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死に至る病魔  作者: 室木 柴
クリア・シュガードール
5/7

へいのうえにすわってた(4)

 大きなスポーツバックに、袋に入れて圧縮した服を数着。懐中電灯。充電器をコンセント式と携帯用で一つずつ。

 ドライヤー、カメラ、筆記用具に、化粧水、スタンガン。ちゃんとUNOとブーブークッションも入れ、仕上げにカスタネットも隅に詰め込む。


「これでよし」


 本当はスタンガンだなんて見つかったら厄介なものを持っていたくないのだが、青田がどうしてもというので止むを得ず中間辺りに忍ばせた。他は全く問題ない。


「大丈夫? 一個で足りる? 催涙スプレーとか縄とかマキビシとかいらない?」


 『矢津 優唯』に会いに行くため、旅路の準備をしているところに青田がやってきた。昨晩から何度も部屋を訪れて、あれやこれやと気をもんでいる。

 しかし、虎斑は彼の心配を健全に笑い飛ばす。


「大丈夫大丈夫。二週間くらいだしさ」

「でも最近、あそこらへん治安悪いんだよ」

「あそこらへん?」

「長野の玉節市。途中じゃなくて、そこに留まるんだよ。警戒は大事だと思うけどなあ。やっぱり休みとろうか?」

「いいよ。忙しいだろう、仕事、それも公務員なんだから、あんまり休むのは宜しくないでしょ」

「うーん」


 なお言い募ろうとする青田が正直面倒だった。意図的に目の前で、腕時計を見やり慌ててみせる。時計の時刻は五時半。

 青田の心配はありがたいが、ただでさえ忙しい仕事。加えて相棒が変わったばかりでその苦労も常より重いはず。これ以上迷惑をかけたくなかった。

 ここまでやってもらって、ほぼ自己満足ではあるけれど。


 矢津の住む玉節市へ着くには、那谷木から五時間前後かかってしまう。昼での到着を目指し、六時半の電車に乗る予定である。

 片方の肩にかけるだけで済む大きさにできたとはいえ、荷物も多い。


「ごめん、そろそろ家を出ないと」

「一時間以上あるよ~、荷物検討しようよ~」

「だーめ。歩いていくんだから、もう出なきゃ」

「車で送ろうか」

「今日早いんじゃなかった?」

「……気を付けていくんだよー」

「はーい、いってきまーす」


 今回は今までの人生で最も長い旅行になるだろう。自転車を駅に置いたままにしておくわけにはいかない。


 それでも、青田には友人に話をつけて寝所で困らないようにしてくれたことに感謝しなくてはならない。一週間ほど家族そろって出掛ける間、留守番をする代わりに家への滞在を許された。

 彼らの事情を利用したのか、唆してそういう流れにもっていったのか、気になるところではあるが。


「よいしょ」


 一息に重い荷物をかける。左右の体重のバランスが崩れ、ふらふらよろけた。もう一度構え直し、しっかりと玄関に立つ。

 冷たいドアノブを回せば、外は雲一つない快晴。舗装されたコンクリートの道路までもが明るく照り輝いていた。



 五十分かけて駅に到着した。どちらかといえば田舎町なだけあり、駅前の人影は疎ら。しかし、ブラジル人を主に外国人の住民が多い大泉町に近い為か、那谷木にも異国の血が流れる者が多い。

