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始めての空中戦闘

先週は申し訳ありませんでした。

この様な素人作者が書いてる作品で大して面白くなっている自信も無い様な作品なのにそれでも読んでくれている読者さんを待たせるなんて…

言語道断ですね

反省しています。

あ、忘れて居ました恒例のご挨拶

おはようございます

鷹は上空を旋回して居る。

太陽は西へ傾き始めている。今の時刻はおよそ2時くらいだろうか、クエストは昼前には終わっていたので、いつの間にか結構な時間が経過して居ることがわかる。

空を飛ぶ鷹はまだ俺には気づいていない。

どうせなら、不意打ちで一発入れたいところだ。

鷹の目はとても良く、空からでも地上の獲物が見えるとよく言われるので、見つかるのも時間の問題だろう。

しかし、空高くを旋回する鷹に先手を取り一撃を加える手段が俺には無い。

さて、どうしたものか…と俺は何か手段が無いかと思い、ステータスの確認をする。


名前 ヒロ(ネームド)

種族 月光狼

能力 絶対の守護

賢人

影世界

シンクロ

嗅覚強化(常時発動)

進化論(ダーウィン)

捕食者

体毛操作

下克上

獣神形態(バーストウルフ)

眷属作成

人型

我慢

能力を統べるもの(アリス)(使用不可)

呪われた血(常時発動)

