7人の男たち。~第1回なまこクラスタ、オフ会顚末記。
うむ、なまこことGyo¥0-である。
わたしのなろうでの活動において、わたしの作品によく感想くれたり、活動報告にコメントくれたり、相互お気に入りの人たち。これを『友人』と思っている。
この友人同士もまた交流が生まれていて、何となく作者間の繋がりが出来ている。
これをクラスタという。自分を中心に考えたとき、全ての作者がクラスタを持っている。自分1人しかいないクラスタもあれば、100人規模のクラスタもあるだろう。
わたしは自身のメイン作品、『なまこ×どりる』をもとに『なまこさん』と呼ばれているので、わたしのクラスタは『なまこクラスタ』である。
なまこクラスタは極めてアクティブなクラスタだ。そもそもわたしがクラスタ形成する切っ掛けとなった『鳴海酒』さんの「感想書きに行こうぜ!」という企画に賛同して感想書きに行ったところから始まっているのでね。
まあ、みなさん感想書くわ、レビュー書くわ、活動報告に書き込むわ、ファンアート書くわ……。
例えばここ300件のなろう全体のレビューの15%は『なまこクラスタ』民によるものです。
んでね、わたしの作品、『なまこ×どりる』って、色々な人からたくさんファンアート貰ってるんですわ。
その中で『海村』さんのこの2枚のイラストよ。
いやね、めっちゃ上手いですやん。
他にも美麗なイラストとか、笑っちゃうイラストも頂いてるんですが、この2枚に関してはこう思ったんです。
「正方形デザインでアイコンとしてめっちゃ秀逸、輪郭の柔らかさ、太さと言いグッズ適性が極めて高い」
こういうヘンな考えが浮かぶのがわたしの良さである。
7月の半ば、海村さんの活動報告に雑談装ってこんなこと書いた。
「最近、海村さんから頂いたアレクサ絵を、私的にグッズ化したいなあという妄想が捗る今日このごろ。」
こんな返事がきた。
「アレクサ絵をグッズに!なんと!
FAですと差し上げたものについてはプリントアウトしてどう加工する成りご自由にどうぞですよー。
ナタリーと対になったやつとか真四角に近いし厚紙に張り付けて綺麗に切り取れば、コースターとかつくれそうですね
(゜∀゜)」
Q:この時のわたしの感情を答えよ。
A:よっしゃー!言質取ったー!
海村さん、明らかにプリントアウトしてと個人制作レベルのものを考えているが、このステキなファンアートを前にそんな素人のやっつけ仕事は端から考えていないのである。
発 注 し た っ た。
今の時代、小ロットかつ安価で発注できるんですね。
考えていたのは角形の缶バッジ、『缶バッジの達人』というサイトで発注し、1週間で完成。
できたのがこちら。
8月9日に完成、活動報告で、
『へっへっへ、ちょっとこいつを見てくれよ。』
とか書きながら盛大に自慢する。どやー!
わたしは東京都民だし、活動報告内で「東京近辺なら手渡しするよ」と書いたら『間咲』さんはじめ欲しいという意見が出て、まさかの突発的オフ会イベント企画開始。
この8月9日に缶バッジできて、8月10日にオフ会やるよ!と宣言して、8月11日にオフ会やるという、このフットワークの軽さである。
これが『なまこクラスタ』クオリティ!
ちなみに、この顚末記、さらっと活動報告で書いても良かったんだが、なぜこんなに長々と書いてるかというと、『アカシック・テンプレート』さんのオーダー。実はですね、アカテンさん。Gyo¥0-の活動報告3000キリ番踏まれましたので!
ξ゜⊿゜)ξ <こんぐらちゅれーしょん!
んでまあ、なんか記念にオーダーあるー?と聞いてみたところ、
「……それじゃ、今度のなまこさん主催のオフ回を、盛大に転倒させた展開の短編を所望いたします❗」
ほう。ちょっとその転倒させた展開で書こうとしたのですがー……!
