遥か昔の話だが…
この小説の時間軸より800年は昔…、世界は【人類】は滅亡の危機に直面していた。
世界を跨ぐ【消失魔術】…強い人間が居なくなると言う魔術、つまり【本当の悪】が行なった事象により、
【能力者】や【侍】【騎士】は居なくなりつつあった。
追い詰められた人類が託した【最後の希望】は死に、正に【幽界】は滅亡の一歩を辿っていた。
魔人ムシンは目を覚ました。
傍らには刀【孫八】があり、かつての事を考えていた、いや、かつてを夢に見ていた事に気が付いた。
海底で【霊体】とし、気絶していたのだ。
「ヤレヤレ、俺もまだまだ未熟だな」
時間軸が戻って、時が動き出す。
霊体で転送し、砂浜にたどり着いた。
「…やっぱり戦ったのはテメェだったか?」
赤い髪、魂に竜を継ぐもの、竜族の魔人ジークが立っていた。
「お前な、お前は作家だろう?いくら【人間】とは【違う】と言っても」
魔人ムシンは頷く、そして発言する、
「そうだな、【人間とは違う】只それだけで、人間の力である【剣術】を限界を超えて引き出す、だがそれには対価が必要だったな…ジーク…」
ジークが言う。
「お前がな、俺と違って【本当の魔人】だとしても、お前だって生身の心臓1個の人間なんだぞ、…あの剣術、右腕がどうなっていた?また」
「甘えてるんだ、コイツ、悪魔の右腕に」
ムシンが言ってジークがきりだす。
「【魔人ジークと影の魔王】はもう昔の話だ、今の魔人ムシンは只の人間の遺伝子を受け継いだ只の人間だ、ムシン…、俺も行くのかな?」
??
「セフィーやシウやジンやフィーンそれに俺の、魔人ジークの親友である」
「安堂カケルが行った冥界に…」
ジークが言ってムシンが言う。
「…お前は…あるいは、行くのかもしれんな…、だが俺は行かない、【陰陽道】そのものである俺は…、行くわけにはいかない、人々を守らなければならない、それにそれはジーク…、そんなもんはテメェ次第だ」




