メモは渡せなかったよ。
今回は月曜日に四日ぶりに仕事をした話。
ついに捨てメを作ってしまいました。
この日から8月末まで午後出勤。
(今日、あの人も出勤するよなぁ。仕事大丈夫か!?うち!)
例の人物も今日から出勤すると思うと少し心配なのは、仕事に集中出来るかという事だった。繁忙期は過ぎているので量は少ない。
今の職場は彼氏の会社が近いんで、朝一緒に車に乗せてもらった。
「俺、仕事やだよ……。」
「うちも……。」
「えっ!?なんか嫌なことあったん!?」
(ほんまの事やこは言える訳ねぇよ……。)
「うーんと、午後からがちょっとめんどくさいかなって
(´ε`;)」
「そういう事ね。あぁ、会社嫌な奴が多すぎる……。」
お互い憂鬱になりながらの出勤。8時30分。駐車場についた。
「うち車で待機しとこ〜っと。」
「うーん、9時過ぎには戻るかな?ちょっと
待ちょうてな!」
「うん!」
車にひとり残ってテレビを眺めた。
(今日うちホンマに大丈夫なんかな?あー、車でこんな事考えたくねぇな。でも頭がいっぱいいっぱいじゃわ……。)
一時的だが気を逸らす方法閃いた。推しの配信を聞こう。配信アプリをやってた時に見つけた可愛いらしい女の子。まぁ、女の子と言っても大人だ。
“ぺしちゃん、おはよう〜。ふふふ。昨日はありがとうね。”
眠たそうな声が聞こえた。
(顔も声も可愛い過ぎる……。しかも関西弁。癒されるよね。朝はラジオだけれどもw)
文字を入力する。
〈今、眠たくてコメント出来ない。〉
“ええ〜出てきてよぉ〜。ぺしちゃん今日仕事?”
(話しふってくれて、誘導出来るのがすげぇよなぁ。まぁ、専業配信者じゃから色んなコツみたいなのは知っとんじゃろうな。)
“今、人と付き合ったらどうなるんやろうって話ししとって、私恋愛経験ないねん。だから今教えて貰ってるんよ!”
他の人達が次々とコメントしていく。
〈付き合って3ヶ月くらいでお泊まりやな!俺、キャンプ行きたい。〉〈んで、親に会わせられるとw〉〈それは半年くらいじゃない?どう?〉“そもそも付き合うが分からんねん。私、自分の好きなタイプが分からんねん。……えっどうなるんやろう。”〈おいっ!しっかりしろw意外とどうにかなるんよw〉〈まぁ、なるようにはなる。〉“でも香水キツい人苦手なのは分かるんよなぁ”〈分かる〜〉〈残り香あるくらいの人、誰にアピッてるのって思う時あるよw〉
(えっ恋愛の話し!?マチアプ始めてたりして……( ≖ᴗ≖)ニヤッ。でも絶対指摘せん。ただの予測だし、今ほのぼのしとるからなぁ。ずっとこの時間が続けばいいのに。眠れそう……。)
と色んな話しを聞いていると、10時になっていた。
(午後出勤じゃから、まだ間に合うな。うちも配信つーけよw)
配信をつけて30分後。
(誰も来んな。まぁ、いつもの事じゃからなぁw仕方ない。)
ひとり来てくれた、と同時に彼氏が電話しながら戻ってきた。車に荷物を置いて外で電話している。
(タイミングが!でも外おるし話ししたいw)
「おはようー!うち今日午後出勤じゃけぇ、11時くらいまで配信付ける予定。彼氏来たから……11時まで出来るかどうかってとこじゃけども。」
配信は夜職の延長線というが、私は彼氏の話しも普通にする。話題に困らんから。後、自分の方言は結構好評wまぁ、どの地域も好評だ。もの珍しさがあるし、人柄も分かるし。
そして、気を逸らすのには丁度良かった。職場の事は全然思い出さなかった。
彼氏は電話が終わり、会社の近くまで送ってくれた。
「配信終わったの?もう大丈夫?」
「うん、終わったよ!もう出んといけんもん。ありがとう、行ってきます!」
11時。13時からなので到着が早すぎるw近くのコンビニに寄ってご飯を買って、休憩する部屋に入り浸りすることにした。
そこでもまた配信を聞いていたw
なんかミッションがあるので時間潰しにも丁度良くてw
ミッションが出来る所まで出来たら、SNSで音楽を聞く。最近はダンス系の音楽にハマっている。女の子が可愛くてw可愛い女の子は昔から好きだ。アイドルも男性よりも女性の方が好き。
12時50分。
(そろそろ始まるなぁ〜。スマホロッカーに入れなきゃ……。)
上の階のロッカーにしまいに行った。
(今日何するんじゃろ……。久しぶりでもう忘れた。……ロッカーの隣の部屋にいるかもしれない!!!)
意識したら緊張してきた笑
階段を降りる時、特徴的な色のスニーカーが見えた。立ち止まってる。通路狭いんで多分下で通り過ぎるのを待っていたんだろうな。
(わ!あ!あ!お、おる!意識しないようにしよ。)
無表情を決め込んで、顔も見ないようにした。
(目を合わせたら絶対におえん!絶対に意識したらいけん!)
