一蹴 ヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤー
ヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤー
「お嬢様、起きて下さいお嬢様。このヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤーが起こしに来ました」
「んえ、おはよう、ヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤーさん」
ウラララ‼ はメリッサの時のウィンリィみたいな感じで起床した。エロい。
「お嬢様、最強って何ですか?」
「んえ⁉ どうしたの、突然⁉ S細胞でも目覚めたの⁉」
「いえ、私の場合はM細胞です」
「いや、多分そういう意味じゃないけど」
「つまり、悟空がSでベジータがMと」
「ある意味合ってるけど微妙に違うよ多分!」
「私は最強ですか?」
「アドさん⁉ いや、どこ界隈での最強?」
「私は全宇宙を破壊して宇宙の果てに逝きアルドワ様に会えます」
「いや、小学生⁉ スペース・エンド未読者に伝わらないし!」
「これを機に」
「うわ、書籍化してないからってスマホで誘導しようと!」
「昨晩哀空様と楽しい一時を」
「そこ省いて!」
「ルーデウス様は最強ではないと」
「省きすぎた⁉ まあ大体伝わったけど! 要するに眠れなくてググってたんでしょ!」
「リムル様は最強ですよね?」
「まあうん」
「サッカー転生だとやはり」
「シノブさん?」
「え?」
「あ、サツマヒメさんか!」
「は?」
「あ、原さん忘れてた!」
ヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤーの目から光が消え
「いや、さすがにヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤーさんは選外でしょ! さっき産まれたキャラだもん!」
「そこまでですよ、千両くん」
「ええ⁉ せっかくまんこ見えたのに‼」
ウラララ‼ は千両くんのセクハラ攻撃を静止する。千両くんは精子を静止する。我慢汁で床を濡らしたため、メイドのロッテンマイヤーさんが床と千両の股間を掃除していく。
「クハハ、面白え奴らじゃねえか、ウラララ‼ よお‼」
「うん、今の所面白いのは千両くんだけだけど」
「無言で証拠文書を! 確かにこんな遣り取りあったな! でもこれ見てヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤーさんが最強とは誰も思わないよ!」
「腕相撲します?」
「いやそれで勝っても最強にはならないよ⁉」
「ここの壁、邪魔ですね」
「壁ぶっ壊せば最強ともならないよ‼」
「飛べません‼」
「だろうね‼」
飛べなくて困るヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤーさんにウラララ‼ は呆れる。キャラクターというものは相対的なものだが、ウラララ‼ はここまで器用にツッコむキャラだっただろうか。ヴァイオレット・エヴァーロッテンマイヤーさんが強ボケすぎるのだろうか。
春麗ウラララ‼