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04

アローニアと隣国のコテラル王国との仲は険悪である。

領土問題、利権の奪い合い、民族間の紛争など、あり来たりな問題が2つの国の間に横たわっている。

普段は小競り合い程度だが、時折、大きな紛争が起きる。


それは戦力の拮抗が崩れた時に訪れる。

つまり、竜騎兵の人数が大きく増減した時である。

3年前の大戦もコテラル王国側に多くの竜騎兵が生まれた事がきっかけだった。


結果はアローニア側の勝利に終わり、コテラル側は、せっかく増強された戦力を失う事となった。それにより、再び戦力は拮抗し、平和が訪れたというわけだが、またもバランスは崩れ、戦乱の幕が開けることになる。


アローニア側の竜騎兵の減少である。


アローニアの竜騎兵が2匹のドラゴンによって3名の竜騎兵を失い、更に備蓄していた4つの竜玉も適合者が現れなかったのだ。

竜玉は不適合者が飲み下すと、その者の死とともに失われてしまう。


こうして、アローニアの竜騎兵はジールとメルレーンの2人きりとなってしまった。

アローニアは、この事実はひた隠しにしたが、その努力も空しく隣国に漏れてしまう。

・・・こうして戦争は始まった。


メルレーンの目の前にはコテラル王国の竜騎兵2名が立ち塞がっていた。

隣には黒竜から受けた傷が癒えておらず、万全とは言えないジール。

後方ではアローニアの砦を攻めるコテラル王国の兵達と、それを迎え撃つアローニアの兵達。


「砦の方が気になるか?メルレーン」

「え?えぇ、まぁ・・・」

「気持ちは分かるが、目の前の敵に集中する事だ。仮に砦が落とされたとしても、ワシかオヌシが勝ち残れば、勝敗をひっくり返せる。つまるところ、竜騎兵の勝ち負けが戦争のそれと同義なのだ」


