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誰も知らない勇者紀行。  作者: c/1-0@斜の廃塔。
2:要塞都市オルディカーブ。
16/40

2-5:デート?

 実質三時間で書いたけど、毎日は不可能。ネタとやる気がもたない。

 推敲してないからミスが多発してる可能性が微レ存(今日はもう寝る)


 =1700字=


 何これ丁度いい。

 アリアとカエデは朝食を終えた後、冒険者学校入学試験の申し込みをしに受付に来ていた。


「昨日言っていた入学試験の申し込みですね?」

「はい。」

「では申し込みされる方は此処に手を置いてください。」



 その後個々人で書類を書き、申し込みは終わった。


「はい、書類はしっかり預かりました。

 ではこれより試験の内容についてお話したいと思います。」


 そこからは試験内容についてだった。


 試験は3段階に分かれている。

 一つ目、質疑応答。

 その人の人柄や、知識などについて聞かれる。

 専門知識などはこれから教育予定であるので、聞かれることは常識的なのが多い。

 二つ目、スキルなどの使用を禁じた実技試験。

 学校の教師との対決で、最低限戦闘が可能かどうかを審査する。

 三つ目、無制限の実技試験。

 これは2対2で候補生同士が行い、それを見て教師が審査する。


 この中で最も重要視されるものは二つ目だ。

 三つ目というのは候補生同士の競争心を煽るものであり、試験としてはあまり意味を成していない。


 これらのことを聞かされたアリア達の反応は、


「…………まぁ大丈夫ですかね。」

「剣以外の武器は使えないけど、無手ならできるよ! …………ハンマーだったりしたら落ちそうだけど。」


 余裕そうであった。




□□□




「そう言えば、お前も服を着替えたんだな。」

「まあね、可愛いのあったし。」


 今日は一日観光でもして過ごそうと、二人はこの街を目的もなく歩いていた。


「……なかなかこの街は賑わっているんだな。」

「朝方はもっと人が少なかったんだけどなぁ、ちょっと人が多すぎるね、はぐれそう。」

「どこかへふらふらっと行くんじゃないぞ。」

「…………じゃあさ、手でも繋ごっか?はぐれないよ?」


 悪戯心満載で提案するカエデ。


「なんだ?手を繋ぎたいのか? じゃあ……ほら。」


 アリアは提案に承諾し、ポケットから手を出し、カエデに差し出す。

 思っていたのと正反対の行動をとられたカエデは、


「え、あ、えと、べべ別にアリアと手を繋ぎたかったんじゃないけど、しし仕方ないから手を繋いでやろう!」

「…………?」


 完全に挙動不審になり、頬を赤らめながらもその手をとった。

 アリアは困惑している。




□□□




「しかし、お前と手を繋いでいると、子供の頃を思い出すな。」

「え?」


 カエデも手を繋ぐことに慣れてきた頃、唐突にアリアが思い出話を始めた。


「ほら、幼稚園から帰る時、先生がはぐれないようにと、子供をペアに分けて一緒に帰らせていたじゃないか。」

「……あー、そんなこともあったような、なかったような……?」

「多分人と手を繋ぐなんてそれ以来だな。」

「……私もそうかな。

 と言うか手を繋いだという記憶がない。」


 自分で言ったことで若干落ち込むカエデ。


「恋人なんてできたことないからな、当たり前か。」

「ソウダネ……はぁ。」


 アリアに追い討ちをかけられ更に落ち込む。


「…………なんだ?今日は具合でも悪いのか? 赤くなったり暗くなったり。」

「いや、大丈夫、自分の人生を省みて悲しくなってるだけだから。」

「…………今日のカエデはよく判らん。」


 落ち込んでいても手は放さないカエデであった。




□□□




 二人はカエデが今朝訪れた商店街に来ていた。


 名を『オルディカーブ商店街』、都市の名前を冠する街随一の商店街である。

 多くの店舗が建ち並び、客引きの声が騒がしい。


「さっきの大通りでも人が多いなと感じたが、此処は別格だな。自宅のマンション近くにあったショッピングモール以上だ。」

「早朝でもそこそこいたからねー。

 …………でもこれは朝早くに行って正解だったかも。」

「間違いないな。」



 陽も昇り、昼近くになってきたので、二人は食事をしようとレストランなどを探したがどこも満員で、入るには相当待たなければならなかった。

 故に二人は人混みを避け、横道に入って店を探すことにした。


 少しして居酒屋のような店を見付けた。

 居酒屋と言ってもこんな真っ昼間から飲んでいるものもおらず、店としても昼間は食堂として商いをしているとのこと。

 二人は有り難く昼食を頂くことにした。



 お勧めの日替わり定食を食べ終えた二人は、

「とても美味しかったのでまた来ます。」

 と言って店を出、再びこの街の散策に出掛けた。


 一週間後4/17[2-6]投稿予定。

 次からは計画性をもって事前に書けるようにしますorz

 ツカレタ……。

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