 少ない訪問者の肌の色は薄い黄色、濃い褐色、大福の如き白とカラフルだ。


 駅前で憎々しげに太陽を睨む少年の肌もまた、東洋人とは明らかに違う白さだった。


「くそ、朝のくせしてアッチィ……」

「おはよう、尋也君。今日は随分と早い」

「いつもギリギリですみませんね。虎斑先輩こそ遅くて、アイスの食い過ぎで腹でも壊したのかと思ったっすよ」

「お腹冷やすなら君の方だろうね」


 先日、冷蔵庫のソーダバーを三本食したのを持ち出すと、露骨に顔を歪め、口をつぐんでしまう。

 反論が思いつかないようだ。悔しそうに唇をへの字に曲げ、話題を強引に移す。


「そろそろ時間っすね、電車。いくつ乗り換えるんでしたか」

「四つから五つぐらいだったっけ。乗り換えまでの時間は結構長いから、座れれば楽かも」

「はぁダル。夏休みの魔力が働いてなきゃあいいんすけど」


 文句をいいつつも、何気なく虎斑の荷物を奪い、そのままホームへと入っていく。

 荷物を二つも持った尋也に一度は手を伸ばすが、


「何してるんですか、先輩。乗り遅れたらオレ、長野に行けませんよ」


と虎斑が追い付けない、かつギリギリ見失わない位置までスタスタ歩き、距離を保つ。

 普段に輪をかけておかしい振る舞いに、虎斑はようやくどうにも恥ずかしがっているらしいと察する。

 手を下ろし、慈悲深い笑みを浮かべながら距離を変えないためにゆっくりと改札を通った。



「なんでそんな離れたままなんすか先輩!」



 その後、いつまでたっても寄らない虎斑に、痺れを切らして叫んだ尋也は駅員に生暖かい目で見られたという。




「ふむ、予定通りの正午前後。たっぷり観光ができるな」

「虎斑先ぱぁい…『矢津 優唯』に会うために来たんじゃあないんすか」


 玉節に到着し、ホームで確認した時計盤は『11:52』。昼食をとるにはちょうど良い時間だ。


 適当な食事処を探す虎斑は、数時間電車に揺られたというのに元気が有り余っている。

 一方、隣の尋也はぐったりと疲れた顔を隠そうともしない。笑いさえすれば愛嬌のある目もだらしない半開き。

 一見すれば不機嫌な不良で、他の客がそれとなく避けていく。


 それを置いても、玉節は那谷木と比べれば人通りが多いが、都会に比べればまだまだ少ない。

 多過ぎも少な過ぎでもなく、虎斑たちにとって新鮮な刺激を穏やかに楽しむに心地いい発展具合だった。


 もし娯楽目的で訪れていたなら、尋也も賛同できる。だが彼女は当然の感情とはいえ、我儘を押し、真面目な理由でこの地を訪れたはず。

 呆れ、咎める彼の視線にも虎斑は動じない。無邪気な笑みも崩さない。


 夏を楽しむ薄着と爽やかな表情は、何も知らない人間が見れば 遊びに来た若者としか思わないだろう。


「もっと柔軟に行こうよ、君だって疲れてるじゃないか、その状態で精神力を必要とする相手と会う気なのか?

 何より、虎斑達がどんなに慌て、積極的に行動しても、無理な時は無理。あまり押しが強すぎてドン引きされたくもないしね。せっかく来たっていうのもあるし。遠出であるからには読んで字の如く、『時は金なり』なわけで」

「だから観光もしちゃおうって?」

「イグザクトリー!」


 喜びに手を叩く虎斑に、ふぅーっと尋也は溜め息を吐いた。

 答えを急かして顔を覗き込む虎斑から体ごと仰け反らせ、さっと周囲を見渡す。


「仕方ないっすね。オレも課題の恩がありますし、ちったぁ付き合いますよ」

「そう来なくっちゃ。早速、安くておいしい店を探すぞー」


 青田からいくらかの小遣いを貰っているとはいえ、限界はある。結局二人は手頃なコンビニで手を打った。


 数種類のおにぎりをビニール袋に詰め、適当な公園のベンチに腰を掛ける。

 朝の那谷木と比べると幾らか雲が泳いでいるが、降り注ぐ陽光は燦々と眩しい。公園を囲む街路樹が、濃厚で深みのある緑で来訪者を癒す。ベンチの上は木で組まれた屋根が覆っていた。


 覆っているとはいっても、一本と一本の間隔は十センチほど空いている。その間を薄い緑色の葉をうねらせた蔦が縫う。茂った葉っぱにより、万華鏡のように光を散らす屋根。

 昼時というのもあるが、暑い日が続いている公園に遊びに来ている子どもは少ない。静かな憩いの場で、二人並んでおにぎりを頬張る。


「うーん、まだちょっと早いか」


 ちまちま胃の消化と顎の運動によい食べ方をしていても、食事で時間は稼げそうにない。


 この地で活動する際、まず訪れるべきは青田の友人宅だ。

 留守を預かるために、しっかりと礼儀礼節に気を払い、安心して出発していただかなくてはならない。


 一家が出かけるのは夕方と聞いている。昼食は自宅でとるはずだ。すると今から行けば二時前には到着してしまう。多少到着を遅らせても、二時前後に食事をとる可能性も十分にあるわけで、タイミングが悪ければ和やかな家族団欒に突撃お宅のお昼ご飯するハメになる。


 親代わりが知り合いでも二人自身は初対面。お昼時に邪魔をする不躾な人間だとは思われたくなかった。


「どうします?」

「うーん。ゆっくり食べても十二時半を回るかどうかぐらいになるだろうしー。ココから歩いて三十分くらいかな?

