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十一話 スキルアップ

 私は毎日集落に通った。朝起きて朝食を採り、薪集めや食料集め、周囲の探索をして、昼食を挟んで午後から集落訪問。夕方に帰り、夕食を食べて、風呂に入って寝る。そんな日々。一人でサバイバルをしていた時よりも遥かに刺激的で、楽しい毎日だった。二十一世紀視点だと楽しむどころではないが、今までが退屈すぎたし、慣れてみるとこれはこれで悪くない……とまではいかないものの、良い所がたくさん見えてくる。


 私が見つけた粘土層から粘土を持って行って、縄文人の真似をして土器を作ったり、木の実の殻を砕いて中身を取り出すのを手伝ったりしている内にけっこう仲良くなる事ができた。言葉も一ヵ月もするといくつかの単語が判別できてくる。「土器」とか「火」とか、人の名前とか。

 最初に宝器を受け取った毛皮男がハンガラ。タマモに遊ばれていた子供二人はハアディンとバラグで、クッキーをくれた女性二人がヨイヨイとアレメ。全然日本っぽくない名前。


 そして私は ア マ テ ラ ス と呼ばれている。


 正確に発音すると「イェアマエルス」なんだけど、一度空耳を覚えてしまったらもう「アマテラス」としか聞こえなかった。土器が「イェアマ」だから、多分「土器の~」のような意味の名前と思われる。最初に贈った宝器が由来か。

 例え空耳でも太陽神太陽神と呼ばれるのはこっぱずかしかったので本名を教えようとしたものの、縄文人には発音が難しいらしく、私のボディランゲージやカタコト縄文語が未熟だった事もあり、チンプンカンプンという顔をされるだけに終わる。

 最初は違和感しかなかった名前にもしばらくすると慣れてしまい、ずるずるとなし崩し的にアマテラスで落ち着いてしまった。PNや渾名か何かと割り切ればそこまで拒否感もない。世の中にはきゃろらいん(略)ぱみゅぱみゅと名乗ってる猛者もいるのだから、アマテラスぐらいなんて事はない。


 そしてタマモはタマモという名前で普通に定着した理不尽。がっでむ。


 名前の事はもう諦めて、言葉をしっかり覚えたらまず服を作るために麻の見分け方と採り方を教えてもらおう、と思っていたのだが、ぞろぞろ出かける女衆についていったら偶然にも知る事ができた。

 麻は小学生の時に授業で育てたケナフによく似た植物だった。高さ1.5メートルぐらいのものが河の近くの日当たりの良い場所に群生していて、それを女衆が磨製石器を使って根元から刈っていく。刈ったものはすぐに枝葉を落とされ、表皮を剥がされた。私も自分の石器で表皮を剥ぐのを手伝う。というか自分用の繊維を確保するために真似をする。最初は食用植物だと思っていたが、縦方向に引っ張ると簡単に裂けてどこか見覚えのある繊維状になったのですぐに麻だと分かった。


 炎天下の日差しの下でひたすら麻から表皮を剥ぐ作業を続け、半日続けてこんもりとした表皮の山ができたところでそれを川べりに運ぶ。縄文人達は河の流れが緩やかな場所を石で囲って池のような場所を作り、そこに麻を沈めた。水に沈める意味はよく分からなかったが、私も真似して小さな池のような場所をつくって沈める。その日はそれで終わりだった。


 翌日、またぞろぞろと女衆にくっついて河原にやってきて、池から沈めた麻を引き揚げる。そしてくたっとした麻の表皮の更に表面の、茶色っぽい外皮? 部分を石器で削ぎ落していく。外皮がとれると茶色がかった長い繊維ができる。これが亜麻色か。

 外皮をとるのにも半日近くかけたが、まだ日没まで時間があったので、女衆は服を脱ぎ捨てて全裸になり、水浴びをはじめた。五歳~三十歳ほどの女達が全裸でキャッキャウフフと水浴び。楽しそうだ。

 しかし彼女達には申し訳ないが私の美的感覚でいうと平均レベルに達している者が一人もいない。全体的に毛深くて不衛生感が漂っている。遊び方もなんだか野性的。水を掛けられたら「キャー、やったなーウフフフフ」ではなく「ギャー! やりやがったなゲハハハハ」といった感じで、掛けてきた相手の頭を掴んで水面に叩きつけている。それでも掛けた方も掛けられた方も笑っている。

