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第一章俺!誕生!!!(仲間を呼び寄せる………とはいかないみたい)

現実と脳内の会話が混雑するので前回より空白を余分に増やしてお届けします。

ーだと邪魔臭いしね。


追記9/2σ( ̄∇ ̄;)う~ん全体を読みやすく空けてみたけど、脳内との分かれ目が分かりにくくなった気がする。大丈夫かな?

ドワーフの国中に響く俺の鳴き声はかなりの大事を引き寄せたみたいだ。


ご近所さんが来るわ


シスターのお姉さんが来るわ


ドワーフの兵は来るわ


しまいには俺が産まれるときにいた偉そうなお姉さんまで来た。


今俺はシスターのお姉さんに抱かれている。


父上様と母上様はというと。


「ブキガスキーの坊やとエリトイーアさん……」

「「はい!!」」


偉そうなお姉さんの前で正座していた。


明らかに説教ムードです。


さて皆さんはどうしますか?


ちなみに俺はまだ乳児です。



1.お二人を助けなきゃ!ライブスタート!!


2.様子をみる


3.マグノリアお姉さんに仲介してもらう






俺の答えの前にオーディエンス(脳内会場)からコメントを貰いましょう。


『こわいひといぱ~い。ふぇ………』

だいじょ~ぶだよカー君こわくな~いこわくな~い。


『愛しき子タクオ、私が出ると事態がややこしくなる上、貴方の方針に支障が出る恐れがあるため。おすすめ出来かねます』


あ~うん。それは思った、けど何かあったらお願いね。


『善処します』


さて俺の答えは………


「あ~!!あ~!!!」


知らない人に抱えられてる不快感を装いつつの暴れる!!



「カーシンジュニア様お静まりを、お静まりを!」


「良いのです。こちらに連れてなさい」



こりゃまた予想外、駄々をこね母上様の腕の中に収まり防波堤となる予定が。偉そうなお姉さんの腕の中に収まってしなった。



「何とも可愛らしい。偉大なるカーシン・ブキガスキーの名前を継ぎしドワーフ、私はアルティシール・オーノー・ティラミス。ドワーフの女帝なんと呼ばれていますわ」



何ともはや、母上様に負けず劣らずな美女に抱えられるとは乳児冥利につきる。


駄々をこね無いのはけっして俺のせいじゃない。


男子の(サガ)だ。


『うわきもの~』


やかましい。カー君も大人になれば分かる。



「さて、今回の騒動は一体なんです?」


「オーノーの姉さん。今回の件で皆に迷惑をかけたことをまず、謝罪したい」


「謝罪を受けとりましょう。ですが沙汰は負って貰いますゆえ、欺瞞無きように」


「応。今回の件は妻がジュニアを連れて森に入った事が切っ掛け」


「それは私たちもその姿を確認しています。エリトイーアさんそれは私たちとの約定を反故にするということですか?」



約定?母上様と女帝さんと何かあるのか?



「いえ!その様なことは!!」


「オーノーの姉さん。嫁はエルフに伝わる儀式のためと、二・三日の約束で森に入りました。嫁に我らドワーフを害する心は微塵もありません」


「ふむ。して、その儀式とは一体?」


「それは…」


『それについて私からお教えしましょう』



え?ちょ!?マグノリアお姉さん!?

急に出たらみんな驚くって!ほら兵隊さんが武器構えてる!!!



「武器を納めなさい!………貴女は何者ですか」


『急な出現、お許しください。私は愛しき子カーシン・ブキガスキー・ジュニアの守護者、マグノリアと申すものです』


「マグノリア?って聖女マグノリア様!!??」

「まさか!マリア信教の初代教皇様!!??」

「よく見て!耳が尖ってる!!」

「なら二代目以降の聖女マグノリア様!!??」



あれま、シスターの皆さんが慌ててる。


マグノリアお姉さんめっちゃ有名人?


『せ~じょ~』



「静粛に!!!」



『ぴぃ!!!』

うひゃい!!



『騒がせるのは本意ではありません。手短に、エルフに伝わる儀式とは。我らの子孫、エルフを守るため、我ら英霊が降り立つ儀式』


「英霊?精霊ではなかったのですか!?」


『その通りです。マジハージン様の子孫、エリトイーア』


「「「マジハージン様の子孫!!!???」」」


「衛兵!マリア信教の皆さんを退出させなさい!」


「そんな!横暴です!!」

「もう少しそのお姿を!」

「お話を!!」


『下がりなさい、マグノリア・フォン・キッシュの子供たちよ』


「「「はい!聖マグノリア様!!!」」」



あの~マグノリア姉さん。


俺の指針に支障が出るとかじゃないの?めっちゃややっこしくなったんだけど


『しかたないのです!ここを逃すと次に誤解を解く機会に恵まれるか分からないのです!それにドワーフの皆さんにまでも間違った知識を広められたくないのです!!』


お、おう。


『せつじつ~』


まぁ良いけど、最後まで面倒を見てよね。


『微力を尽くします!』

ん?



「要点をまとめるにエリトイーアさんは、カーシンジュニアに精霊、基英霊の加護を賜るため。森に入ったと?」


「はい………」



母上様結構ダメージを受けてらっしゃる!


