かぎ編みニットのキャミソール。
2021年9月
周囲と違い過ぎる見た目への価値観を持つぺし子が
そのギャップを埋めるため工夫します。
「ぺしちゃん、35歳くらいにしか見えん。女は美しく!美よ!美!!んもーしっかりしてぇ〜。」(当時私は25か24歳)
かつて勤めていた会社の先輩の口癖は「美」だった。
「ノーメイクはNOですよ。お化粧しましょうね。メイクアップって言うでしょう?メイクはアップ!」(失礼だけど面白くて思い出すと笑ってしまう。)
学生時代のバイト先の綺麗なおばちゃんの言葉。
「何このヨレた服……。色もなぁ……。生きていくのに見た目は重要だと思うんよ。俺は。」
何度言われただろうか。お尻をぺしこされる彼氏から。
私の周りには身だしなみに気を使う人がなぜか集まる。
学校に行ってた時はたまに言われるくらいだったのが、社会人になると厳しくなった。
私はヒゲが伸びたのに気付いてもそのままの日もある。
むしろ汚い方が自分に似合っているし、アイデンティティでもあり、ワクワクすることなんだと思っていた!
類友とは。ひとは自分を映す鏡とは…。
どこへ行っても、身だしなみと服装チェック。
世間様は意外なところで厳しいネ……。
何年もほぼ毎日アドバイスや注意をされ続けるとさすがにちりつも的な感じで耐えられなくなってくるよネ。
───2021年9月、気付くとぺし子は財布を手にしていた。
己のアイデンティティを捨てる腹を決めたらしい。
友達も身綺麗にしてる人が多いんよな(^_^;)
人口に対して比率がなんだかおかしゅうはないか?
運命には逆らえませんよ〜、……ってコト!?
次回に続きます。