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Ep.115 この手に愛を


勇気を



 オルカが魔法陣を描き始めて1時間が経過した。



 魔法陣の完成度は全体の3割。速さや効率を良くしても、まだ完成に時間が掛かる。


(このままだと5時間は掛かる……。完成する前に体力と気力が尽きてちゃう。どうすれば……)


 悩みながら描いていると、下から嫌な気配を感じる。『死』の気配だ。


「っ!!」


 オルカにはこの気配が誰のものなのかすぐに分かった。ハデスの気配だ。


 ほんの少しではあるが、その強力な気配を感じ取り、恐怖を覚えた。


(たった一瞬でこれほどだなんて、襲って来たら対応できない……!)


 内心焦りながら、魔法陣を描いていくオルカ。


 アージュナとモーフェンはその様子を見守っていた。


「オルカ……!」


 オルカの表情から、焦りと恐怖を感じてるのが分かり、アージュナはどうにかしてあげたい気持ちで一杯だった。


「よしなさい。お前が出るのはもう少し先だ」


 それをモーフェンが制止する。


「けど、このままだとオルカが倒れる! それに、下の皆だって長くは……!」

「安心しろ。オルカに任せておけば問題無い」


 モーフェンはそう言い切った。絶対の自信があるかのように。


「それよりも、その宝具の使い方は理解したか?」


 そう言ってアージュナの手元に視線を向ける。


 アージュナの手には、白い弓が握られていた。


 白い弓の大きさは1m程あり、美しい曲線で出来た、まるで芸術品の様な代物だった。


「ああ、これを下にいるハデスに向かって打てばいいんだろ?」

「そうだ。それに魔法陣を連動させて、発射方向にいるハデスに魔法陣を被せる。それでハデスは冥界へ逆戻りだ」


 モーフェンは下の方を見る。


「しかし、周囲にいる連中を退避させねば巻き込まれて一緒に冥界送りになる」

「じゃあ退避まで待たなければいけないってことか?」

「そこは私が【転移魔術】で全員を退避させる。どうという事は無い」

「そういうことか」


 アージュナは弓の調子を見ながら、オルカを見守っていた。


 モーフェンは視線だけアージュナに向け、先程のハデスの絶叫を思い出す。


(魔力の乗った大絶叫か……。久し振りに聞いたな)


 以前もハデスと対峙した事のあるモーフェンは、オルカを守る為に、既に【防御魔法】を張っていた。


 これによりハデスの絶叫はオルカには届かず、ノーダメージで作業を続けられている。


(そろそろ起きた頃。次は物理的に攻撃してくる可能性が高い。【防御魔法】を更に張っておかねばな)


 モーフェンは黙って、【防御魔法】を追加するのだった。



 

 オルカは回転しながら魔法陣の作成を続け、完成度は4割に近付こうとしていた。


(駄目! このままじゃ時間が掛かり過ぎる!)


 順調ではあったが、決して時間に余裕があるわけではない。むしろ掛かり過ぎてしまう。


(下の皆も頑張っているけど、そんなに長く持つとは思えない。どうにかしないと……!)


 焦るオルカは、必死に何かいい手はないかと考え続ける。


 どうにか手順を減らさず、時間を大幅に圧縮できる方法はないか、頭をフル回転させて、打開策を考える。


(どうすれば、どうすれば……!)


 足りないのは手数。それを補える方法。


「…………あ」


 その答えはすぐ傍にあった。


「足りないなら、増やせばいいんだ……!」


 自身の髪に魔力を流し込み、髪で魔法陣を描いてみせた。まるで髪に魔法陣の髪飾りが付けられたかのように、魔法陣が付けられていく。


「魔法陣を描くための魔術、【魔法陣作成】。それを……!」


 デバフを扱う時に使う、あの魔術を起動させる。


「【1000連(サウザンドタイムズ)】!!!」


 【魔法陣作成】の数を一気に1000倍にし、作業効率を一気に上げてみせた。


 それを見ていたアージュナとモーフェンは、


「すげえ……!」

「気付きましたか、我が弟子」


 それぞれ驚きと喜びで、声を上げていた。


 オルカはエリクサーで魔力を補給しながら、魔法陣の作成を止めずに続ける。


(待っていて下さい皆さん! すぐに完成させますから……!!)