『ママいたいいたいの~』


いや、体がいたいいたいじゃなくて、今まで信じていた事が間違いだったってショックをうけただけだよ~カルチャーギャップってやつだね。


『きゃるちゃーぎゃぷ??』



「二・三日かかるはずが半日で、しかもエリトイーアさんは錯乱状態で戻ったのは何故ですか?」


「それは、カー君が大精霊………」

『ゴホン!!』


「大英霊様に加護を賜り、しばらくして光の攻撃魔法を放ったからです」


「………カーシンジュニアが攻撃魔法を放った。それは間違い無いですか?」


「はい、大せ~ぇい!霊様がご光臨されたショックで放心していたところに、突如現れたゴウカイベアの頭を消し飛ばし、その後次々襲いかかる魔物に対し、光の雨を降らせ殲滅しました」


「………にわかに信じられません。まだ聖女マグノリア様が貴女たちを助けた、その方が納得できます」



ですよね~それでどうするの、マグノリア姉さんこのまま姉さんのお陰にしちゃう?


『使えません………』


え?


『使えませんよ!何ですかあの光の槍?みたいなのは!?』


え~っとね、光ってさ俺らの世界では目には見えないち~~ちゃな粒だったり波だったりと仮説されてんの。


んで、粒なら一ヶ所に集めて一点に放ったり、波なら一ヶ所に重点的に流したりしたのが、あの時の光の線、光線ってやつだね。


オタク文明ではビームやレーザーってよく使われてるんだけど。


『知ってるわけ無いじゃないですか!しかもなんで愛しき子カーが使えるのですか!?』


『ボクはタクオにぃと一つになったからリアねぇのちからをつかえばつよいってわかるの~』


俺と一つにって何か卑猥………

『釈然としませ~~ん!!!』


まあまあ、それでどうするの?


『使えない力を使って助けたとか言えるわけ無いじゃないですかー!!』


ですよね~じゃあどうしようか?


『どうする~』


『………どうしましょう』


うお~い!手詰まりですか!?


『グスン』


『あ~タクオにぃがリアねぇをなかした~』


ええ!?俺のせい!?



「「「意義あり!!!」」」

「誰です!?」



え!?外に出されたはずの、シスターのお姉さん達!?



「聖女マグノリア様が光の攻撃魔法でゴウカイベアの頭を消し飛ばした。そんな事はあり得ない!我らマリア信教が残した代々聖女マグノリア様の聖典にはこう残っています」

「光、それは聖マグノリア様の愛そしてマリア信教の教示そのもの」

「マリア信教の教示、それは生きとし生けるものをあまねく癒し導く事」

「「「不殺を旨とする我らの教示に反する!!!」」」


『っ!そのとおりです!!!』



うお~い!ここでぶっこんでいくんですかい!



『私の与えた光源の加護。それを用いて母君を守らんと愛しき子カーシンが魔法を行使した。そう証言します』


「生後一週間の乳児が母を守るために魔法を行使したと?」


『私もこの目で見るまで信じられませんでした。ですが紛うことなく真実です』


「突拍子も無いことをのべられて、鵜呑みに出来るほど。このドワーフの女帝を侮らないでいただきたい。いくら英霊様のお言葉でも、容認できかねます」



うわ~お、このお姉さんつよ~い。


『つよ~い』


『むぐぐ!どうすれば上手く話が収まるのでしょうか………』


物証が有ったら行けるんじゃない?


『それです!!愛しき子カー、お願いがあります!私と出会ったあの湖への道を作ってください!』


はい、ちょっと待った。


あの魔法を親と偉い人に暴露すると俺が自由に動けなくなる。


それに湖に取りに行くのってあの熊でしょ?今取りに行ったって食われてるよ。


『ええ!?他の物証なんてありませんよ~』


『あるよ~』


あるの!?

『あるのですか!?』


『そざいあつめはきほ~ん』


『???』


………あ~そうだな。素材集めは基本、ゲーム脳の俺の考え方だ。


カー君マグノリア姉さんに合わせて出せるか?


『むぅお~まんた~い』


準備おkだ。いつでもどうぞ、マグノリア姉さん。


『え?え~??後で説明してくださいよ!』



『確かに、こんな荒唐無稽なこと信じる方が無茶と思うもの。なら、これを見てもらえます?』



『くまさんド~ン』



「な!!」



『さらにまもののみんなもドド~ン』



『っ!!』

「これです!カー君が倒した魔物達です!」



『な!なんですこれ~~~!!!どこから出したのです!!!』


流石カー君、ストレージを使えるとは頼も恐ろしい子。


『よ~じぽけっと~』


『答えてくださ~~~い!!!』



「成る程、あり得ない程に円形でくり貫かれた外傷。傷口は炭化。ほぼすべて即死。エリトイーアさん、貴方にこれはできて?」


「傷口が炭化する高熱を発し、尚且つ円形にくり貫く。そんな魔法、私や他のエルフにもできません。可能性があるならドラゴン位です」


「言わば新たな魔法、ですか?」


「はい………」


「非常識過ぎます、とても公に出来ない。この事は私、アルティシール・フォン・オーノー・ティラミスの名に置いて箝口令を敷きます!カーシンジュニアの健やかな成長の為、決して口外せぬように!」


《は!》



ほっ、何とかおさまったね。


『愛しき子タクオ、答えてください。今の魔法は何なんですかー!!!』


はいはい、ストレージって言って……


『[よ~じぽけっと]だよ~』


お、おう。


でもその名前は危ないから異次元ポケットって言おうか。


『い~じ~ぽけっと?いいよ~』


『それで、その異次元ポケットとはなんですか!?』


加護さんの言い方をすると、収納修得魔法かな?