 あれに混ざりたくはない。ついていけないし、目の毒だ。嫌な意味で。容姿で人を貶すつもりはないけど、人に見た目は関係ないと綺麗事を語る気も無い。

 何人か私も水浴びしないか、と身振り手振りで誘ってきたがお断りした。


 麻の採り方が分かれば後はもう服問題は解決したようなものだった。麻を使った布の編み方の方はもう知っている。縄文人は女男の区別なく、家にいる間は頻繁に布を編んでいるので、見て覚える時間はたっぷりあった。

 編み方は簡単で、物干し台に先端に小石を錘につけた縦糸を三、四十本ひっかけたら、あとは……こう……横糸をぐるっと回して引っ掛けて、縦糸をくぐらせていって、またぐるっとやって……と、とにかく簡単だ。言葉にするのは難しいが、見ればすぐ分かる。


 布の編み方の初歩編としては指で編んで紐を作る形式もあるようで、こちらは主に子供が暇つぶしにやっている。片手を織物台に見立てて繊維をかけ、もう一方の手で編んでいくのだ。器用なもので、するすると紐ができていくのは見ていて面白い。私も真似をしてみるとすぐに習得できた。多分「指編み」→「物干し台編み」と段階を踏んで編み方を覚えていくのだろう。特に子供はよくどちらが早く編めるか競うので、編むペースも熟練度の上がりも早い。できあがった紐はタテ穴式住居の柱を縛り付けて固定したり、魚をぶら下げて干したりするのに使われる。


 紐とは違い布を編むペースはとてもゆっくりで、少し編むのにも凄く時間がかかる、今日は三センチ、明日は五センチ、明後日は休み、といった感じでマイペースに進めているし、おしゃべりしながらのろのろやっているのでなかなか進まない。まあ別に急ぐ必要もない。売るわけでなし。緊急に必要なわけでなし。縄文生活に触れている中で、麻編みを見ている時が一番「スローライフ」という言葉の意味を実感できる。


 縄文の人々の中で一番仲が良いのはハンガラ(毛皮男)で、ちょいちょい家に招かれて食事をご馳走になる。ハンガラに渡した宝器は彼の家族、というか家で使われていて、私とタマモがご相伴に与る食事は必ず宝器で煮炊きされた鍋だ。基本山菜類の鍋になるが、鹿や猪が獲れた日の鍋には集落に山分けにされた肉が入る。


 狩りで獲れた肉は山分け。毛皮は狩った人の取り分。これがこの集落のルールらしい。

 つまりハンガラは狩人。それもけっこう腕がいいらしく、狩りで収穫があった日の獲物は大抵ハンガラが担いで運んでくる。発言権や権力、という概念があるかは怪しいが、尊敬されていて、行動力があるのは間違いない。お見合い状況を打破して宝器を受け取ったのはハンガラだし。


 狩人といえばタマモもいっぱしの狩人として縄文人の人気を集めていた。タマモは集落ではネズミ専門ハンターとして活躍する。

 人間よりずっと狭い場所を通る事ができ、嗅覚も聴覚も人間以上。集落に住み着いて縄文人達が貯め込んだ食料を食い荒らすネズミを退治するのには最適だった。

 厳しい森の中よりも、食べ物が集中的に保管されている集落の方がネズミ密度は高い。狼も猫もいないこの集落ではネズミ対策が全然できていなかったようで、タマモの狩りは入れ食い状態。やんやの喝采を浴びる。

 タマモはネズミを簡単に捕まえられて幸せ。縄文人もネズミを退治できて幸せ。Win-Winの理想的関係だ。私よりも上手く縄文人に付き合ってる気がする。











「に"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」


 晩夏、日の出早々石室で体を掻きむしりながら絶叫して目を覚ました私は集落への移住を決意した。夏に入ってからずっと我慢してきたが、もう無理。

 枯草を敷いているので寝心地は悪くないし、風通しが良く寝苦しくも無い。夢見も良かった。住み心地そのものに全く問題はない。

 それで何が不味いって虫が不味い。朝起きると毎回毎回体中が虫刺されだらけになっている。もう痒いのなんの、SAN値が削れるレベル。主犯蚊、共犯ノミ。


 蚊をシャットアウトしようと締め切ると暑くて眠れないし、そもそも完全に締め切るのが至難の業だし、麻で蚊帳を編むには圧倒的に時間が足りない。編み終わる頃には来年の夏になっている。せめて河から離れればマシになるはず。集落では石室周辺ほど蚊を見かけない。

 ノミはタマモが持ってくる。一度毛づくろいしてピカピカにしても、数日経つと森の中からまた新しく拾ってくるのでキリがない。熱に弱いから火で炙れば落ちるけど、一度タマモをだっこして火で炙ってみたらうっかりヒゲを焦がしてしまい、しこたま引っ掻かれた。それ以来だっこして火に近づくと暴れる。湯に浸けるのはタマモが水に浸かるのを嫌がるのでダメ。


 ノミはもう野生動物だから仕方ないとしても、蚊の方は集落に移住すれば緩和できる。この数ヶ月で家に泊まらせて貰えるぐらいには仲良くなったし、いい加減に石室と集落の往復が面倒になってきた。集落の端っこの空き地に小さな小屋を建てても誰も怒らないだろう。こんな蚊だらけの場所にいられるか! 私は集落に移るぞ!