耐性 熱耐性MX

麻痺耐性MX

雷耐性MX

寒耐性MX

称号輪廻転生魔神

新参魔王

加護月の女神セレーネの敬愛


空を飛ぶことさえできればどうにかなるのだが…。

俺は地に足が着いて居ないと駆けることすら出来ない。

いや違うな、地に足さえ着いていれば走ることができると考えた方がいいか。

少しカッコつけたような発想の転換をして見た俺は、その発想の転換により一つのアイデアが思い浮かんだ。

俺が生前好きだった漫画にあった技術で、空中にたくさんの結界を作り足場にする技術。

結界の条件設定を利用すれば出来なくは無いはず。

ある程度近くまで行ったら、体毛操作で一撃をいれ先手を取る。

さっそく足場を作り上へ登って行く。

30cm四方ほどのサイズで半透明な結界を階段のように並べて行く。

真上へ行くために螺旋状の階段だ。

即席の螺旋階段が完成した。

上手く行ったことに安堵しつつ、鷹に接近する。

そこで、大事な事を忘れていたと思い直し鷹のステータスを見る。


種族 イーグライ

名前 無し

順位 8億位

能力 鷹の目

追尾突き

ブースター

風操作

無限進化

耐性 物理耐性


順位で言えばベテランの冒険者位だろうか。

しかし、順位は一個の基準でしかない。

空を飛ぶというのは、人間には出来ないことの一つだ。

戦い方にしろ何にしろ、相手によって相性というのもある。

油断はならない。

それに、俺のようななんちゃってな魔王が居るのなら、なんちゃってな弱者も居るかもしれないのだ。

イーグライの能力を詳しく見ることにする。

鷹の目:遠く離れた場所もくっきり見える。夜目もものすごく効く。常時発動スキル。

追尾突き:視認し、設定した敵を逃がさず追い続け必ずくちばしで突きをする。

ブースター:魔力でブーストをかけて、高速に加速する。

風操作:魔力により空気の流れを操作する。



どうやら完全に空中戦に特化した魔物のようだ。

スキルの数は圧倒的に少ないが、空中戦に持ち込まれたらたまったもんじゃないので、まず最初に羽を奪う。

というか、羽を奪われたらほぼほぼ致命的だろう。

足を奪われたら戦うことも出来ない。

これは狩りだ。正々堂々の戦いではなく、長引かせるつもりもない。

一撃で仕留めるつもりで、最初の一撃(フイウチ)をかます。

気づかれないように、体毛操作の射程範囲ギリギリで放った突きは、イーグライの強靭な羽を奪うことは出来なかった様だ。

突然訪れた羽への激痛に、戸惑いながらも怒りを剥き出しにするイーグライ。

イーグライが俺を見つけるのにそんなに時間を必要としなかった。

俺を見つけ、イーグライは急降下して来る。

まずい、そう思った瞬間俺は結界を張っていた。

一番防御に効果的な、場所固定の結界だ。

結界はイーグライの攻撃を耐えながら未だ無傷だった。

しかし、このままでは俺も攻撃が仕掛けられない。

神経の伝達速度をあげて、イーグライの一撃と一撃とのインターバルの間に瞬時に結界を解き、地面に降りる。

イーグライはまるで瞬間移動したように移動した俺に驚いた様だが直ぐに考える事をやめ迎撃体制に移る。

しかし、地面に足が着いてしまえばこちらのものである。

確かに、速さには目を見張るものがあり、この圧縮された時の中で俺と互角かそれより少し遅い位に動くのだ。

しかし、それだけのこと。

イーグライの恐らくブースターとかいうスキルの効果であろうそのスピードは、直線移動に特化したものであるらしく、方向転換するのは難しいらしい。

このイーグライはスキルの使用に慣れて居るのか分かり辛いが、確かに方向転換の時少し遅くなって居るのがわかる。

そういうことなら簡単だ。

イーグライは自分の速度を最大の武器として居るため、なるべく速度を落とさないよう直線の攻撃ばかりだ。

確かにその速度は脅威的だが、逆に速度が見切られてしまえば、一瞬にして弱点にもなりうる。

直線的な攻撃ばかりなら、防ぐことなど用意。

ここで避けると追尾というスキルによって、自動的に追いかけてくるので、ここは結界で防ぎ切る。

イーグライの突きはスピードに物を言わせたものなので、少しでも動きを止めただけで反動が大きく出る。

それでも、神経伝達速度を上げた状態で見切れるかどうかぐらいの時間しか稼げないが。

しかし、それでも冷静に隙を突いて行けば…

……必然的にこうなる

俺の前には全身に幾つもの傷がつき、イーグライの体を守り切った強靭な羽毛には血がしみて赤色になったイーグライが居る。

途中からは、一方的だった。

まず最初に機動力を削ぐために羽を貫く。

まだ飛べはするものの、スピードはかつてのそれと比べものにならなくなっていた。

そこからは俺の独壇場。

体毛操作で作った様々な武器により嬲って行く。

ここまで来たら俺に負ける要素など無く、暫くしてイーグライの命は完全に無くなった。

早速捕食者による解析を進める。

程なくして

種族 イーグライ

名前 無し

順位 8億位

能力 鷹の目

追尾突き

ブースター

風操作

無限進化


【スキルを選んでください】

の表示が出た。

今回はスキル目当てでは無いのだが、貰える物はもらって行く。

単純に使えそうな物は鷹の目で、視覚による察知能力をあげるという選択肢だ。

しかし、俺は犬という種族上目も良いし夜目も効く。

それに、どこのご都合主義なのか色もしっかりと判別できる。

アリスに聞いたところによると、魔物と俺のいた世界の獣では種族が酷似していても本質的には全く繋がりが無いので、そういったような違うところもあるだろうってことらしい。

まぁそれはともかく、今の俺には魔力察知もあるし、ただ単純に目が良くなるだけのスキルは必要ない気もしなくない。

それよりも、今回の狩で思った事が一つ。

俺は神経伝達速度加速により30倍のスピードを得て、スピードにはかなりの自身が有った。

しかし、イーグライはそれを単純にスピードで上回って見せた。

俺には心のステータスは見れるが、身体のステータスは見れない。

このイーグライは、かなり速度に自信が有った様だが、これでもまだ100万位台なのだ。

もし、後々魔王と戦う事になったとしてその魔王がこいつより断然速かったら…。

俺に抗う術など無いだろう。

そこで、俺は周りの時間を圧縮して俺を早く(・・)動かすだけで無く、自分が動く速さを上げる事も必要なのでは無いか。

そう思えて来たのだ。

そこで今気になって居るのがブースターというスキル。

最適化された魔力を放出して推進力を出し、スピードを加速する力。

今の所真っ直ぐしか使えない様だが、案外応用の仕方が見つかるかもしれない。

しかし、俺は鳥では無い。構造も大きく違う。

出された推進力に対してバランスが保てるかどうかさえ分からない。

最悪頭から地面に突っ込むだけで終わる可能性だって大いにあるのだ。

俺は結局暫く悩んだ挙句、自分で応用の方法を見つけ出せる事にかけブースターのスキルをゲットした。

この段階ですでに疲れて居るが今回の目的はこれじゃあない。

俺のもう一つのスキル。吸収擬態の実験だ。

早速吸収擬態を発動させる。

すると、

【捕食者の解析情報を同期してもいいですか?y/n】

俺は自分の勘の良さを褒め称える。やはり解析に関しては捕食者で代用出来る様だ。

俺は戸惑いなくYesと念じる。

そしたら急に

【鷹形態を入手しました】

精霊形態(エレメンタル)

【粘性形態を入手しました】


と出た。

鷹形態はイーグライだろう、

エレメンタルというのは恐らくアリスで、

粘性形態は恐らくスライム魔王の物だ。

二つ出るとは思っても見なかったが、逆に二つ出たのならそれ以前は?という疑問に至る。

が、しかし前例が少な過ぎるのでここで考え過ぎるのも得策ではないと思い直ぐに考えるのを止めた。

止めたところで早速、手に入れた鷹の形態を使ってみようと思う。

吸収擬態を発動するイメージをすると派生の様な感じで鷹形態と粘性形態の文字が出てくる。

派生の鷹形態を発動するイメージ。

すると、突如体の中から何かが押し出て来る感覚がする。

骨格の形がミシミシいいながら変わっていく。

背中を何かが突き破った感覚と激痛がした後、俺は急いで発動を止めた。

発動を止めて暫くすると、体の膨張は収まり暫くすると体の形大きさ共に全て元に戻って居た。

…なんだったんだ。




おやすみなさい

↓ちなみに

名前 ヒロ(ネームド)

種族 月光狼

能力 絶対の守護

賢人

影世界

シンクロ

嗅覚強化(常時発動)

進化論(ダーウィン)

捕食者

体毛操作

下克上

獣神形態(バーストウルフ)

眷属作成

人型

我慢

吸収擬態(鷹形態・粘性形態・精霊形態(エレメンタル))

能力を統べるもの(アリス)(使用不可)

呪われた血(常時発動)

ブースター

耐性 熱耐性MX

麻痺耐性MX

雷耐性MX

寒耐性MX

称号輪廻転生魔神ネオキのマシン

新参魔王

加護月の女神セレーネの敬愛



5/17

月曜日から試験なので日曜日投稿出来そうにありません\(^o^)/おワタ

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