 ◆◆◆



 オルカが奮闘していた時、ラシファ達もハデスに立ち向かっていた。



 ファンとセティは、動かせる魔導バリスタを使い、ハデスの腹に攻撃を叩き込んでいた。


「ああ! 弾が切れた! セティ、そっち余ってないっすか!?」

「すまん! こっちもあまり残っていない!!」

「だろうね!!」


 ファンは観念して、少し遠くに離れている魔導バリスタから大型の矢を調達する。再度充填し直し、再びハデスに狙いを定める。


「いい加減倒れろこのデカブツ!!」


 

 ファンが悪態をついていた時、スカァフ達は空中を飛んでいた。


 どうやって飛んでいるかと言うと、天に昇る龍の如く、大量の水が高々と上に伸びているのを利用して、その流れに身を任せてから、高い位置から飛び降りて空中に飛んでいるのだ。


 そんな所業をやってのけたのは、S級冒険者の一人、『トリトン』だ。


 トリトンは水の無い所に水を出現させ、自由に操るスキルを持っている。それを使ってスカァフ達を運んだのだ。


「流石トリトンじゃな!! これで奴の背中に張り付ける!!」


 スカァフはトリトンを褒めながら、見事ハデスの背中に着地する。他のS級組、十二騎士達も続いて着地した。


(これでトリトンの魔力が限界か。あんな無茶をよく聞いてくれたものだ)


 もちろんスキルとは言え、魔力を大幅に使用するには変わりない。トリトンはこれにてガス欠。一時戦線離脱することとなった。


 スカァフは槍を構え直す。


「行くぞ諸君!! このデカブツの翼をもぎ取って行動不能にしてやるのじゃ!!」


 鼓舞を受けた面々は、手分けして翼の根元のある箇所へと向かう。


「【影の女王】!!」


 スカァフは【影の女王】を発動し、その装いを漆黒に変える。


(この姿になって改めて分かる。ハデスは【影の女王】と同じ、死の概念そのものじゃ)


 同じ概念を持つモノだからこそ理解できた。ハデスにガオバルガを突き立てても、死ぬことは無い。


 仮に心臓にこの槍を貫通させたとしても、ハデスは死ぬことは無く、活動を続けるだろう。それを感覚だけで理解できたのだ。


(なれば、ハデスの身を崩すのが最善!!)


 スカァフは4枚の翼の内の一枚に向かって走り、射程内に入ったタイミングで、槍を大きく振りかぶる。


「その翼、貰い受ける!!!」


 全身の力を込め、


「刺し穿て!! ガオバルガ!!!」


 槍を投げ放った。


 槍は亜音速で投げ放たれ、ハデスの翼の根元に命中する。


 命中すると同時に、大きな穴を開けて貫き続ける。数百mもの厚さのあるハデスの翼の根元をいとも簡単に突き進み、見事貫通してみせた。


 翼は根元から折れ、ゆっくりと落下する。


「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!??」


 ハデスも大声を上げて反応し、ゆっくりと背中に視線を向け始める。


「よし、意識をこっちに向けた! このまま背中をズタズタにしてくれる!!」


 スカァフは槍を手元に戻した後、背中に勢いよく突き立てた。これ自体に大したダメージではないだろうが、やらないよりはマシというものだ。


 

 スカァフが攻撃を決めた後、他の面々も攻撃を開始する。


 ケーナは黄金の鎧にありったけの太陽の力を吸収し、乱反射するほどのエネルギーを貯め込んでいた。


「今こそ、全力で、撃つ」


 翼に狙いを定め、槍を投げる様な構えを取り、大きく身体を仰け反らせて、槍を遠くにある防壁に向かって、突き出した。


「『ヴィナッシュ・シャクティ』」


 突き出した瞬間、槍の光が破壊の閃光となって一直線に放たれた。


 その光はどんな光よりも激しく、眩しいものだった。今までと比にならない一撃は、翼に直撃し、一瞬で貫通する。


「これで、おしまい」



 ケーナに続いて攻撃を叩き込んだのは、ホルケラスだった。


「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」


 喚声を上げながら大剣を振り上げ、ハデスの翼に斬りつける。


 力任せのその一撃は、大剣の長さを無視するように斬撃が伸び、一振りで一刀両断してみせた。


 振り下ろされた衝撃も凄まじく、叩き付けられた箇所には、大きな亀裂ができている。


「コオオオオオ……!!」


 蒸気を口から吐き出し、次の一撃に備え始めた。



 十二騎士達も宝剣を開放し、ハデスの背中に一斉攻撃を叩き込んでいる。


「ウェイガー達は背中にありったけの攻撃を叩き込め!! グレース、パルジファルは翼に一撃を入れろ!!」


 アグラヴェインの指示を受け、各々宝剣による攻撃を入れていく。


「行くぞグレース!!」

「はい! パルジファルさん!!」


 パルジファルとグレースは、今まで温存してきた宝剣を開放する。


「宝剣開放! 治らずの宝剣『ロンギヌス』!!」

「宝剣開放!! 終わらせる宝剣『ロンゴミアント』!!」


 両者、宝剣を開放し、その真の姿を現わす。


 剣は巨大なランスへと変貌し、兵器としての姿へと形を取り戻す。


 同時に、グレースの姿も変わり、少女から大人の女性となっていた。これはロンゴミアントの膨大な魔力の影響により、グレースの姿を一時強制的に大人へ変えてしまっているのだ。