 刺されて赤くなった肌に宝珠を当てながら宝器で朝食を煮る。今のところ宝器の性能は汚れがつきにくく、臭いが移らない、という事しか分かっていない。地味すぎる。地味に助かってるけど。

 宝珠の効果範囲はだいたい20cmくらいなので、こまめに当てる場所を変えてまんべんなく治療する。朝食を食べ終わる頃には痒みも腫れも完全に引いたものの、毎度毎度この治療が終わるまでの間にストレス溜まる溜まる。今一番欲しい現代道具は蚊取り線香。


 朝食後はひぐらしの声を聞きながら河原で流木を集め、ついでに食材集めと服の修繕。私の服は天狗の葉っぱ+麻紐で初期よりはグレードアップしているものの、まだみすぼらしい。麻服は布面積を減らして少しでも完成を早めるために半袖のワンピースを編んでいる。秋に入る頃には麻服に切り替えたい。秋になると葉っぱも枯れて服に加工するのが難しくなるだろうし。


 ちょっと水浴びを兼ねて魚を浅瀬に追い込んで捕まえ、昼食を挟んで今日もタマモと一緒に集落へGO。


「おはよう」

「おはよう」


 住人達も私も慣れたもので、集落に入っても軽く挨拶をするだけで特に変わった扱いは受けないようになっていた。

 ちなみに朝昼晩で挨拶は共通。「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ただいま」を混ぜたような挨拶だ(※作中では分かりにくいので分けて書く)。


 挨拶からも分かるように、縄文語は語彙が少ない。例えば沢と小川を区別しない。数を表す言葉が1、2、3、4~6ぐらい、7~10ぐらい、7か8以上ぐらい=たくさんの六種類しかない。風と空気の区別が曖昧。老人という言葉がない、などなど。

 哲学や自然科学が発達していないし、生活に多くの言葉を必要としていないからだろう。当たり前と言えば当たり前だ。


 縄文語を日本語に変換できても、該当する縄文語が存在しない日本語があったりもするが、これが意外と困らない。「ゼロ」「病原菌」などといった縄文人には難しい概念をいかに避け、簡単な言葉で話すか? 最初はかなり気を遣ったけど、今では普通に話せる。要は幼稚園児に話しかけるように話せばいい。彼らの知識量はその程度だから。

 と言っても植物やキノコの見つけ方と見分け方、編み物の模様のつけ方などの知識は幼稚園児どころか一般的な社会人を遥かに超える。


 現代では義務教育でまんべんなく物事を学ぶが、縄文人は必要な事を必要なだけ学んで育つ。義務教育で古文や漢文、簡単なプログラミングを学び、その後一生使う機会が無かったとか、バーレーボールを体育の授業でやったけど物凄くつまらなかったしその経験が活きる事は一生無かったとか、そういう事が縄文人達には起きない。

 楽そうで羨ましいと思うし、視野が狭まりそうで嫌だとも思う。一長一短だろう。かならずしも縄文人の全てが現代人に劣っているわけではないのだ。


「九割は劣ってるけどね……」


 地面に落とした縄文クッキーを払いもせずにそのまま口に入れた子供を見かけてため息を吐いた。洗って喰えとかせめて払えとか言っても「なんでそんな事するの?」と不思議な顔をされるのでスルーするようにしている。衛生って概念が全く無いから説明できないんだよね。下痢とか腹痛は完全に偶発的に起こるものだと考えているようで、悪魔が入り込んだとか、天狗じゃ天狗の呪いじゃ、とかいう段階ですらなく、原因があるという事を考えもしない。むしろゲンインって何? おいしいの? と言いだしかねない。

 呼吸をしたり、歩いたりするのと同じように、生きていれば腹痛や下痢は当たり前に起こるもの。そう考えている連中にいったいどうやって衛生の概念を説明しろと。


 集落の周辺をうろつき、私は新居用の土地の下見をする。この時代はまだあの土地は誰それのもの、という概念が無いから、小道のド真ん中を占拠するとかそーいう馬鹿をやらない限り、どこに建ててもいい。後は利便性の問題だ。

