたい事はあります

ですが、これらの先はタクオ兄抜きではお聞きしません。


そうでしょう?


「当然じゃの」


「はい」


生命のマリア様。

貴女の根底は分かりました。ですけど、僕はまだ貴女を許せない事、お忘れなく


「分かりました。今度は真正面から伺わせていきます」


ええ、お待ちしてます。


ボソッ

(貴女をママと呼べる日を)


「!!!はい!待っててください我が子よ~」


あらら、バッチリ聞かれてたみたい

さ~てタクオ兄はどっこかな~

カー君「この時の僕は正気とは言えなかったなぁ~何故か使ったことの無い火の魔法を使おうとしたし頭グッチャグチャな感じだったしね」


マクスウェル「うむ、焦燥に捕らわれて儂の加護からアカシックレコードに干渉した時は儂も肝を冷したぞ。よほど世界の子タクオのことを気にかけていたと見える」


カー君「まぁ…はい。タクオ兄は前世の知識から僕もビックリすること言い出すし僕らの事を一番気にかけてくれるから大好きなんだけど。

魔法とか全然だし、あまり人を疑うってことをしないから感じだから正直危ないんだよね。

あと、ドワーフの子もまだ目が覚める感じじゃないし~


うん、僕がたくさん賢くなって二人の事を守らないといけないよねって考えたらつい………」


マクスウェル「よいよい、若気のいたりじゃ。故にそばで導かんと大人がいるのじゃしのう」


カー君「……そうですよね。うん!マクスじいちゃん弟子にしてください!!」


マクスウェル「ほっほ、よい心がけじゃ。いつでもおいで、儂はアカシックレコードの一角で教鞭を振るってるでのぉ」


カー君「わ~い」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