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ガルダフェリナ年代記  作者: 常世神命
エルベリア王国編 一章 王国再生
13/32

十三話 タチアナの故郷に来た筈なのだが・・・

タチアナ「いつもありがとうございます。この度は前回から間が開いてしまい申し訳ありません。今後・・・ヘボ作者様。大丈夫なのですか?ん?あれ?」


ベリアル「セフェラだったら居ないよ」


タチアナ「・・・・・・それではどうぞ」





それから数日後。

オレ達は、今、タチアナの故郷の村に来ている。


タチアナの故郷の村は、内陸部では一番大きい村らしいのだが、それでも人口三百人程度の村で、プーケット村よりも粗末な住居が点在する。


タチアナが言うには、ほかの内陸部の村は精々50人から100人程度らしく、村というより最早集落レベルだ。

当然、この村よりも生活水準は低いだろう。

それでも、熱帯雨林の恵みに因り、最低限飢える事は無いという。


やはり、街道の整備が急務に見えて来るな。

しかし、街道を整備するにも、整備する経路や資材の調達等、解決せねばならない問題が山積しているが、有り過ぎてどこから手を着けて良いか分からない位だ。


(・・・某mapやGPSみたいな物でも有ればなぁ・・・・・・・・・!?)

オレはふと詳細な地図でも有ればと思ってみたら、突然、ステータス画面が開き、次に、地図の画面に切り替わった。


その地図は、某mapレベルの精度が有るほか、地下資源や有用な物質(この場合バナナやザイサル麻などの植物や、食用になる動物まで相当の種類)が分かる様になっていた。


(いやいや、何だこれは。チートどころの話しじゃないぞ)

ステータス画面のチートさ加減に、驚きを通り越し半ば呆れながらも地図を見ると、この村からレバオラまで、予算等を設定するどこをどう通れば一番合理的なルートかが一目で分かる様になっていた。


それで調べる限りは、手持ちの予算6万3千ディナールの範囲内でもそれなりのレベルの街道が整備出来る事が分かった。

しかし、予算全てを食べる訳にはいかないので、街道整備の予算は5万ディナール(約6億円)とし、残りは、当然出るだろうと思われる木材資源の売却益次第で投入する事とした。


という設定で調べてみたら、なんと、木材の推定立米(りゅうべい)数から、そこから総売却益の割出まで、ものの数秒で結果が出た。


調べた結果から言うと、2万ディナール弱の黒字。

という事になった。


内訳は

街道整備に掛かる総費用は5万8千ED

木材の売却益が8万4千ED


ここまでだけで見ると、差し引き2万6千ディナールの黒字なのだが、更に続きがあって


街道整備を円滑に進める為の緒費用7千ED(約8,400万円)

木材の端材で木炭を製作した時の純利益5百ED(約600万円)


トータル1万9千5百ED(約2億3,400万円)の黒字


すまん。数字だけ並べられても分からないよな?

1万ディナールが現時点でどれだけの価値かと言うと・・・


「タチアナ。今年の王国の予算は幾らだったかな?」


「確か、600万ディナール(約720億円)程だったと記憶しています」

この様に、国家予算の600分の1となる。

今でも庶民の年収は、ディナール換算(一部物々交換が存在する為)すると平均2ディナール(約24,000円)程でしかない。

日本円に換算すると大した事はない様に見えるが、庶民の収入や国家予算等の経済規模から推量した価値はそれ以上になる。


・・・と、言いたいが、我がエルベリアは新興国と言えない、まだまだ貧しい国だ。

まぁ、それでもオレが転生した頃から比べれば、経済規模が急速に拡大しているのは確かだ。

性急過ぎれば(当然そんなつもりは無いが)色々摩擦が生じ、貧富の差も大きくなる。

急いては事を仕損じ無い様にしなければならない。

まぁ、オレにはバセレイルも居るし、タチアナも居る。

オレ1人じゃない。

何とでもなるさ。

元々、この地に居るのもそうならない為の政策の一環ではあるがな。


・・・・・・アレ?

オレってば、元々プーケット村にバカンスに来たんじゃなかったっけ?

何かバセレイルの掌の上で踊っている様だな(涙)



話しを戻すと、それでもたらればを言うのであれば、この機能がプーケットの開発の時に出てれば、どれだけ予算の節約になっただろう。


まぁ、過ぎてしまった事をとやかく言っても詮ない事なので、とりあえず前を見て進むしかない。





数週間経つと、タチアナの出身地のダゼレオからレバオラ南部の町ルピレイ迄の街道の整備も、雨将軍は居ないので予定通り進み、一段落した所だ。

現時点では、何とか馬車がお互いに擦れ違える程度の道幅までが終わったのだが、ここから更に幅員を増大させ、最終的には、馬車四両がある程度余裕を持った状態で並んで走れる道幅と、レバオラからルピレイ経由で鉄道をここまで通す予定だ。