「わ、わかりました・・・」


「言うじゃねぇか、ジールのオッサンよぅ・・・。でも、解るぜぇ?本調子じゃねぇんだろぉ?そんなんでオレ達を倒して、砦に戻れるかなぁ?」


猛禽類の様な姿をした竜騎兵が上空から鋭い鉤爪でジールを襲う。

しかし、ジールを庇うメルレーンの盾によって、その攻撃は防がれる。


「ちぃ!こいつ!邪魔しやがってよぅ・・・。この新入り、結構やるなぁ・・・クアラフタ!こいつ、何とかしてくれよぅ」

「だから言っただろうが!メジャスタ!」


クアラフタと呼ばれた竜騎兵が、それに応じてメルレーンに突進する。

その騎兵の様な姿の竜騎兵の突進力は凄まじく、メルレーンは吹き飛ばされてしまう。


「メジャスタ!アレをやるぞ!」

「ひっひ!ジールのオッサンの為に編み出したコンビネーション。ってやつだな」


上空から翼を持ったメジャスタ。

地上から馬の様な下半身を持ったクアラフタ。

2人の素早いヒットアンドアウェイに対処しきれないメルレーンとジール。


「ジール様が傷さえ負っていなければ、お前たち2人なんかっ!」

「負け惜しみかよぅ・・・。つーか、老いぼれたんじゃなかったのー?」

「そんなわけあるか!先のドラゴンとの戦いで・・・」

「けーっ!ドラゴンなんかにやられたってのかよ!」

「ただのドラゴンじゃない!貴様らの国でも猛威を振るった、あの黒竜だ!」

「メルレーン!つまらんことは言わんでいい!」


メルレーンの言葉にコテラル王国の竜騎兵の動きが止まる。


「あの黒竜にコテンパンにされたってわけか?なるほどねぇ・・・。」

「確かに、あれは規格外のドラゴンだった・・・。同情はしよう・・・しかし!容赦はせん!」


再び2人の猛攻が始まる。メルレーンは再び窮地に陥り、

割って入ろうとするジールも返り討ちにあってしまう。


「3年前はいくらやってもビクともしなかった、オッサンの装甲だったけどよぅ・・・見ろよ!ひびが入ってやがる!」

「うむ。我、勝機を見たり!」


更に激しさを増す2人の攻撃についに、ジールが膝をつく。


「止めはオレが頂くぜぇ!このメジャスタ様がなぁ!」


背中を踏みつけていたクアラフタの蹄を跳ね飛ばしメルレーンが叫ぶ。


「ジール様ぁっ!」


ジールの所までは距離が有りすぎる。絶叫しながらメルレーンは無意識に黒竜の時に発揮した竜玉の力を使っていた。




強力な光が辺りを包む。メルレーン自身、この光が黒竜との戦いの時には救いとなった事は自覚していたが、この光が何をもたらすかは図りかねていた。

光は消え、メジャスタの体がジールの体に激突し、無様に地に落ちる。


「・・・あ?あれ?そこに落ちてるのはオレ様だよな?っていうか、体中が痛ぇ!」

「・・・傷の痛みが無い。何が起きた?なぜ、ワシの体が目の前にある?」


ジールとメジャスタは驚愕の表情を互いに突き合せた後、メルレーンに向ける。


「これが、メルレーンの竜玉の力かっ!ワシとメジャスタが入れ替わったというのか?」

クアラフタが竜玉の力の反動により身動きの取れないメルレーンを襲う。


「こやつ、竜玉を光らせる事が出来るのか・・・。この脅威!ここで取り除かねば!」

「させん!」


メジャスタの体を得たジールがメルレーンを庇う。


「メジャスタ!邪魔を・・・。くっ!今はジールか!」

「ふふん。体が驚くほどに軽いぞ。まさしく若返ったかのようだ。大丈夫か?!メルレーン!」


「えっ?ジール様なんですか?体が入れ替わって?」

「うむ。その通りだ、だが、今はその話をしている暇はない。こやつらを蹴散らすぞ」


初めは不慣れな体に戸惑っているかのようなジールだったが、次第にクアラフタを圧倒してゆく。


「オヌシ、思ったよりも仲間思いか?さっきから躊躇っておるようだな!メジャスタの体を傷つけるのを!」


「クアラフタ!何とかしてくれ!こんなオッサンの体は、オレ嫌だぁ!」

「く、く・・・。くそう!喚くなメジャスタ!」

「その躊躇いが命取りよ!メルレーン!動ける様になったらメジャスタに止めを刺してしまえ!ワシの体だとて遠慮はいらん!」

「しかし、ジール・・・」


メジャスタを前にして戸惑うメルレーン。


「ふむ。確かにオヌシには酷な話か・・・。ならば、ワシが見せよう。アローニアを守る決意を!」


上空から飛来した鉤爪がジールの体だったモノを貫き、引き裂く。


「ぐぅぁぁぁっ!こんな所で!こんな体でぇ!」

「ふん!名誉に思ってほしいものだな。アローニアを10年に渡り守ってきた体だ」

「オレの、体・・・、オレの・・・オの・・・レ・・・」


鉤爪を引き抜き、クアラフタに向き直る。


「・・・さて、後はお前だけだな、クアラフタ」

「まさか、躊躇いも無く自分の体を破壊するとは・・・。仕方ない。諦めました。本当は2人だけで3年前の雪辱を晴らしたかったのですが・・・」

「なに?」


クアラフタが何かの合図らしい口笛を吹く。

すると、物陰からゾロゾロと5名ほどが現れた。


「伏兵か?今更、普通の兵が何の・・・」


そう言い掛けるジールだったが、5人全員が竜騎兵と変わるのを見て絶句する。


「そんな・・・。竜騎兵が5人もだと・・・?!」

「本来なら、アナタ達2人には我が国の新入りの紹介をするつもりは無かったのですがね」


「ジール!逃げてください!その翼なら可能なはずです」

「馬鹿な事を言うなメルレーン!竜玉の力を完全に引き出すことの出来るオヌシこそアローニアの至宝!オヌシこそ逃げろ!」


「2人とも逃げられる訳ないでしょうがぁぁぁ!」


クアラフタの怒号と共に一斉に2人を襲う竜騎兵達。


彼らを黒い影が覆う。

急に暗くなった事を不思議に思った竜騎士の一人が上空を仰ぎ見る。


影の主は赤い目をした黒竜・・・ラコットだった。

恐怖に引きつる竜騎士の体を踏みつけながら地上に降り立ち、威嚇がてらに一声吠える。


「ひぃぃっ!こいつ!あの黒竜が何で此処に!?」

「こいつが例の黒竜か!くっくっく、この竜騎兵となったオレが・・・うぎゃぁぁっ!」「逃げろぉっ!こいつは普通じゃねぇ!」

「竜騎兵が5人も居て情けないぞ!新入りども!」

「何言ってやがる!アンタが一番、腰引けてんじゃねぇか!」


蜘蛛の子を散らすように逃げ惑うコテラルの竜騎兵達。

彼らを黒竜が蹴散らすのをメルレーンは呆然と見ている。


「貴方は、まさか・・・」


あの黒竜がまた、気まぐれに暴虐の限りを尽くすために現れたの?

それとも、私の竜玉の力で黒竜とラコットの体が入れ替わって、アローニアの危機に駆けつけてくれたの?


