最初の町に着くまで!1日目
アレクさんに会ってから、4日が経った。
「おや、ムクロ様、リン様もうすぐ始めの街【タリス】に着きますよ?」そういえば、この4日間色々なことがあった。
~1日目~
1日目はアレクさんから、最初の町のことや、魔術のこと、自分にあった適正の職のことなど、色々教えてもらった。
まず、自分の職や、ステータスは心で「ステータス」と念じれば出てくるらしい。
試しに言ってみて、能力に驚いた。
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名前:アカキリ・ムクロ
レベル:1
職業:死神(適正武器:大鎌、鎌、縄)
体力:600
魔力:1200
力:800
知恵:750
俊敏:650
守り:550
運:850
~スキル~
@固有スキル
大鎌(影切り、影化、暗黒、影の世界、???)
@通常スキル
鎌(切り裂き、朧切り、静かなる動き、足切り)
@レアスキル
縄(拘束、奴隷化、自由意思化)
~加護~
死神の加護(サイレント、魔力鎌、透明眼)
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異常、としかいいようがない。この世界で一番強い戦士と呼ばれる人でも、能力の平均が600で、スキルなど2つしかないとアレクさんは言っていた、もちろんこのステータスのことはアレクさんには言っていない。因みに我が妹のステータスはこ
うだ!
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名前;アカキリ・リン
レベル:1
職業:リッチ(適正武器:杖、タクト。適正魔術:神聖魔術、浄化魔術、炎魔術)
体力:500
魔力:1500
力:200
知恵:1100
俊敏:300
守り:250
運:450
~スキル~
@レアスキル
神聖魔術(ヒール、ハイヒール、エクスヒール、生命誕生、不老不死)
浄化魔術(プロテクション、パワテクション、浄化、白の盾、聖域)
炎魔術(ファイヤーボールEX、ファイヤーウォールEX、ファイヤーストームEX、白鳳)
~加護~
魔王の加護(詠唱破棄、2重詠唱破棄、慧眼)
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俺より、化け物じみていたが化け物?そんな風には思わないな。なんだって血の繋がった兄妹なんだから、何よりも固有スキルがないもののアンデットに神聖魔術って・・・。
もちろん、リンもステータスのことは言っていない。
後は、武器とかの入手先も聞いたが、初心者の町に一店だけ大鎌が売ってる所があるらしい、アレクさんが「どうしてそんなものを?」と聞いてきたが、かっこいいからと言ってごまかしておいた、アレクさんは「私にも昔、そんなことがありましたねぇ~」と妙に納得していた。
妹の分ももちのロン聞いておいた。
後、魔術のことや、スキルのこともあますことなく聞いておいた、ああ見えてアレクさんは結構知識が豊富らしい。
魔術は、想像してヤルとのことだった魔力はアレクさんに教わりなんとか、分かるようにしてもらった。
スキルに関しては、頭の中でスキル名をゆうと体が勝手に行動してくれるらしい。
試しに道に居た、小さいわんちゃん?(ブルードックと言うらしい)小さいが牙がとがっており、少し体は青く変色していた。
そのブルードックにスキルを試してみた。リンのな?俺は武器がないから無理だ・・・影でこっそり泣いた。
結果、ファイヤーボールEXを放って見た所、跡形もなくブルードックの姿はなくなり、地面がすごい温度になって、マグマと化していた。
「リン・・・やりすぎだと思うぞ?今度からやるならばれない様に威力を下げなさい」一応注意はしておく。
「ムクロお兄ちゃん、ごめんなさい」シュンとした感じに誤ってきたので、慌てて言い返した。
「いや、次から気をつければ問題ないよ」と笑顔で頭を撫でた。
それから、数時間移動し、日が暮れてきたので、ある広間で野宿をした。
アレクさんに奴隷は見せてもらったが、ほとんどが人族で、亜人が極僅かだった。
特に、犬耳をした子が可愛かった、8歳らしいけどね。ロリコン?何をいってるんだ?かわいいは正義だ。ちなみに吸血鬼の子がいた、見とれていたら妹に頬を抓られた、なぜだろう?(笑)
こうして1日目が無事に終わった。まあ、ゴブリン1匹はかわいそうなことになったけどね。