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二人目の勇者との出会い、そしてクソ神との(小さな)戦いの始まり

頑張りました。しかーし、段々と方向性がズレてきているのに気づいてます、はい。

(天の声)前回のあらすじ……












(天の声)やると思った?やらないよ?やりたくないもん。良いこと一つもなかったじゃんあいつ。やるだけ時間の無駄だよ。という訳で、さっさと本編いってみよー。



ーーーー王都クレリス内ーーーー


「ハ、ハ…ハックショイ!!…なんか不思議な声に何かを拒否られた気がしたんだが…。気のせいか…」


自分でも何を言ってるのかさっぱりだよ。俺は不幸続きで頭がおかしくなったのかな、と思いつつクレリス城の前で立ち尽くしていた。


「でけーーーー……。これがクレリス城か。早速王様に会いにいくか。」


城に入ろうと門の前まで進んでいったが、手前で門番に止められた。


「今日はもう城に入ることはできません。また明日お越し下さい。」


はい、時間切れでした。しかも金がないから宿に泊まれない。なんというか…終わったね、俺。


「仕方ない。野宿するか。」


王都を一時的に後にした俺は、野宿出来る場所を探した。王都から少し東に行ったところにいい場所があった。


「ここにするか…。ん?先客か?ってか、野宿に先客なんてないよな…。」


その先客は、よく見ると女だった。しかも、俺と同じ位の歳だ。その女の子は、旅人みたいな格好をしていた。


「あの子はどうしてここで野宿してるんだ?というか、女の子が野宿ってかわいそうだな。一応話しかけておくか。 」


俺は、女の子に近づいた。


「あの…こんばんは。」


すると、女の子はこちらに気づいた。


「こ、こんばんは。あなたは?」


「俺は、レク。よろしく。」


「私はミリシャ。勇者に選ばれたんだ!良いでしょ!」


この時俺は、戸惑いを隠せずにいた。


「え!?君も勇者に選ばれたの!?」


ミリシャも、俺の反応を見て驚いていた。


「てことは、君も!?奇遇だねー!」


いやいや!おかしくないか!?勇者が2人いて良いのか!?勇者って、普通1人だよな!?


「そ、そうだね。奇遇だね…あはははは…。っと、それは置いといて、俺も一緒に野宿して良いかな?」


「良いよ!勇者に選ばれた者同士だもんね。じゃあ、私は寝るから。おやすみー。」


なんか色々と抜けてる子だな。まぁ、優しい子だし、良かった…。


「ふぁぁ…。俺も寝るか…。」


そして、俺も眠りについた。



ーーーー翌日ーーーー


モンスターに囲まれた。先日のデジャヴだった。


「またかよ…。王都前でモンスターに囲まれるとか、どんだけ悪いんだよ俺の運…。神よ…居るのなら俺を助けてくれ。」


俺は神に祈るしかなかった。こんなことはただの悪あがきに過ぎない…と思っていた。しかし、俺に奇跡が起きた。と、いうか奇妙な出来事が起こった。なんと、天から声が聞こえてきたのだ。


「私を呼び出したのは君か。不幸に好かれている男よ。」


なんかすげームカつくこと言われた。しかし口には出さない。なんでって?後が怖いから。あくまでも神だから。


「おお、神よ。俺を助けてくれ。」


祈った。祈った末に、返ってきた返答はこれだった。


「はっ!ざまぁ!助けると思った?ねぇ、思っちゃった?残ねーん。助けませんよー。自分で頑張れや、不幸男!うひゃひゃひゃひゃ!!」


うっわ!ムカつく!なんだってこんなのが神なんだよ!!


「くっ…!仕方ない。これで戦うか…。」


俺は、近くにあった斧(なんでこんなとこに斧が…?)を持った。そして、目の前にいるイノシシに斬りかかった。


「うりゃぁぁぁぁ!!くたばれぇ!!」


攻撃は当たった。イノシシは倒れた。なんとか一体倒した。


「ふう…あと3体。やるしかない!!」


そして、俺は辛くも残りの3体を倒すことができた。


「ふう。自分の力で何とかできた…。」


逃げてばかりじゃ駄目だもんな。戦わなければと、心に決めた俺だったが、クソ神がこんなことを言いやがった。


「いやー。無様な戦いっぷりだったねー。だらしなくハァハァ言いながら戦ってたところは、実に滑稽だったよ。しばらくはこんな戦いが見られるんだな。考えただけで腹いてー!うひゃひゃひゃひゃ!!」


「んだと!?見てろよ!絶対に見返してやる!!」


こうして俺は、勇者になることを、固く誓った。






どうも。金光です。不幸勇者の魔王討伐<勇者の苦悩旅>3話目、いかがでしたか?クソ神、うざかったでしょう。自分で書いたにも関わらず、ムカつきましたもん。なんかもう、ぶん殴りたいですね。

さて、4話目で二人が正式に勇者になります。ここ、大事なので俺頑張ります。なので、見てくださいね。ではでは、次話でお会いしましょう!!

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