 お店に行っても、さっきみたいにお金使うの躊躇しちゃいそうだしなー。尋也君はウィンドウショッピング好きだっけ」

「嫌いっすね。買うかどうか吟味すんのはともかく、金もなく見てるとイライラするんすよ。思いがけず欲しいものがあっても絶対買えないじゃないっすか」

「そうか。景色を見る以外、観光で買い物するのは目的を果たした後になっちゃいそうだね」

「本来の目的を大事にしましょうよ、そこは」

「HAHAHA」


 妙に高らかな笑い声をあげて虎斑は足を延ばす。歩いたり座ったりし続けて動かしづらくなっていたのだ。脚線をまっすぐにしてみるとパキッと小さな音が鳴った。

 尋也は少しだけ顔を顰め、なんとなく冷えて水滴が伝うペットボトルをそっと頬につけてみる。


「ひえっ」


 彼女には珍しい甲高い悲鳴。振り回されたことへの意趣返しができたようで、胸が軽くなった。夏、楽しい。


「いきなりなんなのさ」

「電車で疲れて、もう考えるのも怠くなりました」

「確かにちょっと思考停止できたけど」


 文句をいう風で呵呵と笑い、楽しそうに太ももを叩く。

 実際、さっさと肩の力を抜いてしまいたいのは尋也の方であった。足より先に頭がパンパンになって、そろそろ思考も話の流れも放り出しそうだ。


「もうここで二時間ぐらいボーッとしてるのもありかもしんねえ」

「君は三十分で飽きるだろう、誓ってもいい。今後の為に、ここらへんの施設でも覚えてみるか? 明日、食事で迷わずに済むぞ」

「家借りるんだから、食事処行く必要ないじゃないすか。自分で作った方が安上がりだし」

「じゃあスーパー?」

「あー、やっぱさっき店で食っときゃよかったかなぁ。ここにいる間に贅沢するチャンスを逃した気がします」

「本当に申し訳ない」


 それでもおにぎりは美味しい。パリッとした海苔は噛むのが楽しいし、規則正しく並んだ米の触感とよく合っている。噛めば噛むほど仄かな甘みが咥内を満たしていく。


「まあ、チープなのもイイっすよね」

「どっちでもいいんじゃないか」


 ぽちぽちスマートフォンを弄り、地図を表示する。

 顔を近づけてまで画面を覗く真似はしなかったが、尋也もポケットから同じ機械を取り出し、メモしておいた現時点の情報―そしてTO DO List―を表示した。


「あれだよね、いつでも見れるようにブックマークした方がいいよね」

「地図っすか? してもらえるなら助かります。玉節のどこらへんが『矢津 優唯』の家でしたっけ」

「彼女が住んでいるのは南の方、両親が住んでいるのは北」


 何度聞いてもおかしな話だ。この話題に入る度、虎斑は笑みを消すし尋也は今すぐ駆け出したいような、苛立ちが過分に入ったむず痒さに襲われる。


 最初に尋ねる人物を『矢津 優唯』にした理由は、全部で四つある。

 住んでいる場所が近かった。

 五人の中で比較的大人しい性格の少女である。

 ここ数週間で急激に近隣の治安が悪化している。

 そして、一人だけ家族と切り離されて生活している。もっとはっきりいってしまえば、させられている。


 矢津は現在十五歳の女子中学生として扱われている。実年齢はもう少し下だろうが、成長の個体差が大きい《天使》にはよくあることだ。


「高校生なら、まだギリギリ納得できないこともないですけど、中学生で別居ってやっぱおかしいですよね」

「そうだね」


 吐き捨てる尋也に虎斑は曖昧に返すが、あえて何も言おうとしない。

 彼が怒っている理由は他にも多々あるが、どれを指摘しても火に油を注ぐ結果になるとわかりきっていた。


 忘れそうだから記録を取りたい。そう申し出た尋也に押され、青田は幾らかの情報をメールに書き記し送信したのが憤懣のきっかけだ。

 内容は矢津の居住区、ひいてはその理由。

 最初に纏めると、優唯を引き取った家庭が彼女を不気味がり、拒絶したというのが全ての起因であり、結果である。


 家族になったばかりの当初。優唯が本来の『親』の記憶が薄れていたこともあり、良好な関係を築いていた。両親は彼女が一日でも早く心の傷を癒し、幸福な家庭で暮らせるように努めた。