 河に近く(水確保が楽だから)、木が疎らだったり幹が細かったりしていて(伐採の手間を省く)、集落に近い場所。目星をつけた私は早速枝で落ち葉を掘って円を描き、大雑把に建築用の土地を区切った。

 広さは四畳半ぐらい。タマモと二人暮らしの予定だから、そんなに広くする必要はない。


 近くの家から小ぶりの石斧を借りてきて、細い木の幹に打ち付ける。

 が、石斧の斬れ味が恐ろしく悪く、斬り倒すというより殴り倒す事になってしまった。私の腕力が低すぎるとか、鉄斧と比べているからとか、色々理由はあるんだろうけど。

 予想の三倍時間をかけて斬り倒した時には手がこすれて真っ赤になっていた。

 宝珠は持ち運びに不便な大きさなので置いてきたため、治療はできない。つばをつけ、麻紐を手に巻いて滑り止めにして作業続行。皮がずる剥けても後でまとめて治せばいい。怪我の多い生活を送ってきたからか、最近では痛みをそこそこ我慢できるようになってきた。

 かっぱらってきたのか貰ってきたのか、焼き魚を咥えたタマモに見守られながら私は木こりになる。


「与作~……は! 木~を伐……るッ! へいへい……ほぉ! へいへい……ほぉう!」


 ヤケクソ気味に石斧を何度も何度も叩き付け、痛む腰背筋腹筋腕その他諸々を叱咤しながら三本伐採。最後の一本はちょっと太めなので明日に回す。今日はもう無理だ。手がぶるぶる震えていて言う事を聞かない。

 伐採した木を蹴り転がして日当たりの良い場所に移動させ、ふらふらしながら帰宅。

 この後太い木を倒して、切り株を掘り起こして、穴を掘って、柱を立てて骨組を作って、葦を刈ってきて屋根葺きして、麻紐で固定して……うぼぁー。労働量がはんぱない。

 誰かに手伝ってもらおうか。でもなんだか一人でできないと認めるのは悔しい。手伝ったんだからここに居てもいいよね! と居座られるのも嫌だ。垣根が無いと言えば聞こえはいいが、連中は誰も彼も我が物顔で他の家に出入りするから困る。プライバシーを捨てられるほど私はここの生活に染まっていない。


 夕食をとって、石を池に落として風呂の準備をしながら考える。

 今日は特に疲れた。気持ちよく眠って体を労わってやりたい。が、朝起きれば確実に待っている痒さ地獄……! 蚊は仕方ないが、タマモが源泉になっているノミを許していいのだろうか? タマモが湯を嫌がるという理由で私が痒さを我慢するというのが許されるのか?

 否……! 断じて否……!

 タマモ殿、今まで見逃してきたがもう容赦せぬ。年貢の納め時にござる。

 私は宝珠にお腹を乗せてだらーんとしていたタマモをひょいと持ち上げ、薄らと白い湯気をあげている風呂に投げ込んだ。


「どっせぇーい!」

「ヒャウーン!?」


 甲高い悲鳴を上げ、錯乱しながらばたばたと這い上がってきたタマモを捕まえ、また投げ込む。


「くぁーん!?」


 タマモはまた急いでお湯から上がろうとしたが、上陸先で私が待ち構えているのを見て止まった。前脚を縁にかけて警戒するタマモと、上がったら即突き落としてやろうと構える私とで睨み合いになる。

 タマモがさっと向きを変えて反対側から上陸しようとする。そして回り込んだ私を見てますます強く睨んでくる。逃がさん。


 しばらく膠着状態が続いたが、段々とタマモの顔が穏やかになってきた。私を睨むのをやめ、顎を縁に乗せて脱力し、リラックスした様子で気持ちよさそうに目を閉じた。

 タマモには風呂好きの素質があったらしい。嫌いな奴は風呂だろうがなんだろうが全力で抵抗するが、タマモは先入観で嫌がっていただけっぽい。

 これからは自発的に入ってくれるだろう。強引でももっと早くやっていれば良かった。


 ノミ問題は解決。でも蚊問題は未解決だからやっぱり移住は決行する。孤立して暮らすと冬が来た時に雪に埋もれて春の解凍まで身動きが取れない、なんて事になりかねないし、考えれば考えるほど移住しないという選択肢はありえない。

 明日も頑張ろう。


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