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転生したらレベル999だった!  作者: モンブラン
12/12

二人の旅立ち

最終決戦!


最後の敵は子供?

その日の朝が来た。


朝目覚めると 身体中の血が沸き立つ様な感覚。

まるでお互い引き合うが如く 気を高ぶらせていた

奴は何処だ!

「サーチ発動!」


うん? ココは……俺は宿の外に出た。


「起きたかな 待ってたよ 寝てる間に殺しちゃ

つまんないからね。ずっと起きるの待ってた」


なんと相手は、12歳くらいの子供だった。


[システムオープン]

破壊者 1人 Lv999


「お兄さんさ、強いね八人全員殺したんでしょ

でも 僕はもっと強いよ。ゲームは得意なんだ」


「子供が 最後の相手なのか?」


「子供って言うなよ サトシって名前があるんだ

からね。 それじゃまず手始めにそこにいる

女を見て下さいね〜。」


俺は振り返ると、ユアンが心配そうに

掛けて来ていた!


「ユアンダメだーー! 来るな!」

「タケルーーーー!」


サトシは指先をユアンに向けて


「ポイっとな」


指先から出た光線は 真っ直ぐ伸びユアンの

心臓を貫いた!

ユアンは、声も出ずその場に倒れた!


「ユアーーーン!!!」


タケルは 駆け寄りユアンを抱いたが 既にユアン

は亡くなっていた。胸に直径10cmもの穴が

ポッカリ空いていた。


「なんと言う事するんだ! この女は関係無い

だろう! クソガキが!」


「ありゃ、僕の事クソガキって言った?

もうダメな 大人だなぁ ソリャ!」


両手で宿の方に腕を向け


「ビッグファイアボム発動!」


「おい、何する! やめろーーーーー!」


ボボボボッダダダダーーーーーーン!!!


宿 自体が、大破裂して吹き飛び

クレーターが残っているだけになった!!


「ほら、これで何処にも行かなくても

戦えるでしょ。広くなったよ。」


俺は声も出ない。一瞬にして

ユアンとミラを失った………。

コイツはマジでやばいガキだ!


「じゃ そろそろ お兄さんとやる?」


「お前 絶対に許さん!!!」


「剛力発動! バッハ発動!」


一瞬でサトシの目の前に飛び 草薙剣で斬り

込んだ!


「ダメダメ!遅い! スロー発動!」


タケルは力を込め斬り込むが、そのスピードが

半分にもなって 全て避けられてしまった!


「貴様! A発動!」 「ムールの翼発動!」


[システムオープン]

スキルはキャンセルされました。


「なんだと! 奴にスキルが効かん!!」


サッとまた 目の前にサトシが現れた!


「最後だ! ビッグファイアボム発動!」


「薬草!頼む!」


俺は薬草を使用した!


ピカッ ボボボボッダダダダーーーーーーン!


土煙りが上がりもう一つクレーターが出来た!


その真ん中に俺は 倒れていた。


「クソガキがーーーーー!」


「アレ おかしいなぁ お兄さんのHPなら

もう死んでもはずのダメージなんだけどなぁ。」


俺は寸前に、薬草を使用して、HP容量を倍にな

っているから、助かったのだ。奴はそれを知ら

ない。


「まぁ、いいよ 早く片付けようか 段々飽きて

来ちゃったよ 弱いんだもの お兄さん。」


「完全回復ヒール発動!」


[システムオープン]

スキルはキャンセルされました。


「トラバサミ発動!」


「ダメダメダメ 回復は無しだよ させないよ」


奴の方が、断然速い!

俺は負けるのか?


「ムールの翼発動!」


俺は一旦ココから脱した!

このままでは、確実に殺される。

悔しいが、奴の方がゲーム慣れしている。


「完全回復ヒール発動!」

「トラバサミ発動!」


「だから ヒールはさせないって言ってるでしょ」


奴は俺を追って、既に後ろに居た!


「お兄さん こらでよく8人も倒したね。

よっぽど運が良かったんだねぇ。」


「ポイっとな」


その瞬間 タケルの右手が破壊され、吹っ飛んだ!


「あらあら、右手無くなったね。今度はこっち」


「ポイっとな」


左手が吹き飛ばされた!


タケルは両腕を失った!


「お兄さんもう戦えないね。でもまだ逃げる

かなぁ。それじゃポイっとな」


腹に3cm程の穴が開けられた!

大量の出血をし、気が遠くなって来た。


「早く殺せ! 首を落とせ!」

俺は叫んだ!


「そうだね、そろそろ殺そうか、お兄さんの

不様な格好見てるのも、もう飽きたしね。

では、さようなら! ポイっとな 」


俺の首は、地面に転がって意識も途切れた。

何の為にここまでやって来たんだろう


この世界も、ミラもユアンも失った。

もう感じる事も、考える事も出来なくなった。




「あぁーつまんないなぁ 全然弱いじゃない。

確かこの世界は、もう消えないんだよなぁ

でもね、さっき消した宿屋が、最後の所だった

んだよね。後の全ては僕がもう破壊しちゃった。

もうこの世界に、僕しか居ないんだよね。

アレ?待てよ という事はもうずっとここに

閉じ込められちゃったの? それじゃ前の自分

と同じだよ。部屋にずっと一人でゲームしてた

あの頃といっしよだよ。もう嫌なんだよ

誰かーーーーー!

誰かーーーーー!

誰かーーーーー!


アァーーーーーーなんでーーーー!







「おい どうした! 大丈夫か?」


「この人 頭から血が出てるぞ! 救急車を呼べ!」



「相原さん 相原さん 聞こえますか?」


「まだ意識は 戻らない様です。」


「このままだと、危ないぞ!」


「ご家族を お呼びいたしますか?」


「うん、そうしてくれ!」


俺の意識は まるで夢を見ている様だ。

外部からの声だけが 聞こえている。

このまま、死を迎えるのだろうか?

アレ! 俺は何で死んだんだ?

確か、クソガキに倒されて死ぬんだよな?


さっきの声は何だ?

クソー目が開かない!

段々外部の音も、しなくなってきたよ。

あぁ〜だめだ〜


「先生この急患です!」


「そうか、既に心肺停止、瞳孔拡大確認。

12時31分 臨終確認 家族はまだか?」


「はい、今向かっているとの連絡がありました」



俺は死んだんだな。

真っ白い何も無い所だな ココは

でも何でまだ、考えられるんだ。

早く天国でも地獄でも サッサとしやがれ!


すると、突然目の前が 開けた!

ベットに寝かされている 俺の横に一人の

看護師が立っていた。


「タケルさん 大丈夫?」


俺は一瞬耳を疑った!

その声は、ミラの声だった!


「あっ いえ ミラさん? ですか?」


「はい ミラです。 私どうしちゃたのかしら

こんな格好して、気がついたらココにいました」


「えぇ〜どう言う事? でも何で看護師の服?」


「私も分かりません ココに来たら貴方の前に

立っていて、何も分からず一人言で タケルさん

を蘇えらせてと、願ったら。何かシステム

どうのこうのって言う声がして、蘇生しますとか

言ってました。そしたらタケルさんが今 起きた

んです。」


「ミラさん もしかして、それシステムオープン

って言ってませんでした?」


「あぁ はい そうです そう言ってました。」


「えぇーーーーーーーーーーーー!

ミラさん、もしかして システムを呼んでみて!」


「はい、システムいます!」


[システムオープン]

何でしょうか? 破壊者様?


二人の冒険は続く!



今までありがとうございました!

また、お会い致しましょう!















今までありがとうございます。

またお会いしましょう!

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