↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/169

未知の魔力

エルリン達は、山の中腹まで退却し、しばらく戦場の様子を見ていた。


エルリンが草むらに寝転がり、アストリッドがエルリンに引っ付いて一緒に寝転がっている中、ファフナロッタは一人立って戦場を観察している。


「リン、やはり陣形が崩れたシュトラーダ軍が劣勢ですね」

ファフナロッタが冷静に分析する。


「シュトラーダは昔から、隊列が乱れると簡単に押し込まれる、有能な隊長がいないのよ」

エルリンがウトウトしながら応える。



その瞬間、三人を包む空気が震えた。


「リン!」


「ーーーこの魔力・・・なに?」

エルリンが慌てて立ち上がる。 


凄まじい爆音が鳴り響き、爆炎が同時にいくつも上がる。

見る見る内に、魔族の群が焼かれていく。


「こんな凄まじい魔力・・・レミー様に匹敵します!いや、それ以上かも!人族がこれほどの魔法を!?・・・いや、有り得ない!」


ファフナロッタが、これほど慌てふためく顔をするのはエルリンにとって初見であった。


「これは・・・人族側、ここから見えないけど、後方ね」


「キャハハ!人族にも骨のある奴がいるんだね」

アストリッドがあぐらをかきながら高笑いする。


さっきまで劣勢だった人族が、とてつもない魔法の支援で一気に巻き返す。


ーーーどんな奴なんだろう、離れた場所からでも魔力の大きさが分かるなんて・・・。

エルリンは心の中で呟いた。


「リン!城に戻りましょう!シュトラーダを調査する必要があると思います!」

ファフナロッタは逼迫した表情で言い放った。


「そうね、とにかく一度戻りましょう」

3人はヴァンパイア城へと急いだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。