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ちょっとしたことです。  作者: 御尻織ぺし子
始めました!
52/54

私は知っている。

三角関係とか複雑な恋愛とかしない方がいいと、

私は知っている。

自分が経験しなくても知っている。


今回は見聞きした話。

ちょっと長いかも( ̄▽ ̄;)

私は若い頃、学生時代のバイト先で知り合った2つ年下の女と2人暮らしをしていて、その人の為に家賃光熱費駐車場代たまに遊び代も全て支払っていた。

周りでは「そこは後悔するべきだよ」と言う人もいるが、私は後悔していない。自分の意志で助けたいと思ったから。

私はその頃、その子の二股のアリバイ工作も手伝っていた。

その子の本命はその子が高校2の時に他の女子から奪略した地元君。その子にとっては顔がどストライク。暴言暴力のDV癖がある。

もう一人の男の子は、その子がバイトしていたスナックで出会った建築作業員。その子と同い年。ひょうきんなけど根真面目。


「御尻織ちゃん!さっき電話で告白された!かっこいいんよな〜♡」

「えっ?」

「地元君と付き合っとるけど、この人とも付き合いたい!」

「やめとけw」

「え〜、どうしよっかな〜。付き合う!なんて言おうかなぁ〜?連絡しよ。」

スマホにフリック入力してポンっと音がする。

「えっ?ホンマに?うーん……まぁ、個人の自由じゃもんな……。」

「あっ、地元君とは別れたことにするから。」

「えっ?……う、うん」

この後から、その男の子の家に行く時も、浮気のアリバイ工作の為だと言うことで私も同行。その男の子と遊ぶ時も同行。


流石にずっと一緒なんで私が同行する事について聞かれた

「なぁ、なんで御尻織さんも一緒なん?」

「う〜んと、一緒がええんよ!な!御尻織ちゃん!」

「そうそう」

「俺は納得せんけど?なんで?俺ら付き合っとんよ?」

私な少し面倒くさくなってきた。

ラインで(二人で行ってきたら?)と送ったら

(地元君に誰とおるんって聞かれたら困る!)と返ってきた。

押しに弱い私はそのまま同行を続行した。

その子はいつの間にか男の子と半同棲していた。

同行してるので夜もなぜか私も泊まってた。

3人でご飯食べたりしたのはちょっと楽しかったけど、

(絶対に来ちゃいけんじゃろ。うち何しょーんじゃろ……)

男の子からすりゃ要らん人間なのはわかってる。

いつも泊まりの時は夜中二人がヒソヒソ喋ってた。

「静かにな」「うん……ん、、、」

なんかもう、嫌な音がした。私はこの時経験がなくてそういうことには嫌悪感しかなかった。

でもある日の泊まりで

「御尻織ちゃんって経験ないんよな?ひとりでは?」

「まあ……。うん……。まあ……!」

二人ともニコニコしていて恥ずかしかった。

「御尻織さんもそういうの興味あるんじゃ〜!全然ねぇんかと思った。」

「まって?いつしょん?いつしょーったん??」

「たまにかな……。」

その夜

「なあ、ひとりでするんじゃろ?御尻織さん、今ちょっとやってみて?」

「え?は?え?無理!」

「ちょ〜ちょ〜、御尻織ちゃんやってんや〜笑」

「えぇ〜…………。」

「御尻織ちゃん、嫌なら声だけ聞いてみたい!どんな声か聞きたい!笑」

最悪だった。とりあえず寝たフリをした。

また音が……。嫌な気にしかならない。

音が止んだら何か話していた

「俺、絶対幸せにするから……。俺一緒におったら幸せなんよ。ホンマに好き。大好きなんよ。嘘じゃないよ?」

「うん、あたしも好き。」

男の子が気の毒になってきた。二股の2番目だと知ったら?

ある日、

「なあ、御尻織ちゃん。男の子いつも夜さ〜、幸せにするから〜って話してくるんじゃけど、さすがに罪悪感ある。地元君ともちょっとそういう将来の話とかもしとって……。」

「そうなんじゃ!」


別の日、私の家でゆっくりしてた。

何か言いたそうにしてて、

「あたしこの前プロポーズされた。」

「あっ、そうなんじゃ。おめでとー。どっちから?」

「二人とも。」

「へぁーー!!??」

びっくりしすぎて変な声が出たw

「ちょ、笑かさんでw」

「いやびっくりするでしょうよ」

こんな時に地元君から電話がかかってきた。

「スピーカーで出ていい?」

「なんでなん!」

「スピーカーするけん、静かにしとってな。」

“……今何しょん?”

「どしたん?御尻織ちゃんとおるけど?」

“ふぅーん。ホンマに?今確かめるけん。かわって?……はよ。……はよォしろ!!!そういうとこマジでムカつくけん直した方がええよ?”