黒竜はメルレーンを見据えるが、何も答えずに飛び立って行ってしまった。


ああ、やっぱりラコットなんだ。あの黒竜にコテラルの竜騎兵だけを攻撃する道理なんてないもの。


「ラコット・・・。そんな体にしてしまった私を恨んではいないの?」


メルレーンは黒竜の背に向かって呟いていた。






「この軽薄そうな顔・・・。好きになれそうも無いわい」


盃に注がれた酒に映る顔を見ながらジールが呟く


「・・・スミマセン」


いつの間にか、そばに来ていたメルレーンが声を掛ける。


「おお!メルレーンか!いや、オヌシを責めている訳ではないのだ。・・・それどころか感謝しておる。オヌシの助けがなければ死んでいたかもしれなかったわけだからな」

「まさか、体と心を入れ替える力だったなんて・・・」

「ふむ。まったく驚くべき力だ。だが、その力があれば、この戦局をひっくり返すことも出来よう」


ジールの盃に酒を注ぐメルレーン。その表情は、どこか嬉しそうだ。


「確かに、先の戦いの時の様に傷ついたジール様と無傷の相手と入れ替えれば・・・あっ!それに竜騎兵でないものと相手側の竜騎兵を入れ替えてしまえば相手側の戦力を削りながら我が方の戦力増強も・・・」


酒を飲み干したジールがメルレーンの言葉を遮る。


「だが、もう力の使い所には気をつかわなければならんぞ。メルレーン」

「え・・・。あ。確かに入れ替えられてしまう人の気持ちを考えないわけではありません。しかし、戦況は圧倒的に不利で・・・」


「いやいや、そうではないのだ。メルレーンよ」

「・・・では、何故・・・?」

「竜騎兵が短命だというのは、オヌシも知っておるだろう?」

「・・・はい」


「竜騎兵の平均寿命は20年ほどだが、その殆どは武装を特化させて戦う。ワシが防御に特化した姿に変化したり、オヌシの両腕が槍と盾に変化したりと言った具合にな。だが、その昔、武装特化せずに戦い続けたものがおった。

不器用だが、戦闘能力の高いものでな。その者は50年以上の間、戦い続けたそうだ」


ジールは酒を盃で飲むのを止め、大瓶から直接、飲み下していた。

しかし、はっきりした口調で口上を続ける。


「竜玉を光らせ、その超常の力を操る者は今までも、数えるほどしかおらん。リナリーと言う者もそうだったとな?」

「はい・・・。リナリーは力は死者を使役するものでした」

「それは凄いな。竜玉が起こす奇跡は想像を遥かに超えるものばかりだ。たしか、リナリーは平民だったな?貴族の連中は竜玉との適合には血脈の貴賤が関係すると考えているようだが、それが当てにならぬと実証されたわけだ。なんせ、平民のリナリーが竜玉に適合するだけでなく竜騎兵として最上の力を引き出したのだからな。それが皆に広まれば、この国もひっくり返るかもしれんな!がはははははっ!」

「・・・!ジール様」


酒の勢いで要らぬことまで喋り出すジールを嗜める。

この砦にも多くの高官が常駐している。それらの耳に入れば面倒になりそうだ。


「おぉ。話が逸れたな。うん。どこまで話したか・・・。そうだ。竜玉の超常の力だ。それを使えるものは、我が国にも数えるほどしかおらんかった。その全員が普通の竜騎兵よりも短命だったのだ」

「では、力を使うなと仰ったのは、私の身を案じて下さったのですか?」


空になった大瓶を床に置き、ジールが続ける。


「そうだ。竜騎兵の最後を知っているか?メルレーン」

「・・・いえ」

「動かなくなるのだ。ある日、突然。まるでゼンマイの切れた人形の様にな・・・学者どもは、竜玉には力が蓄えられていて、それを使い果たすと動けなくなると考えておるようだ。おい!そこのお前!代わりの酒を持ってこい」


そう給仕係の新兵に命じた後、ジールはメルレーンの目をジッと見据えた。


「戦うなとは言わん。オヌシの力は確かに必要だ。だがな命を削るというなら順番から言って、まずワシが先だ」

「ですが・・・」

「それにな。あの黒竜だ。ワシにはアレが加勢に来てくれたとしか思えんのだ」

「やっぱり・・・。そう思いますか・・・。あの黒竜は多分・・・ラコットです。あの時、あの場に居た見習いの騎士です」

「おお。あの勇敢な若者か。その者が我が方についてくれれば、黒竜の恐ろしさを知るコテラル王国の連中は我が国を攻めることなど考えんだろうな。・・・ふむ。酒が来るのが遅いな。どれ、様子を見てくるとしよう」


