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研修店舗

「夏村君今日は、バーでの業務について教えていくね」

「はい」

「基本的にバーでドリンク作成している人は1人か2人で、1つ目のドリンクをある程度まで作成したら、2つ目のドリンクの作成にも取り掛かるっていうイメージを持っといてほしい」

「分かりました」

「従業員の間では3番で止めてます。っていう声かけとかがあると思うから覚えといてね」

「はい。分かりました」

「来週には、きちんとドリンク作成できるかテストするから、練習しといてね」

「テストってどういう形式ですかね」

「ドリンク6つくらいを順番通りに作成できるかを確認させて貰うテストかな」

「なるほど。分かりました。頑張ります」


テストと言われると緊張感が高まるのは昔からの癖だが、やはり緊張してしまう。


「どのドリンクで作成してもらうか分からないから、どのドリンクがきても大丈夫な様にレシピしっかり覚えといてね」

「ホットもアイスも全てのドリンクから出ますか」

「もちろん」

「っあ、分かりました」

「夏村君が一番苦労するのは、ドリンクのカスタマイズやと思うから、カスタマイズについても今の内に覚えときや」

「カスタマイズ変更はテストに出ますか」

「テストには出ないと思うけど、オープンするまでに作れる様になっとかないと、戦力になれないよ」

「そうですよね。分かりました」

「はい。次はレジ業務について教えていくね」

「はい」

「まずフードなんやけど、基本的に温められる商品と温められない商品があります。温められる商品はお客様に温めていいか伺って欲しいです。ケーキ類は温められないから気をつけてね」

「はい。分かりました」


「で、ドリンクについてなんだけど。お客さんにシロップの変更をお願いされたら、ここのボタン。トッピング系はここのボタン。初めは探すのに手こずると思うけど、慣れたら早くなるから頑張ってね」

「結構ボタンあるんですね」

「そうなんよ。未だに、あれ、どこやっけ。っなるよ」

「そうなんですか、なるべく早く憶えます」


憶えることは確かに多いがそこまで苦ではない。幼い頃から知識が身につく、あの感じが好きだった。

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