ー収納修得魔法[異次元ポケット] 記録ー


『え?うそ?これも新魔法??』


世界認識(レコニション) 完了ー


『やっちゃった~!!!私の光魔法も軽はずみで発現しただけなのに世界認識(レコニション)されちゃったのですよ~』


そのレコ何とかってなに?光線とか光の雨とか撃ってるときには聞こえなかったんだけど。


世界認識(レコニション)されるにはまず、どういう魔法でこういう名前って明確にしないと出来ないものなのですよ。そして世界認識(レコニション)とは言い換えたら神かかった特許です。言葉道理、世界に認識されて愛しき子からでしか習得出来なくなります』


へぇ~じゃあ、光線は極光閃滅魔法[アトミックレイ]とか光の雨は極光広域降下魔法[ソーラーレイ]って着けたら……


『愛しき子タクオ!!』


ー極光閃滅魔法[アトミックレイ] 極光広域降下魔法[ソーラーレイ] 記録ー


あらら。

『「あらら」じゃありません!!!すぐにキャンセルを!』


世界認識(レコニション) 完了ー


やっちゃったぜ。


『愛しき子タクオ!!本来世界認識(レコニション)は神聖なものです!よく考えてつけて下さい!あと一度認識されたら変更も消去もできません!』


にしても簡単にそのレコ何とかって出来るんだな。


『基本、神が奉られている神殿でしか世界認識(レコニション)出来ません』


え?ならなんで俺は出来たんだ?


『貴方に上級神、生命のマリア様の献身と、魔法関連の大本と言われる知識のマクスウェル様の権能がついてるからに決まってるじゃないですか!!!』


なーるほど。




「話が戻りますが。戻ってきた時大人しかったカーシンジュニアが、何故今泣き出したのですか?」


「う、うむ。ジュニアに英霊が憑いたことで、嫁とジュニアの教育方針で喧嘩してな。それでジュニアが泣きだしたんじゃ」


「カー君は見てもらった通り、大せ~ぇい!!霊様!の加護を賜りました。これは私たちエルフ過去を見ない偉業です、何しろ初の国王となれる逸材なのですから」


「確かに、その片鱗はワシも認める。じゃがそれでもジュニアをドワーフとして育てるぞ!」


「まだそんな事を!」


「よぅ聞け!ワシのかわいい妻エリィよ!ジュニアには両方を教え導けば良いんじゃ!」


「え?」


「考えてもみぃ、我が偉大なる祖、カーシン・ブキガスキーの産まれ代わりとして生を受け、尚且つエルフの王家ならび特筆した魔法の器量。これ即ち!名高い両雄、カーシン・ブキガスキーとマジハージン・カンテツ・シフォンの両方の器量を兼ね揃えた英雄を生み出すってことじゃ!」


「まぁ♥️」


「やれやれ、これだけ騒ぎを出してようやくまとまったみたいですけど。忘れてませんか、沙汰は負って貰います……と。分かってますか(高圧)」


「「はっはい!大変ご迷惑をお掛けしました!!!」」



………ほ、ようやく夫婦喧嘩もおしまいか。


『よかった~』


『はわわわわ』

エリトイーア 「それはそうとカー君を返して頂けますか?」


アルティシール「エリトイーアさんお話があります」


エリトイーア 「え?はい」


アルティシール「今回、ブキガスキーの坊やが打開案を出し、解決しました。」


エリトイーア 「はい、出会ってからいつもその機転に助けられました」


アルティシール「それがいけません」


エリトイーア 「ええ!?どうしてですか!?」


アルティシール「ドワーフの男は総じて鍛冶バカで、もの作りに注視します」


エリトイーア 「えっと、そうですね。カッケツも一度ハンマーを握ったら周りのことを気にならなくなります」


アルティシール「そうです。そしてドワーフの女、または嫁はそんな夫を支えるため、食事や身の回り、タイムスケジュール、健康状態、店に出してる商品の状態や上手くそれを売り、家計の安定に努めなければなりません」


エリトイーア 「ほとんどカッケツがやって………います」


アルティシール「今までは、ブキガスキーの血脈を絶やさない為口出ししませんでしたが。今後から私が貴女の監視をし、ドワーフの嫁として、また店の看板娘として積極的に指導していきますので、よろしくお願いいたします」


エリトイーア 「えええ!!!?」


アルティシール「何か問題でも(高圧)」


エリトイーア 「ひゃい!!?よろひくおねがいひまひゅ!!!」


母上様………ファイト!!!

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