運命の始まり
第一章-出会いと始まり-
ADR2125-3.15 AM8:00
福島.小高-西番谷分家
?????「?、似合ってるわよ。」
????「恥ずかしいわよ。母さん。」
?????「そろそろ、行かなくて良いのか?」
西番谷 涙「そうね。」
西番谷 茉莉「涙、これからが、大変よ。」
西番谷 士郎「お前の信念貫いて、頑張って来い!」
涙「行ってくるわ。」
-滋賀.近江-AM10:00
-神羅士官学校-講堂
士官学院学院長「これから、四年間士官になるため頑張ってくれたまえ。」
士官学校一年生教室-AM10:30-
涙「まずは、友達よね?」
そう言いながら、涙は自分の席で読書をしていた。
???「ん?それ、新刊か?」
涙「ええ。貴方も、この物語好きなの?」
???「ああ。」
涙「私の他にも、この物語が好きな人居たのね。」
風間 燐「自己紹介、遅れたな。俺は、風間 燐-れん-だ。」
涙「私は、西番谷 涙-にしつがや るい-よ。」
燐「西番谷って、あの?」
涙「と言っても、私は、分家の方の人間だからね。」
燐「そっか。でも、何で分家の人間が軍人に?」
涙「まあ、色々あるのよ。」
燐「色々な。まあ、一つよろしくな。」
??・??????「さあ、そろそろ席に着きなさい。」
涙「あの人が、教官みたいね。」
サラ・バレスタイン「これから、四年間あんた達の教官を受け持つ、サラ・バレスタインよ。」
燐「あの人、確か・・・」
涙「知ってるの?」
燐「紫電-エクレール-のバレスタインって、言えば分かるか?」
涙「紫電のバレスタインって、まさか、あの?」
サラ「こら、そこ。朝のHR中よ。静かに」
涙「ごめんなさい。」
-昼食休憩-食堂
涙「そう言えば、一年生って、私達だけみたいね。」
燐「そうなのか?」
涙「ええ。」
燐「この、クラスだけってのも寂しいものだな。」
????「風間くん。一緒に良い?」
燐「おう。良いぜ」
????「風間、誰だ?その子は?」
燐「ん?」
涙「西番谷 涙よ。相手に名前を訪ねるときは、自分から名乗るのが、道理じゃなくって?」
蒼井 香澄「そうだよ。涼くん。ごめんね、涙ちゃん。私は、蒼井 香澄-あおい かすみ-だよ。」
楠川 涼「楠川 涼-くすかわ りょう-だ。宜しくな。」
香澄「西番谷って・・・もしかして、あの有名な?」
涙「香澄が、言っているのは、本家の方。私は、分家の人間だからね。」
香澄「分家なんだ。出身は?」
涙「福島よ。」
涼「東北か。」
涙「そうね。」