いや無理だろw 怒号が凄い。

「おるって!御尻織ちゃんかわって!早く!」

「何?どうしたん?かわったよー。」

“今何しょんかな〜と思って”

この時声のトーンが普通になった。こういう裏表激しい性格の人って何なんだろうか。何がしたいんだろうか。

「ん?普通に家でゴロゴロしょうるけど?」(本当)

“そうか。なぁ、最近アイツ怪しくね?浮気とか、他の男と最近絡みあったりする?”

「ウチが知っとる限りではないけど?」(めちゃくちゃ嘘)

“ホンマに?”

「ホンマに。」

何秒か間が開いた。

“ふぅーん。俺は怪しいと思っとる。ずっと一緒におったからわかるんよ。ちょっと、探り入れて欲しい。証拠が欲しい。……かわってくれん?”

探りを入れて欲しいと言われてびっくりして顔を見合わせた。またこの先この質問を何回もされるかな?そう思った。面倒くさいなと。

「かわったよ!なんの話しょうったん?」

“いや、別に笑 お前には関係ない笑”

“元気そうならええんよ、また電話するわ”

「うん!」

電話が切られた。

その後ちょっとヤバいなぁ〜と二人で話した。

したら、

「なんか、二人の気持ちを考えたら可哀想で……」

と泣き出した。

一瞬同情しそうになった。けど、ここまで来ると訳がわからなくなっていた。

(この子、ほんまはこの状況楽しんどんじゃねん?w 自分がどっちも好きでどっちとも付き合いたいからと泥沼化させてるのに?w 二人別々にデートしてプロポーズされて幸せそうにして?w)


そう思いつつも薄々気付いていたこと、気付かないように薄い膜で覆っていたことがハッキリ浮かぶ。

この頃良い友人はみんな仕事やら何やらで連絡取らなくなって疎遠気味になり遊べる友達がいなさ過ぎて、

この子は私の友人なんだと思い続けたかったんだと。

(待てよ。まさか……うわあ、うちも結局この子と同類じゃったんじゃ……。友達が欲しくて……。欲張りじゃったんじゃ)

お金で繋がれた友人でもなんでもない関係。

私が縛っとったんかな。

この子の性格からすりゃ男と遊ぶ方がそりゃ楽しいでしょうよw

アリバイ工作で誰が幸せになる?

そんなん一瞬だけだったろw

この子の手伝いをしてたのは私が寂しくて弱くて欲しがりだったからか。

結局、その子はもう1人と別れて地元君と結婚した。

もう1人の人と別れる時緊張するから私も同席して欲しいと頼まれ、また同行。

男の子は泣いてた。

「俺じゃ幸せに出来んって事?何が悪かったん?最後に教えて?」

私は(二股かけてて、結局もう1人と結婚しますとか言えんわな。これもしも、男に未練とかあったらもっと面倒くさかったかも知れんな〜)と思った。

その女の子は

「なんかちょっと合わんかもって思って。」

丁度よさそうな理由を見つけて答えていた。

それから普通に生活した。私は一人暮らしになった。


浮気された側の話も聞いてたけど、

前の職場の同僚は旦那が浮気してたらしい。敢えて家に帰ってくる時間に好きでも無い男を家にあがらせて、ムカついたからわざわざ目の前で浮気し返してやったと言っていた。その後、離婚もしたし男とも別れたと。離婚する時は最初に浮気したから仕返したのに!こっちのせいにされそうになったんよ!と泥沼化

「仕返しの為だけに付き合った男だからすぐに別れた」

聞いた時はびっくりしすぎて笑った。

「強っww」

「そうよ、強く生きんと。……いちいち悲しんだり泣きょったら……。子どももおるのに……。こんなんやっていけんじゃろ!」

そりゃそうだ笑

最後の最後になんやねんっていうねw

とにかく、この見聞きした話があったからな〜。

理性がきちんと働いてくれたんだろうな!

あとは彼氏との5年の思い出とか、

こんなに人の事を知ることはなかったのにとか後悔する。

SaTorは絶対に悲しむし寂しがるじゃろうなと思う。

でもあの誘惑(と言うべきなのか?)がスゴすぎた……。

見てるだけで体の全触覚が敏感になったのには驚いた。

限界来た時は触りたいし触られたいし、

体臭を知りたくなるというw

近づいても無臭だったから余計気になったんかな?w

あ、私は夏になると自分でも分かるくらい汗臭くなるw

感染症で1週間休んだ後はちょっとカッコよく見えてしまうし。

中身は知らない。

他の人からの評価は「自分がない人」「仕事ではいちいち細かいんよな」「気にせんでええ所を気にする」「よく喋る人」「言い方がちょっと腹立つ」だった。

良くはない評価を聞いても、喋ったら楽しいかもって喋りたくなるし。


本当に危なかったです……(´・ω・`)

あの子みたいに最後まで自分がしたいように突っ走ってたらどうなっていた事か。


一旦完結させて頂きますm(_ _)m

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