プロローグに条件。
今年、私は20歳になりました。
普通に高校を卒業して、知り合いの会社に入社して、
ごたごたもあるけど、充実しているとは思えない。
…とはいいつつも、それでもこの生活はあたしは好きだ。
そんなことを考えながらも、私は中央小学校の門を、
昔のころよりも大きくなった手で引いて、昔の旧友達たちがあつまる予定である
小学校のすぐ恥にある、小さくなった飼育小屋の下にある
タイムカプセルがある場所に足を踏み入れた。
「ミコトー!久しぶりだね。」
「あ!ミナっち!久々だね!!!」
しばし下を見ていた私に話をかけてきた、ショートカットで
笑顔が似合う人があたしを呼んだ。
その笑顔は小学校のときに仲がよかったミナコちゃんで
8年ぶりの再会だった。
そう、8年…
幼くして、両親が離婚して・・・・お母さんが再婚をした。
その相手も悪いやつで、今でもあたしはその人がした行為を
思い出せない。(それは嫌がっているから…?)
母がその義父が買ってきた指輪、そして
新しく家族になった、ゴールデンレトリバーの子犬。
でも、
でも…、いつから全てが狂いはじめてきたのでしょうか?
これがフィクションだと思われるかもしれません。
でも、これが、私にあった、人生の幕開けでもあったのです。
いじめて、いじめられて、からかわれて。
全てがいやになったこともあるのでしょうが
それを全て乗り越えてきた私がこの2008年1月に自分の
本当の願いを知りました。
そして、今もある「家庭の問題」を、あなたはどう思いますか?
ただ、平凡な暮らしを求めていたのに…
そう思うでしょうが。
平凡とは、幸せになるよりも高いハードルだったのだと
知っていた…でも、願わずにはいられないのです。
どうも、はじめまして。
このたびはこんな小説を読んでくださいまして
ありがとうございます。
こんなあたしも20歳になり、立派(?)な社会人になりましたが、まだまだ未熟者。
そんなあたしが体験した20年のお話です。
若干のフィクション(前置き)がありますがそれでも
自分が体験した記憶を綴っています。
タイムカプセル、幼いころはどうおもって埋められたのでしょうか?