まさきさんが活動報告でアカテン風に合流シーン書いてるからもういいかなと(笑)
普通に報告短編ですよ!
はい、という訳で、なまこ出発。カバンの写真。
左肩とカバンにアレクサ&ナタリー缶バッジをつけてにやにやしつつ移動するおっさんである。キモい。
上の丸いバッジはセントパトリックデーのイベントに行ったときに買ったやつ。アイラブアイルランドバッジ。
さて、久しぶりの新宿である。
実は集合時間よりだいぶ早めに来て買い物へ。
文房具、画材のメッカ、世界堂である。買ったモノは後ほどご紹介ー。
で、新宿東南口にちょい早めについて待つ!
まあ、あたりを見渡してアレですね、赤いシャツの男は他におらんかったので、合流できるやろと。
大学の頃から、パーソナルカラーが赤というか、こういうときに赤系統の服を着て目印になるのである。
スープストックの前にいますよーと『ぼるてん』さんから連絡があったのを皮切りに、クリムトの接吻シャツを着た!『間咲正樹』さんが、杖を手にしっかりとした足取りで『てと』さんが、高身長!コミュ障と言ってましたがそんなことを感じさせず『シンG』さんが、グラサンの男!やはり高身長な『瀬川雅峰』さんが、最後にそっとマスクの優男、『江戸銀』さんが合流したのである。
年齢幅がひろいんやでー。細かくは聞いてないが、一番上から下までで親子以上の年齢差があるかと。
……何の集まりに見えるんですかねこれ。平均年齢30代半ばだが年齢差のある男7人、メガネ率6/7……新宿の法則が乱れる!
っていうくらいヘンな集団であった。
ぶっちゃけ、昨日声かけた段階で、4人くらいかなと思ってたんだが7人。
新宿で7人で座れる喫茶店探せ。……無理ゲー。
と思いながらふらふらしてたが、割とサクッとセガフレード・ザネッティ(オサレ系イタリアン喫茶店チェーン)にちょうど空きができたので入るのであった。
オサレ系喫茶店の中心に居座る7人の男たち!
なんだこれ!
ともあれ早速、グッズの配布。カバンからごそごそとバッジを並べていくのである。海村さんに感謝しつつ受け取る皆さん。
自分のカバンにバッジをつける瀬川さん。ガッチリ系のおっさんのカバンにカワイイ缶バッジが。イイね。
お金払いますよと言われてしまいましたので、原価のみ徴収。1セット(アレクサとナタリーセットで)300円でのご提供です。実際安い!
と、『缶バッジの達人』の広告をば。
まあね、話は弾んだともさ。
てとさんは歴戦の読み専、他は作者で、芸風も広いし考え方も書き方も違うからな、そりゃ面白かったですわ。
やっぱねー、こういうの刺激になるよね。ぼるてんさんとかめっちゃ感銘受けてた感じでしたわ。
瀬川さんとか、やっぱり経験と思想がある。これは別に優劣の話では無く、いわゆるなろう的な話から書籍化したいという、いわゆるなろうユーザーの最頻値的な考えとは真逆だよね。
作品読めば一目瞭然だけど。
わたしとなろう書籍に対する思想が似ている。それでいて、作風はまるで違うんだけどね。そう言うとこも面白い。
何話したかなー。
クラスタのみんなの性別談義とか。つい先日、わたしが失礼ぶっこいた時の話があったのでその続き的な。
いや、性別も年齢も所在地もばらばらで楽しめるのは面白いよねっていう。
そうそう、ここで実は『森野昴』さんからのメッセージを公開。
「話題のひとつにどうかと、こちらもFAを描いてみたです。」
なんと、もりのさん、この会を盛り上げるための話題にイラスト書いてくれたという!神か!
白軍服姿のアレクサさん(婚約破棄バージョン)
金魚鉢のくろさん
2枚も!