 積極的に遊びに出かけ、休日には公園で遊ぶ姿が頻繁に目撃され、使用する道具には『やづ ゆい』と新しい名前を記入したという。

 優唯自身も、早々に自ら『鴨居』ではなく『矢津』と名乗っていたらしい。


 一歩間違えば荒療治ともいえるやり方だったが、うまくいっていた。彼女達が家族になり、一年を過ぎるまでは。


 家族生活が二年目に突入した頃、優唯は見えない誰かと話すようになったのだ。

 かつての悲劇の名残では。心配した夫妻だったが、調べたところ 『イマジナリーコンパニオン』と呼ばれる解離性同一性障害ではないかと結論づけた。


 幼児の二十パーセントから三十パーセントもの子どもが経験し、一人っ子か女性の第一子に多い。異常のない、子どもとしてはありふれた現象ともいうべき症状。

 現実の対人関係を知ることで自然消滅すると知った両親は安心し、幼女を見守っていたのだ。


 優唯が全ての条件に当て嵌まることもあり、すっかりそうだと思い込み――ゆえに、さらに一年、二年経ち、小学校高学年になっても『空想の友達』と会話し続ける少女を、異常だと、得体のしれないものだと感じてしまった。


 実子が誕生していたこともあり、彼女が新しい愛娘になにかするのでは、と恐れてしまった。

 そして幸か不幸か、夫妻は経済的に豊かな類であった。少女一人の為に安アパートを借りられる程度には。


 中学生になるのをきっかけに、妹が十三歳になるまでそちらで暮らしてほしい。

 両親の涙ながらの頼みに、素直に頷いた少女は、律儀に約束を守って自分から『実家』を訪ねたことは一度もない。


 矢津家の両親は、警察――青田――の元へこまめに連絡を寄越す。

 一人暮らしをする娘への心配半分、いつ暴走するかわからない恐怖半分。

 やっていることは、優唯にとって残酷だったはず。両親も十分に了解し、苦悩した。


 だのに、なお恐ろしいのだ。悲しく痛々しい過去を持ち、理解しがたい力を持ちえる存在である《天使》が。矢津 優唯が。娘が。


 頻繁な連絡は、義務から嘆願の様相を醸し出し始めている。

 絆を育み、愛情を注いできた娘へのどうしようもない感情と罪悪感で押しつぶされそうになっている。

 電話越しに優唯について語る時、いつも声は震えて一息に喋ってしまう。かつて、幸せな家庭の思い出を紡いでいた頃とは似ても似つかない。


 懺悔するかのように、低く静かに喚く。家族には確実にもろく深いヒビが入っていた。親にも、恐らく娘にも。


 他の子どもに関してもしばしば連絡を受けているが、一際警察を――話せる相手を――頼りにしているのは矢津家。

 数年以上様子がわからない一家もあるうち、何度も言葉を交わす方へ情が移ったか。

 話している時、一番痛ましげに眼を細めたのが彼女の話だった。



 親だから、子を想ってほしい。自ら受け入れたのだから、実子と平等に扱ってほしい。


 虎斑にも尋也が怒る気持ちはわからないでもない。

 先を生きる者として、まっすぐに立派に生きていてもらいたいという気持ちはよくわかる。

 彼女自身、克己をよく覚えていないのに、青田の話だけで正義漢だと信じているのも願望が多く含まれている。


 だが、彼らは人間なのだ。いってしまえば、自分達よりたった十数年生きているに過ぎない。三つの頃の虎斑と、十八歳になった虎斑がどれほど成長したか? その成長速度を親になる年代までし続けられるか?


 絶対にできる、なんて絶対にいえない。


 どうしようもなく湧き上がる恐れの感情、思うようになれない自分への憎しみ。彼女達の話は、理想ひとつではどうにもならない どうしようもない話だ。


 自然に感情を怒り以外に目を向けられるよう、微妙に話の方向性を変える。


「ご両親の方には電話したから、『矢津 優唯』の方にだけ?」

「うん。同じ町でも端から端となると時間かかっちゃうから」


 ファイルを見つけ、行動方針を決定した三日後。矢津家に電話し、里親から聞ける話は聞いた。

 青田が心配するのもよくわかる、かすれて疲れ切った声。それでいて無理矢理、何も問題のない明るい調子を保とうとしているのが哀しかった。


[娘と、仲よくしてあげてください]


 最後に簡潔に、だがしかし心の底からの嘆願が込められた響きが脳内に蘇る。膝のあたりを何度もかいている尋也の腕をそっと取り、落ち着かない額を指ではじく。


「だから、あんまりカリカリするな。虎斑達は喧嘩しに行くんじゃない、仲よくしに行くんだ」

「……っす」


 渋々頷く彼に、褒め言葉代わりに頭を撫でるようなことはせず、返事代わりに無言でおにぎりを咀嚼した。

 美味しい、幸せ。

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