「「貫けエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!」」


 2人は声を上げながらランスを投げ放つ。


 その威力は空を裂き、風景を捻じ曲げた。そして、ハデスの翼をいとも簡単に貫通する。


 これで4枚の翼は全て使用不能となり、ハデスに重くのしかかった。


「これで飛ぶ危険性は無くなったか……」

「アグラヴェイン殿!」


 ギャラヘッドが声を上げる。


「どうしたギャラヘッド?」

「ランスロットとメイドリッドが、独断でハデスの頭部に!」

「何だと!?」




 一方で、ラシファ達はハデスの顔面に攻撃を仕掛けていた。


 さっきまでの威力は無いが、広範囲に渡る攻撃は、地味に効いている様子だった。


(このまま下に意識を向き続けてくれれば、いいのですが)


 ラシファの不安は的中する。


 ハデスの視線が上に向いたのだ。


「っ!? 何故!?」


 ハデスはこの時、オルカが【魔法陣作成】を使用して、魔法陣の完成が早まったのを察知したのだ。


 そうはさせまいと、ハデスの4つの腕が動き出す。


「まずい、このままでは……!」


 ラシファが焦り始めたその時、ハデスの顔に大量の鎖が巻かれ始めた。


 どこからともなく現れた鎖は、ハデスの頭部と首をあっという間にグルグル巻きにしたのだ。


「これは、まさか……」

「宝剣開放、決別する宝剣『クラレント』! こいつの鎖で締め落としてやる!!」


 決別する宝剣クラレント


 その能力は『対象を魔法の鎖で捕縛し、一対一の勝負に強制的に持ち込む』というかなり変わったものだ。


 本来相手の手首に鎖を巻き付けるのだが、メイドリッドはこれを複数出現させ、拘束に使う事に利用している。


(魔力をめちゃくちゃ使うのが問題点だが、時間稼ぎするならこれで十分だ!!)

「締めた?! それじゃあ引っ張るわよ!!」


 メイドリッドはランスロットのニミュエに乗っており、その手に鎖を握りしめている。


 ランスロットはニミュエを全速力で発進させ、一気に鎖でハデスの首を締めあげた。途中で前進できなくなり、タイヤが空回りを始める。


「もうちょっと強く走れねえのか!?」

「これで全力よ!!」


 言い争う2人だったが、ハデスには十分効果があった。


 苦しさで眉を潜め、4本の内2本の腕を首に伸ばす。何とか外そうと、爪を使って鎖をいじる。


 それを見ていたラシファ達は、


「今なら!!」


 魔力を結集させて、強大な魔術を起動させた。


 

 【聖天紋(セイクリッドコード)極光拘束十字(オーロラサザンクロス)】!!!



 光でできた巨大な十字架が複数出現し、ハデスの上げた腕に突き刺さる。


 十字架はハデスの腕を貫き、身体から密着して離れないように拘束した。


 ラシファ達は魔力を注ぎ込み続け、その拘束を継続させる。


(これで魔法陣ができるまでの時間が稼げるはず……)


 そう思っていた矢先、ハデスの周辺から赤黒い靄の様な物が出現し始めた。いくつもまばらに出現し、その数を百、千と加速度的に増やしていく。


 それを見ていたヘルウィンは驚きを隠せなかった。


「何ですか、あれは……?」

「まずいな。時間を掛け過ぎた」


 ヨアンナは口を手で少し隠す。


「アレを何かご存じなのですか?」

「あれは『冥界の霧』だ。本来冥界にしか存在しないもので、触れれば魂を持って行かれるぞ」

「対処方法は?」

「躱すしかあるまい」

「だそうだ! 聞こえたか?!」 


 ヘルウィンは通信機を通して全員に通達する。


 聞いていたラシファは、眉間にシワを寄せた。


 迫る冥界の霧を回避しようと距離を取れば、十字架の拘束が弱まる。それに加えて、背中にいるスカァフ達も危ない。全員退避しなければならなくなれば、今までの苦労が水の泡になる。


