天才の中に飛ばされた白い矢
初めての作品で誤字脱字や文脈がおかしい事もあるかと思いますが大目に見てください(T_T)
私立帝道山高校それは将来を期待されたエリート 天才 秀才達が集う学校である。試験内容は東京大学 やハーバード大学入試に引けを取らない難関さであり、面接、作文 により人間性までふるいにかけ、そこからよりすぐられた者のみが入学できる学校である。この物語はあろう事かこの天才エリート集団の中に凡人が紛れてしまっていた話である。
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「おい…なんで …受かってんだよ。」合格発表の掲示板の前で喜ぶ者も居れば泣いて悔しがっている者もいる中でただ1人自分の合格に疑問を持つ青年がいた。もう一度自分の受験番号と掲示板に貼られている番号を照らし合わせる。しかし、何度見直しても確かに自分の番号がある。この青年の名は "桐山 白矢” ごく一般の公立中学校出身の平凡な青年である。 「面接での会話は最悪 作文も全く埋めず 試験の時には俺は寝てた。なのに何故…」こんな自分が受かっていいのかそんな疑念に抱かれながらも、時は流れ入学の時はやってきた。白矢は教室に入るなり自分の席と指定された所に座り始まるのをただ待っていた。生徒が揃いキリッとした目つきの悪い教師が入ってくる。「いいか、お前らこの学校の生徒になるということはこの国の将来を担う人間として育って行くということだ自分の価値を知り我こそはこの国のリーダーになるのだと胸に刻め!!!!!!いいか!」エリート集団の学校とは知っていたが先生は熱血なのかと白矢は驚きを隠せない。周りの生徒には驚いている様子は全く見られない。
「この学校に入学式と呼べるものは無い!!!時間の無駄だからであるこの学校に入ったのであればいかなる時も無駄にしてはならない!!!いいかお前ら勉強しろ!東大以上の大学に入れないのならばそれは死を意味するからな」白矢は耳を疑った。日本の中で最高の大学が最低ラインとあの教師は言っているのだ無理もない。「俺はとんでもない高校に入学しちまったみたいだ…」 「知ってるか?この学校のテストの順位で自分の立場が変わる事。」周りで生徒が話しているのを白矢は少し気になり聞いている。「上位10位は十傑と呼ばれるいわば神のような存在になれるんだ。」「十傑??」