いやあ、1枚目のアレクサは個人的には裾に緑のトリフォイル入れてくれたのがめっちゃ嬉しい。
てとさんだったかな、ガンダムの女性士官のフィギュアっぽいという意見が良かったですね。たしかにー!
クロは流石もりのさん。アンティークな図鑑を思わせるステキなイラストでした!
何だかんだで2時間くらいノンストップで話してましたね。
てとさんはここでお別れとのことで、わたしから1つオーダーを。さっき世界堂で買ったモノを出す……色紙である。
それとカバンからわたしのお気に入りの文房具ブランドであるステッドラーの10色カラーペン。
記念に寄せ書きとかしちゃおうぜと言うアラフォーおっさん。
あなたはカワイイ!と思っても、キモイ!と思っても良い。
キモイ!と思ったら➡14へ行け。
ほい!寄せ書き。
いや、でも年齢じゃねえよ、こういうの。楽しむ魂だろ。
一番年上のてとさんが一番文字デコってるじゃねーか。
良い記念じゃね?これ。作るの1枚でもこうやってネットにあげて共有できるのはいいねー。
で、ザネッティを出て移動。せっかくなのでなまこを食える店をと考えて魚介系飲み屋、『魚真』へ。
店の前でてとさんと別れて中へ。雑居ビルの中だが、寿司屋っぽい感じで悪くない雰囲気の店だったね。
なまこは無かったんだけど!(死)
まあねー、なまこの酢の物はたまたま仕入れられてないと東京で食べるの難しいよね!
ぐぬぬ。
東京近辺でなまこ確実に食うなら中華だな。あれは乾燥なまこだから、扱ってる店なら基本的には必ずあるので。
だがわたしはなまこの酢の物の方がスキなのである。
でもねー、食事は美味かったよ。刺身盛り合わせを摘まみながら乾杯して、創作談義の続き。
なんかわたしがねー、瀬川さんにことある毎になまこはズルいと持ち上げられていた気がします。
なんだろ?本編とは無関係に読者を獲得していくやり方とか?タイトルからして面白そうとか?軽いテイストでガチSF設定の重さがあるとことか?テンプレ踏襲しつつ微妙に外してくるところとか?
へっへっへ。ズルいなまこなのだ。
色々な話が出た。
シンGさんが完成度高い短編書きつつ、丁寧な活動報告書いてるのに、メイン作品ごりごり書いてて凄いとかね。
まさきさんがどこからわたしを知っていたのかとか。感想欄で名前見かけて、珍しい名前で検索したら、インド人見つけてなんだこいつ!と思ったらしいですよ!
江戸銀さんはあまりクラスタ内での繋がりがまだ薄いんだけど、実は多作で他の人驚いてたり。
ぼるてんさんの作風と目標とするものとか。
瀬川さんの病気の話とか、それで価値観変わってくとかね。
なまどりの世界観とか今後の話もしたよ。多分全5章。今で半分のイメージ。ノープロットだけど。
書き終わってから、なまどり2を書くのか、同一世界で別の地域の話を書くのか、まるで違うことを書くのか……。
これは決めてない。いつかみんなに聞いてみたいとこだね。
〆はお茶漬け食って満足。
いやー、濃密であった。
解散して、江戸銀さんと同じ方向で、山手線でちょっとダベって別れる。
んで、これをガリガリ書いて今に至る。
いやはや、楽しかった。お盆休み初日からこんなイベント生えてくると思わなかったよ。
ここにいた7人の男たち、切っ掛けのイラストをくれた海村さんに最大の感謝を。
次に、森野さん、そして活動報告にコメント書いてくれたり盛り上げてくれてるクラスタの皆に感謝を。
次はこの文を読んでくれているあなたと会いたいですね!
第二回のなまこクラスタオフ会がいつの日か行われますように、また新たな参加者がいることを願って今回は筆を置こう。
では!