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このさく「没案を二つほど思いついたのですよー」
コノサク「何ポン?」
このさく「一つ目は記憶喪失の主人公が小説家になろうのIDとパスワードだけを覚えていて『僕が誰だか教えてください』って内容の作品を投稿するところから記憶を取り戻そうとするお話なのですよー」
コノサク「もうちょっと寝れば面白く調理できそうポン」
このさく「もう一つは主人公が自分の好きなキャラに目が覚めたらなってしまった話なのですよー」
コノサク「ひねりが無さ過ぎて何が没なのかわからないポン」
このさく「そのキャラは悪側の幹部だったのが主人公のまっすぐさに触れて組織を裏切るキャラなのですよー」
コノサク「人気出る奴ポン」
このさく「その、裏切った直後にそいつから複製されたクローンに主人公の意識が宿ってとしたらどうなると思うですよー?」
コノサク「敵の組織を裏切り主人公側に着いたキャラに過去の自分が襲ってくるシチュエーションはよく見るポン」
このさく「主人公側に着いた方はいろいろあって弱体化していて簡単にあと一歩のところまで追い詰められるのですよー」
コノサク「しかし、裏切ったやつはあと一歩のところで折れないポン」
このさく「そんなメタ的に敗北が決定している主人公が死なないように頑張る話なのですよー」
コノサク「没の理由は?」
このさく「オチが思い付かなかったのですよー」