登場人物紹介(※ネタばれの可能性あり)
※ネタばれの可能性がありますのでご注意ください。
適時追記していきます
■グラム・アヴェイン(26歳)
遺跡探検家。
帝都大学の嘱託研究員として遺跡調査などを請け負う。
考古学に興味はあるものの研究者レベルには届いていない。
遺跡探索中に本作のエピソードに遭遇する。
■フィーニア・インフェルト(16歳)
奴隷の少女
年齢平均から大きくかけ離れた容貌。
語学、セルシア王国絡みの知識に精通。
親族は既に他界し小村落にて一人で暮らしていたが、奴隷商人に攫われる。
■アキム(11歳)
奴隷の少年
南方民族の血の影響で褐色の肌をしている。
親が隷属先で身ごもり誕生したため奴隷の身分を世襲した。
農奴として暮らしていたが生まれながらに奴隷身分の為、隷従契約は行われていない。
扶養奴隷が増えすぎた為売りに出された。
■ノーラ・ルコット(11歳)
奴隷の少女
辺境の村でパン職人の娘として生活していたが、生活苦につけ込まれ奴隷として売られる道を選ぶ。
家事や仕事の手伝いのお陰で野菜・山菜などの知識が豊富。
■シオン・アズマヤ(11歳)
奴隷の少年
極東民族と王国民のハーフ。
王国近郊の小都市で暮らしていたが、賊が押し入り両親が他界。
運よく生き延びるも一人彷徨うところを奴隷商人に拾われる。
■ハンナ・ノイエール(7歳)
奴隷の少女
野盗の襲撃により馬車が転倒した際、背中を大きく負傷した。
手先が器用で裁縫や細工が得意。
■リーン(6歳)
奴隷の少女
栄養失調による成長不良、抵抗力不足から病気がちな少女。
無口で照れ屋。
■バンク(68歳)
リアンカス中央病院の院長。
行動理念は善意に基づいているが、その手段に関してはやや寛容過ぎる部分がある。
孤児の奴隷斡旋や賄賂など、手にした利益は研究や設備拡充に充てている。
■ガルディー・ガングレア(31歳)
リアンカス裏社会における最大勢力、ガルディー商会の支配人。
奴隷競売場を中心に幅広く商売を展開。
元は然る公爵家の跡取りだったとの噂も有る。
■ミミル(24歳)
ガルディー商会の秘書役の一人、通常業務もこなす。
ミミルに限らず秘書役はガルディーに心酔して自ら隷従した為、
奴隷としての扱いは受けていない。
事務に護衛に房事まで、多彩な才能を発揮している。
■ドレスデン教授(72歳)
ロマヌ帝都大学考古学研究院所属。グラムの上司に当たる人物。
大陸全土の歴史を手広く研究しているが、好事家仲間として語らう内に
グラムの趣向に影響を受けたのか最近はセルシア史に傾注している。