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令嬢リプカと六人の百合王子様。~熱愛の聖女、竜遣いの戦鬼姫、追放の無双策士にドラ●もんメカニック、太陽みたいな強ギャルに、麗しのプリンス!悪女と蔑まれた婚約破棄から始まる――【魔王】のための逢瀬物語~  作者: 羽羽樹 壱理
令嬢リプカと六人の百合王子様。~悪女と蔑まれた婚約破棄から始まる逢瀬物語~

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第十話:第五の王子・1

 ――リプカ。


 ビビと互いの国の常識について話し合っていると、扉をノックする音と共に、母の声が響いてきた。


「なんでしょう、お母様」


 母はビビに対し一礼すると、要件を口にした。


 ――パレミアヴァルカ連合からおいで下さった王子がお待ちです。大広間へいらっしゃい。


「わ、分かりました。すぐに用意致しますわ……」


 その答えを聞くと、何が不満だったのか僅かに、しかし露骨に顔をしかめると、母はリプカを待たずその場をあとにした。


 その後ろ姿を見送ったのち、ビビが扉のほうに視線をやったまま話を向けてきた。


「言った通り、私の国は様々な技術にひいでた国だ。当然、製薬技術にも長けている。望むなら、心理調教の薬であの母親をどうにかしてやってもいいぞ」


「どうしようかな……」


 クスリと微笑むと、ビビに断りを入れ、リプカは自室を後にした。



 


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