第2話 婚約
2024年12月24日
クリスマスにて
「香織、お待たせ。」
「佑輝、遅いよ。」
私の名前は中村香織
24歳の私はエリート企業で働いていて、その同僚の浅葉佑輝とペアを組むことになり、仕事を積むにつれ、私は彼に、好意を抱いていた。
今日は聖なる夜と呼ばれる12月24日
今日彼にプロボーズをする予定だ。
―10数年前―
「おい!香織、ここで脱げやw」
私は成績がとても悪く、不良が通う偏差値40以下の高校に進学していた。
彼の名前は聞いた事もなく、私を使って欲求を満たして来ていた。
とにかくそれが怖かった。
日に日に人は増え、扱いも雑になってきていて、ただひたすらにこのクズどもと同等の存在感で、欲求を満たすことがとにかく悔しくてたまらなかった。
私を救うものなど存在しなかった。
なぜなら自分もそのターゲットになることはこのバカ共の高校でも考えなくてもわかっていたはずだ
だから私は1人でこの問題を抱え続けて、一定数まともな人のいる学校に転校することになった。
もちろんその転校先のテストはギリギリ合格だったが、もしそのテストが不合格だった場合、私はどんな世界を味わっていたのだろうか。
―時は戻る―
この夜にプロボーズする。
俺は目の前にいる問題だけを解かなければならない。
「おい!香織、早く行きすぎだ」
「ああ…ごめん!」
(何だこの反応は…?)
「珍しいな、驚くなんて。」
「いや、私だって怖がりはするって」
「そ、そうか…」
「そうだよ、ね、早く行こ…?」
「あ、あの…」
「どうした?」
「絶対このタイミングじゃないけどさ…」
「うん」
浅葉は腰を下ろし、膝を着いて左手を差し伸べた
その後とある一言とともに2人は笑い合った