「ここまでですか……!!」


 悔しい思いを吐露し、その場から離れようとする。



 その時だった。



「なら、全部燃やせば問題無いだろう?」



 冥界の霧が全て燃え始め、ハデスの身体をも燃やしていく。


 ハデスは熱さで苦しみ始め、炎を払おうと残り2本の腕を大きく動かす。


 突然の出来事に、全員が驚いていた。


「一体、何が……?」

「おいおい、俺の炎を忘れたのか? ラシファ」


 聞き覚えのある声が、ラシファの背後から聞こえてきた。振り向いた先にいたのは、



「バルアル!!?」



 死んだはずのバルアルだった。


 いつもの黒い格好で、黒い翼を生やして飛んでいる。


「どうして……? 貴方は死んだはずでは……?」

「ああ、死んだ。だから冥界から這い上がって来たのさ、ちょうど通れる所もあったらね」


 そう言って指差したのは、ハデスの身体が埋まっている魔法陣だ。


「あそこから頑張って飛び出して来た。これには冥界神もビックリだろうさ」


 冗談めかしに笑うバルアル。


「……全く、貴方という人は……」


 ラシファは目に涙を浮かべながら微笑んだ。


「戻って来るなら早く来い、たわけ……!」


 その様子を通信機で聞いていたスカァフは、顔を手で押さえて涙がこぼれない様にしていた。


 バルアルはラシファの隣に並び、手から炎を出す。


「俺があの霧を燃やし続ける。ラシファは拘束に集中してくれ」

「ええ、分かりました」


 2人はハデスに向かって手をかざし、それぞれの役割を果たす。



 ハデスはある程度炎を払った後、ラシファとバルアルに狙いを付ける。


 残り2本の腕を動かし、ラシフ達に目掛けて腕を伸ばす。


「させぬ」


 ヨアンナは膨大な魔力で見えない腕を作り、ハデスの腕に掴みかかる。しっかりと片方の腕を拘束し、動かない様に下に引っ張り続ける。


「ヘルウィン」

「分かっています!!」


 ヘルウィンはヨアンナから貰った魔力を使い、巨大な森を成長させて操り、もう片方のハデスの腕に絡みつく。その成長は止まらず、徐々に腕を飲み込み続ける。


「これで、完全に拘束できましたか」

「あとはオルカの魔法陣を待つだけだ」


 ヘルウィンとヨアンナは、空を見上げ、魔法陣の完成を待つのだった。



 ◆◆◆



 オルカは編み出した魔法陣の作成方法で、10㎞もある魔法陣を一気に描き上げていた。



 その時間の短縮は【1000連】と合わせたことにより、完成までたった30分にまで短くしてみせた。


 その30分の作業も、


「これで、完成!!」


 今、完了した。


 それを見たアージュナは、オルカに駆け寄る。


「オルカ!!」

「アージュナさん……!」


 オルカはフラフラになりつつも、アージュナに答える。アージュナはオルカを抱き締め、完成までの苦労を褒め称える。


「よくやったな、オルカ」

「はい、頑張りました……」

「後は任せてくれ」


 そう言ってアージュナは、オルカから離れ、弓を下に向けて構える。


「アージュナさん、私も……!」


 オルカはアージュナの手に振れ、重なる様に弓を構える。


 2人で弓を大きく引き、魔法陣と魔力を連動させていく。それはまるで星と星を紡ぐように光り輝き、一体となって発射準備を完了させる。


 オルカがアージュナの手に振れたことによって、その速さを一気に上げたのだ。


 2人はハデスに狙いをしっかりと定め、全ての魔力を引く力に込める。




「「これで、終わり!!!」」




 目一杯力が込められた一撃が、ハデスに向かって放たれる。



 放たれたのと同時に、モーフェンは周囲にいるスカァフ、ラシファ達を含めた全員を【空間転移】し、一人残らずその場から退避させた。



 魔法陣は一気にハデスの真上へ落ちて行き、ゆっくりとハデスを飲み込んでいく。


 ハデスは絶叫していたが、それも時すでに遅し。魔法陣に少しでも呑まれたハデスは逃げる事も叶わず、抵抗虚しく魔法陣に吸われていく。


 

 そして、魔法陣はハデスの全てを飲み込み、現世から完全に退去させた。



 魔法陣は役目を終えると、光となって霧散し、何事もなかったかのような静寂が訪れる。



 それを見届けたオルカとアージュナは、大きく息を吐いて、安堵の溜息をつく。


 互いに笑みを浮かべ、ようやく決着がついたことを喜んでいた。




 こうして、ハデスとの戦いは、オルカ達の完全勝利で幕を閉じたのだった。

 





お読みいただきありがとうございました。


次回は『全てを終えて』

お楽しみに


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