「お疲れ様です。」「……お疲れ様です。」
挨拶も素っ気ない感じにした。
あと、この時いい事に気がついた。やっぱり意識しないように気を付けたら変な感じにもならない。
(あ、なんもない!よっしゃ!今日1日やり切れる!)
机に到着して時間がくるまでボーッと座る。
同時期に入った人が話しかけてくれた。
「ちょっと早いですね。」
「そうなんですよー。早く来すぎたなぁ。今日もまぁまぁ郵便多いですね……。」
「まぁ月曜日ですから。」
久しぶりだったから感覚が分からない……笑
(あの人上の階から降りて来んのかなぁ。……暇になったらすぐこんな事考えるんじゃから。喋らんじゃろ!ダメ!絶対!)
キーンコーンカーンコーン♪13時の音が鳴った。
(はぁ、やれやれ仕事仕事。)
人の出入りが結構あった。扉が開く音がする度気になって仕方なかった。
(音が気になる……。集中しなきゃ……。でもドア開いたらおるかも知れん。……なんかめっちゃ気になる!!)
他の人より背が高いのですぐ分かる。チラっと見てしまった。一瞬こっち方向を向いていたので、すぐ机に顔を向けた。
(わっ!気付かれたかな??ていうか今まわりから見たら挙動不審な人やんww)
もう1日こんな感じwwチラっと見て、わっ!ってなってw
データ入力中時計見てたらたまたま視界に入ってきて、こっち見てたような……。
でも、疲れで目が霞んで遠くが見えなくて良く分からん。
(気付かれたんかな!?分からんwなんかめっちゃ興奮するぜ!ムッハー!)←アホがここにひとり……。
数時間後。そろそろ定時になる時間となりました。
まだデータ入力w違うのではある。
次の資料を取りに行ったら、後ろにいた。でも絶対振り向かない。自分のPCに戻った。
(し、集中するんだ!……頑張らにゃ。なんか緊張して……手が動かん。う〜ん。)
急に意識して緊張した。
他の人と何か話してる。
(なんか急に優しい声に思えてきた。楽しそうに話して……、ええなぁ。ちょっと前までは変な声だと思っとったのに。おい!……ダメですね!アウツ!何考えてる!?勝手に興奮して、一人で盛り上がって……。うち何やっとんじゃろ……。)
この日定時で帰れた。
ロッカールームでちょっと考え込んだ。こっそりパクってきたボールペンとメモ用紙。
(来週でこの職場も離れるんか……。もしかして、ラストチャンス?捨てメまだ作っとらんよな……。作って、メモ用紙に書いてあの人のロッカーに挟んどこうかな。話したい。)
そんで、メモ用紙に書くまではやった。
丁度ゾロゾロと人が入ってきた。
「お疲れ様です。」
とそれぞれ挨拶した。
(人に見られたら何か思われるかも!?)
スマホを見てたフリをした。
スマホの画面を見ながらボーっとまた考え込んだ。
突然、声を掛けられる。
「お疲れ様でーす。」「失礼します。」
また後ろを他の人達が通って行った。
ロッカールームの通路は人が二人分しかなく狭い。その上、スイッチひとつで真っ暗になるという……。
ふと気づくとひとりだった。
(いま、あの人が来たら……ちょっとヤバい?笑笑笑)
そろそろ帰らなければ。ロッカールームを出て下の階まで降りると、例の人の姿が!!
(ヤバい!さっきまで変なこと考えとったからなんか緊張するw メモ……渡せ……ないなぁ〜。ダメだ。今日は帰ろう。)
傘立てから日傘を取ろうとするも、他の傘が引っかかって取れない。
ガチャガチャ!
(なんで取れんの〜!!やめてんやー。)
例の人も傘立ての近くまで来ている。
そんで、丁度エレベーターが来た。
(気まずい気まずい!さっさとエレベーター乗ろう。うちが勝手に気まずくなっとるだけなんじゃけどなw)
近くまで来てるのに、顔も見ることも出来ず、挨拶もせずエレベーターに乗ってしもうた……。メールアドレスを書いたメモも渡してない。
ぽーん。
エレベーターの扉がゆっくり閉まる。
私の傘に引っかかっていた傘を立て直している。
ゆっくりこっちを振り向いてた。
(あ、目が合いそう。)
顔を見る前に顔を伏せた。
え?これって好き避けになるんかな???
挨拶も出来ない顔も見られない……でも相手からしたら凄い失礼な態度よな。でも本当に変になりそうで何も出来んなるし。
ああ、でも……。
自宅にて。
(傘直しょうる時、背中真っ直ぐでビシッとしとったなぁ。知らんかったあー。あっ!後ろ姿がカッコよく見えるのってそういうこと?うちも姿勢真っ直ぐしよっかなー笑もしかして運動とかしとったんかなぁ?うーんこんなに考え込んで……、やっぱり片思いの浮気になるんかな?……ちょいまち!何考えとんよー!早く帰ってこいっSaTor!)
この日の夜も眠れなかった。次の日休みだったから良かったけども。
まぁ〜自業自得ですよねw
捨てメの暴走。
それは心のメンズコーチがもう居ないことを表す。
あのセリフをわざわざ自分に向けて手を加えていたが、それも意味がなくなってしまっていた。
助けて下さいw
他に書きたいこといっぱいあるけどちょっと……書けない笑笑笑
踊りイベントの話しとか、学生時代の可愛い後輩の話しとか、書きますって言ってまだ書いてない笑