「ご主人様。何とか街道の整備が一段落しましたね。しかし、金策の件はどうなりましたか?・・・まさか、街道の整備に夢中で忘れたとか言わないでしょうねぇ?」

タチアナは、額に青筋を立てながら()()でオレに迫って来る。

・・・ガチで怖いって。


「ま、まさかそんな事がある訳無いだろう。証拠に木材の売却益とかで資金は増えただろう?」

やっぱり、【忘れてました】とは言え無いので何とか取り繕うが、無意識にタチアナから視線が逸れる。


「そう言うのでしたら、私の目を見て話してくださいね」

タチアナはそう言うと、オレの頬を両手で挟み、強引に逸らした顔を向けさせ様とする。

タチアナ。お前結構力強いなぁ。


「ん・・・・・・っ・・・ハァ。ご主人様・・・反則です・・・そういうのは、人気(ひとけ)の無い所でお願いします」

そこでオレの取った行動は・・・タチアナにキスを。しかも舌を深く入れるディープなやつだ。

やられたタチアナは、顔を赤らめモジモジしながらオレを見る。


まぁ、実際、タチアナは美人さんでオレ様好みだし、あの双丘が何とも・・・それに、メイドという職というのを無しにしても、オレに従順な所がイイ。

しかし、オレの身分云々に関わらず、ズバッと諫言する。

それはもう、痛い所をズバズバ滅多刺しにされる。

・・・もう、オレのLPはすっからかんだよ。


ホント、男なら宰相にでも就かせたい位だ。

だが、タチアナは女性だ。

しかも、容姿はどストライク。


普通こういう事は、ある程度身分が無いといけないのだろうが、図らずも国内の王侯貴族は、オレと妹のディルティナだけだ。

だから、タチアナを正妻として・・・無理かなぁ?


タチアナの事だから、そんな事言ったら「居ないのなら、他国からでも構いませんので、私などより、しっかりとした身分の方をお娶り下さい」とか何とか言うんだろうなぁ・・・


オレは、ため息を吐くと、タチアナとニャンニャンする事を夢見ながら、その日は就寝するのであった。





翌日、オレ達は、村から北西に歩いて一刻(約2時間)の隣村に来た。

その村は30軒程で、人口は約百人で、主産業は狩猟・採集という原始的な村である。


何故この村に来たかと言うと、この村から凡そ徒歩で一刻の所に石灰石の鉱床が有るのだ。

それ以外にも、地図の情報に拠ると、この村の周囲にはサトウキビや胡椒等の香辛料が自生しているので、それをこの村で人工的に栽培出来る様になれば、この村の特産品処か、エルベリアの外貨獲得手段にもなるので、是非とも実現したい。


「ご主人様。確かにこの村で(かぶ)り付くと甘い味がする草が有るという話しを聞いた事が有りますね」

タチアナは思い出しながら話す。


「それは、サトウキビという植物で砂糖の原料だよ」


「えっ!?あの砂糖ですか?」


「そうだ。それに香辛料も色々なのが有る様だから、上手く行けば、エルベリアの発展から取り残された、南部地区の飛躍に繋がる可能性がある」

この地でサトウキビが生産される様になれば、当然、狩猟・採集をしていた村人の何人かは、サトウキビの生産に転向しなければならず、食料の取得量が一時的に減少してしまうが、サトウキビが生産され、そこから粗糖迄の精製が軌道に乗れば、狩猟・採集自体しなくても問題にならない位な現金収入が生産者に入って来る。


精製施設自体は、日本の様な工業的な物でなくても十分事足りる。

ダゼレオ迄は街道が開通しているので、この村迄の距離は大体6km(こちらの世界の単位で言えば3,000セルだったな)弱程度なので、街道を整備するのは大事無い。

現状でも馬車一両ならダゼレオ迄行って来いさせても、道の耐久力に問題は無いので、街道の整備を急ぐ事も無い。


尤も、粗糖の精製が始まっても最初二年位は、サトウキビ自体の生産が少ない筈なので、精製量も高が知れているから、数日に一往復する程度になるだろう。


現在、砂糖はとても高価(500gで凡そ1,500ディルハム(約18,000円)位)な品なので、粗糖でもその半値を下回る事はない。


縦しんば、ウチでの生産量が増えても、世界的な流通量が微々たる物なので、値が暴落する事は無いらしい。


ソース?()()()()()からに決まってるだろう。

ホントにチート過ぎるよ。








タチアナ「ここまでありがとうございます。誤字、脱字などありましたらよろしくお願いします。さて、わたくしの故郷に来て頂けましたが、無い無い尽くしなので、ご主人様には頑張って貰わないといけませんね。次回はその辺りの話しになるのでしょうか?」


ベリアル「次回は、地図を元に奥地に分け入る筈だったが・・・になります」


タチアナ「・・・わたくしが聞いていたのとは随分違うみたいですが」


ベリアル「まぁ、そこはヘボ作者だし、内容はまぁ察してって感じかな?」


タチアナ「・・・それでは今後とも、ガルダフェリナ年代記をよろしくお願いします」




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