1人になって、改めて周りを見渡すメルレーン。

目が合った若い士官が慌てて目を逸らす。


考えてみれば、宴の席で人望厚いジールが手酌で酒を飲むなんて、普通は無い事だ。

姿が変わって、すっかり若返ってしまったジールに皆、戸惑っているのだ。


自分の奇異な力が自分だけでなく、ジールまでも孤独に追いやってしまったのでは?などと考えて気を落としていると、ジールが先ほどの新兵を連れて戻ってきた。


腰が引けている新兵の首をがっちりと掴み、逃げられないようにしている。


「おい、貴様、名は何と言ったか?」

「ガルニア・マイルズであります!いい加減覚えてくださいっ!これで3度目ですよ」

「ん?そうだったか?!がはははは」


自分はともかく、ジールについては杞憂なようだ。


「良し、ここに座れガルニア。メルレーン、オヌシの分も持ってきてやったぞ」

「あ、いや、私はお酒は・・・」

「んん?今、オヌシが飲んでいるのは果実酒ではないか?」

「えぇっ?!これ、お酒なんですか?!」

「がはははは!知らんで飲んでたのか。・・・それにしても、誰もメルレーンを称えに来ないとは、この砦の者たちは、なっておらん!」

「皆、戸惑っているんですよ。僕はジール様が一番、戸惑っておられるかと思ったのですが」

「何に戸惑うというのだ。体が入れ替わったことか?それで、この砦を、アローニアを守ることが出来たのだ。何を戸惑うことが有る」

「それはそうですが・・・」

「オヌシ、ガルニアはアローニアに守りたい者はおるか?」

「え?守りたい者ですか?」


突然の質問に困惑するガルニア。


「そうだ。ワシの妻は病を患っておる。ワシは妻の為にも街を戦場にするわけにはいかんのだ。この砦が突破されれば、コテラルの軍隊は王都まで及ぶだろう。それを防ぐためなら、手足が千切れようが、体が入れ替わろうが構わんのだ。どうだ、ガルニア。オヌシにはそういう者はおらんのか?」

「・・・います。僕には妹が・・・大事な妹が居ます」

「そうか。その者の為だったら、どうだ?自分の命が惜しいか?」

「まさか!惜しくなどありません!」

「聞いたか?メルレーン!次はこいつをコテラルの竜騎兵と入れ替えてやれ」

「えぇ!?」


ガルニアとメルレーン同時に驚きの声を上げる。


「冗談だ!冗談。がはははははっ!」

「い、いや!メルレーン様、僕はそれでも構いません!」

「あ、あぁ、えぇと、その・・・」と返答に困るメルレーン。

「えぇい、冗談だと言っておろうが・・・。ところでメルレーンには居らんのか?」

「守りたい者ですか?」


暫し考える。家族は父と母が居る。だが、メルレーンを立場でしか見ない冷たい人たちだ。守りたいと考えたことは無い。

他に誰かいないかと考えていると、不意にラコットの顔が浮かんだ。


共に厳しい訓練を耐え抜き、竜騎士となった後も共に戦うと言ってくれた戦友。

家族を除けば、一番同じ時を過ごしている人かもしれない。

こんな時に思い出すなんて、私は彼が好きだったのだろうか。


答えあぐねているメルレーンにジールが助け舟を出す。


「まぁ、無理に答えろとは言わん。オヌシの献身的な戦いぶりの理由を知りたかっただけだ。もしかしてワシと同じような理由があるのかと思ってな」


そんなもの有りはしない。ラコットは居なくなってしまった。少なくともアローニアの国には。今の私には大切な者など、居ない。

そんな自分と違って、ジールの戦う理由の何と眩しい事か。


しばしの沈黙の後、メルレーンが口を開く。


「ベルクヌーイ広場・・・」

「ん?街外れの広場か?」

「はい。私のお気に入りの場所です。子供たちが戯れ、人々が行きかう、その広場が私の守りたい物です」


「なるほど・・・。オヌシの献身の理由が何となくわかった気がするぞ。個ではなく、公の為に献身を尽くす竜騎兵よ。先ほども言ったが、無理をし過ぎるなよ?」

「・・・はい」


嘘ではないが、誤魔化すようなことを言ってしまったとメルレーンは少し後ろめたさを感じる。


「ベルクヌーイ広場!僕の家は広場の近くにあるんですよ!」

「あっ、ガルニア!オヌシ、ワシの酒を、こんなに飲みおって!」

「いいじゃないですか。ボクがまた持ってきますから。その前にもう一度乾杯しましょう!この3人でアローニアを守るんです!」

「おいおい!ガルニア3人だけとは聞き捨てならないな!オレ達も混ぜてくれよ」


ガルニアの大声に、それまで遠巻きに見ていた若い兵士たちが集まってきた。

乾杯を叫ぶ声が響く。


仲間の明るい声にメルレーンの僅かながら寂しさは紛れ、言い様の無い幸福感を感じていた。

それは果実酒のせいだけではないだろう。

祖国を・・・アローニアを守ろう。守りたいものも、いつか見つかるかもしれない。


その為なら、どんな力を使っても構わない。

メルレーンは、決意を固くしていた。


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