第七話 お父様の許し
今回少し短めです。
ルナ視点
「お父様。私は冒険者になりたいですの…パーティも、ミカ、エル、エミという方と組みましたわ」
「…そうか」
あれ、案外許してくれるのかしら…
「もうルナは子供じゃないもんな…そういう事もしたくなるか…よし、分かったぞ。」
「…お父様!」
「そいつの顔を見せろ。そして戦わせろ。ルナを守れる実力がないと、パーティは組ませられん」
やっぱりこうなるですの…
「分かりましたわ。少し待っていてください」
ミカたちの家へ…行かないと!
はー、はー、着いた。えっと、インターホン…ぽち!ポチポチポチポチ!やっぱ楽しいですの…
「ちょっとルナ!連打しないで!あ、それでどーだった?」
「ミカ、貴方の顔を見せろ、そして戦え、だって。こっちへ来なさい」
そうして私達は歩いた。わたしのいえへ…
(お父様があっさりあんなこと言うなんて…何か企んでいるはず)
「ルナ?どしたの?」
「な、なんでもないわ。気にしないで…」
「…そう」
早めに引いてくれて助かったわ…はぁ。でもミカの事だからどうにかしてでも私をパーティに入れてくれるんだろーな…そう考えてたらもう着いちゃった。
「ミカ、ここよ。ここが私の家」
「ちっちゃ…いやなんでもない。ごめんね気にしないで✩」
「は、はぁ…確かに貴方の家よりは小さいですわね」
「なぬっ?!家より大きい家だと?!ここら辺では見かけないのだが?!」
「お父様?!あっ、ミカの家は外見は普通だけど中身がすごく大きい、マジックハウスなのよ」
「マジックハウス…?!そんなものを持っているとは…貴族か?それなら任せられる…」
「「「「え」」」」
「すまない。君達のこと、舐めていたよ…ちなみに、冒険者ランクって────」
「Sランクです」
「それは三人ともか?それともパーティ全体でか?」
「3人ともです」
「ルナをよろしく頼む…」
「え?戦うんじゃないのー?」
「…」
ああ、お父様の機嫌が…
その後、何とか怪我はなかったが、ルナの父と死闘を繰り広げたのだった。